【土地家屋調査士】未経験者が転職の際に求められる条件やポイント・求人
by LEGAL JOB BOARD 堀内
コンサルタント
- 担当職種:
こんにちは。土地家屋調査士の転職エージェント「リーガルジョブボード」の堀内です。
今回は、「未経験で土地家屋調査士の転職・就職する際に求められる条件やポイント」を解説します。
これから土地家屋調査士の資格を取得しようとしている方や、資格取得したばかりの未経験の方は、本記事を読むことで転職活動を
有利に進めることができます。
※一般的に、土地家屋調査士を目指す場合、「土地家屋調査士補助者」として働きながら資格取得を目指す方が多いです。私たちリーガルジョブボードは土地家屋調査士補助者になりたい方の転職活動もサポートしているので、何かあればこちらからお気軽にご相談ください。お急ぎの方は右下のチャットでも構いません。
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この記事の目次
土地家屋調査士事務所が求めている人材の特徴や条件
まずは、土地家屋調査士事務所がどのような人物を求めているのかをお話していきます。
採用側が求めている人材のポイントを把握しておくことで、書類選考や面接選考での受け答えも柔軟に対応することができます。
以下に、調査士を採用したい事務所や法人が求める人材のポイントをまとめます。
年齢が若い方
土地家屋調査士事務所は若い人材を求めていることが多いです。
その証拠に、求人にはよく『キャリア形成のため』という理由で若年層を募集しているケースが多いです。
また、土地家屋調査士は独立がしやすいので、ある程度経験を積むと開業を考える方も少なくありません。
そのため、40代や50代の経験豊富な方を雇っても、独立のために辞められてしまうケースが多く、そういう観点でも「年齢が若い方を採用したい」という考えの事務所が増えています。
もちろん「年齢関係なく人柄重視」といった事務所もありますので、求人を探す際は『若年層を募集』などと書いているかどうかも注目したい部分ですね。
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体力のある方
どの企業でも採用するとき健康かどうかを気にしますが、土地家屋調査士は健康なだけではなく体力があるかどうかを注目されることがあります。
それは、土地家屋調査士の仕事は体力的に大変な部分があるからです。
外での測定業務は暑い夏や寒い冬に関係なく行われますし、遠い場所での測定の場合は移動時間が多く帰ってくるのが夜遅くになったりします。
体力がないと続けにくいことがあるのでしっかりと体力をつけておきたいですね。
【動画あり】実際の現場で土地家屋調査士が実務を行う様子
土地家屋調査士業界が完全未経験の方からすると、土地家屋調査士が普段どのような実務を行っているのか気になりますよね。そこで、実際の現場で調査士業務を実施している様子を動画にまとめてみました。
測量士や測量士補の資格保有者
土地家屋調査士になるためには国家資格が必要ですが、更に測量士などの資格を持っている人は事務所からの評価も高くなります。
その業界に深い知識があると認められることはもちろんですが、土地家屋調査士と測量士の業務領域の違いが最大の理由です。
登記ができるかどうかの違いもありますが、土地家屋調査士は登記を目的とした測量しかできないのに対して測量士は登記を目的としない測量しかできません。
そのため、どちらの資格も持っていることで測量の領域が広がり事務所からは重宝されるのです。
コミュニケーション能力がある
土地家屋調査士にコミュニケーション能力は不可欠です。
測量などを行っているイメージが強いですが、その測量のときに境界の確認を近隣の方にお願いしたり、クライアントとのやり取りを行うことも多いためうまく人と関われることが必要になります。
特に個人事務所で勤務する場合などは顔なじみが多く、クライアントとの距離も近いためよりコミュニケーション能力が必要です。
面接ではその部分もチェックされているので堂々と話すように心がけましょう。
未経験でもスムーズに転職する方法
どのような人材が求められているかわかったところで、次は未経験でもスムーズに転職する方法を説明します。
実は土地家屋調査士事務所の求人は未経験可能のものも多くあります。
以下では転職方法を、おすすめ順にご紹介します。
土地家屋調査士を専門とした転職エージェントを活用する
一番のおすすめは、土地家屋調査士を専門とした転職エージェントを活用することです。
転職エージェントを挟むことで、あなたのご経歴やスキル・人柄に合った未経験歓迎の求人を提案してくれます。
また、書類や面接対策も行えるのでひとつひとつの内定をグッと上げることができます。
弊社LEGAL JOB BOARD(リーガルジョブボード)には、土地家屋調査士の専任エージェントが在籍しておりますので、ぜひご活用ください!
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土地家屋調査士会を活用する
土地家屋調査士会のサイトに求人がたくさん掲載されています。
土地家屋調査士会は全国各地にあり、希望する地域のサイトを見てみましょう。
資格を取りはじめての就職活動で探す人も多く、未経験可能の案件も多く存在します。まずは気になる事務所をピックアップして調べてみましょう。
転職サイトに登録
最近は、土地家屋調査士会に掲載していない・転職サイトに載っているケースも増えてきました。
転職サイトは登録しないと閲覧できない非公開求人などもありますので、登録して希望に合う求人がないか探してみましょう。
土地家屋調査士会のサイトと併せてチェックすることで、より多くの情報を集めることができますよ。
土地家屋調査士の未経験歓迎の求人
以下に、土地家屋調査士の未経験歓迎の求人一覧を掲載するので、ご覧ください。
ちなみに、ここに掲載されているのは「公開求人」のみです。
事務所によっては「非公開求人(転職エージェント経由でしか応募できない求人」にのみ掲載している求人もあるので、機会損失とならないよう、すべての未経験歓迎の求人をご覧いただくことを推奨します。
弊社リーガルジョブボードに本登録(無料・1分)していただくと非公開求人もご紹介いたしますので、ぜひご活用くださいませ。
転職時に気をつけるポイント
最後に求人を探すときに気をつけなければいけないポイントをお話します。多くの求人があってなかなか決めかねている人も多いと思います。
下記のポイントに気をつけて求人を探していきましょう。
求人を長い期間出している事務所は要注意
求人がずっと出ている事務所は何かしら問題があることが多いです。
ずっと出しているということは、人材が集まらなかったり入社してもすぐに辞めている、または違う人がバタバタとやめてしまっている可能性があります。
待遇が悪かったり、働く環境が良くなかったりするので要注意です。求人の見極めもありますので、就職・転職活動は期間に余裕を持って行いたいですね。
※あくまで傾向で、絶対ではありません。
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開業したての事務所への転職は慎重に
開業したての事務所への応募は慎重に行いましょう。
例えば、地方だと老舗事務所が根強く仕事を取り続けている場合が多くなかなか新規の事務所に仕事が回ってこない場合があります。
経営が大変で廃業なんてことも、よくある話なのでその事務所が大丈夫かどうかもしっかりとチェックしたいです。
気になる求人が開業したての事務所である場合、転職エージェントに相談することで、経営状況や職場環境など共有してくれるので、積極的に活用してみてください。
法人事務所と個人事務所の違いを把握しておく
法人事務所と個人事務所のメリット・デメリットを知っておくと本当に自分が働きたい事務所が見えてきます。
経験が豊富な土地家屋調査士の場合、個人事務所は自分主体で仕事ができることが多いのでやりやすく感じるでしょう。
社会保険や福利厚生などの待遇を重視したいのであれば、法人事務所を選択するほうがよいでしょう。
また個人事務所が土地家屋調査士が複数名所属することができないのに対して、法人事務所は複数名の所属ができるため、知識や経験を共有することができます。
未経験の土地家屋調査士の場合はスキルアップできる環境でもあるので法人事務所を選ぶほうがいいでしょう。
まとめ
- 土地家屋調査士事務所が求めている人材になれば未経験でも採用される
- ずっと求人が出ている事務所は要注意
未経験だから就職先が決まるかどうか不安に思っている人もご安心ください。経験関係なく土地家屋調査士を求めている事務所は多くあります。
未経験での土地家屋調査士への転職でお悩み・お困りの方は、ぜひお気軽にリーガルジョブボードにご相談ください。土地家屋調査士の専任エージェントが、内定獲得のため手厚くサポートいたします!