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【2026年最新】司法書士に年齢制限はある?60代未経験から目指せる理由・平均年齢・就職事情を解説

by LEGAL JOB MAGAZINE 編集部

編集部

司法書士に特化したキャリア支援を行う「リーガルジョブボード」の大島です。

本記事では、「司法書士試験に年齢制限はある?」「60代未経験から司法書士を目指しても遅くない?」「合格後の就職・転職で年齢は不利になる?」といった疑問を、最新データと転職支援の現場感を交えて解説します。ぜひ参考になさってください。

司法書士に年齢制限はない

まず結論からお伝えすると、司法書士試験に年齢制限はありません。何歳でも受験可能です。40代や50代で、異業種から司法書士に転職する方もいらっしゃいます。

なお、試験の受験資格に年齢制限はありませんが、合格後に司法書士として登録する際には、司法書士法上の欠格事由に該当しないことなどが必要です。受験と登録は別の論点として整理しておきましょう。

【2026年最新】司法書士試験合格者の平均年齢

令和7年度司法書士試験の合格者の平均年齢は42.05歳です。合格者は20代だけでなく、30代・40代・50代以上にも広がっており、社会人経験を積んでから挑戦する方も珍しくありません。

令和7年度は、最年少17歳、最高齢74歳の合格者が出ています。年齢だけで受験を諦める必要はなく、重要なのは学習時間の確保と、合格後のキャリア設計を早めに考えておくことです。

令和7年度合格者数751人
平均年齢42.05歳
最年少合格者17歳
最高齢合格者74歳

法務省:「令和7年度司法書士試験の最終結果について」

現役司法書士の平均年齢は50歳前後

令和6年4月時点で、現役司法書士の平均年齢は54.9歳となっています。(日本司法書士会連合会:「発展し続ける司法書士 〜司法書士の実勢〜」

合格者の平均年齢が42.05歳、現役司法書士の平均年齢が54.9歳であることを考えると、司法書士は社会人経験を積んでからでも目指しやすい資格といえます。

たとえ50代で未経験であっても、司法書士として活躍していくことも可能です。実際に、60代の方が弊社経由で司法書士に転職されたケースもございます。

60代未経験でも司法書士を目指せる?

60代未経験でも、司法書士試験の受験自体に年齢制限はないため、司法書士を目指すことは可能です。実際に高年齢層の合格者もおり、人生後半のセカンドキャリアとして挑戦する方もいます。

一方で、合格後に勤務司法書士として就職する場合は、20代・30代と同じ条件で比較されるとは限りません。未経験の場合、事務所側は「長く働けるか」「実務を素直に吸収できるか」「顧客対応を任せられるか」などを見ています。

そのため、60代未経験から司法書士を目指す場合は、合格後の働き方を早めに具体化しておくのがおすすめです。たとえば、勤務司法書士として実務経験を積む、補助者として先に現場を知る、相続・成年後見など人生経験を活かしやすい分野に関心を持つ、といった選択肢があります。

何歳からでも司法書士を目指せる

司法書士は何歳からでも挑戦できます。そして司法書士を目指している方の多くが「働きながら」目指しています。

合格率3~5%の難関試験ですが、通信講座などで自分のペースで勉強できるため、働き盛りの30代や40代でも資格取得を目指せます。

また、セカンドキャリアとして50代、60代から目指す方も多くいらっしゃいます。心機一転、異業種から司法書士にキャリアチェンジする方も多いです。

ただし、年齢が上がるほど、学習時間・体力・合格後の就職活動をセットで考える必要があります。「試験に合格すること」だけでなく、「合格後にどのように働くか」まで逆算して準備しましょう。

司法書士補助者として働きながら受験するのも選択肢の一つ

司法書士事務所で「補助者」として働きながら受験する方もいらっしゃいます。司法書士補助者とは「司法書士のアシスタントを行う職種」で、資格は不要です。

合格後そのまま司法書士として勤務できる場合があり、実務経験がつくため、就職や転職で有利になります。

特に60代未経験の方は、補助者求人の有無や業務内容を確認することで、司法書士業界の仕事が自分に合うかを判断しやすくなります。すぐに転職しない場合でも、求人票や事務所の採用ページを見るだけで、求められるスキルや働き方のイメージが具体化します。

司法書士の就職・転職に年齢は影響するのか?

20代、30代の需要は高い一方で、応募する事務所によっては、50代や60代だと選考を通過しづらい可能性もあります。その要因の一例として、事務所の所長やスタッフ全体の年齢層が若い場合などが考えられます。

また、若い起業家向けに商業登記をしている事務所や、ベンチャーマインドを持つような事務所でも若い方を求める傾向があります。

一方で、落ち着いた年齢層を求めている事務所もあります。顧客の層が富裕層であったり、毅然とした対応ができることが必須な事務所などです。特に地方では司法書士の高齢化も進み、受験者、合格数も少ないことから希少価値が高く、年齢にこだわらないケースもあります。

結論、何歳であっても司法書士はまだまだ売り手市場なので、就職や転職のチャンスは大いにあります。

ただし、60代未経験の場合は、応募先を広く見すぎるよりも「年齢層が高めの職場」「相続・成年後見など対人経験を活かせる分野」「教育体制がある事務所」など、自分の強みと合う求人を選ぶことが重要です。

年齢関係なく司法書士を目指すメリット

何歳でも未経験からスタートできる

司法書士は合格者の年齢からもわかるように、何歳でもスタートできます。

他の業種では、30代に差し掛かるとキャリア形成の観点で未経験NGの求人も多いですが、司法書士業界は50代や60代にもチャンスがあります。

幅広い年代にチャンスがあるので年齢を気にせずに活躍できるのが、司法書士の魅力です。

どんなバックグラウンドであっても活躍できる

高校卒業が最終学歴であっても、大学を中退していたとしても、アルバイトのみの就業経験しかないとしても、司法書士として活躍することは十分に可能です。

経歴に不安を感じていても、司法書士取得後は業界から重宝されることになるため、学歴や社会人経験関係なく活躍できるのです。

生涯現役で働ける

司法書士は生涯現役として働いている人が多くいらっしゃいます。自分のやる気と体力さえあれば、一生続けることができます。

60代、70代の人も多く現役で活躍しており、人生100年時代に長く仕事をしていきたい人にはもってこいの職業です。

ライフスタイルの変化に対応しやすい

司法書士は全国で需要のある職種であり、ご家庭の都合による転居などが発生した場合も転職しやすいです。

実際に、転勤の多い配偶者を持つ司法書士の方で、短期間での転職に成功したケースもあります。また、出産や子育てなどで働き方を見直すことの多い女性にもおすすめです。

安定した収入・高収入が目指せる

司法書士は収入が安定している上、自分の頑張り次第で高収入を目指すこともできます。

勤務司法書士でも経験を積んで高収入を目指せますが、特に独立して成功した場合にはダイレクトに収入増につながります。

過去に弊社が行った調査では、独立司法書士の平均年収は約1,106万円となっています。

60代未経験から司法書士を目指す場合の注意点

60代未経験から司法書士を目指す場合、まず確認したいのは学習期間です。司法書士試験は難関資格のため、短期間での合格を前提にしすぎず、生活費・学習時間・家族の理解を含めて計画を立てましょう。

次に、合格後の働き方です。勤務司法書士として経験を積むのか、補助者から業界に入るのか、独立を見据えるのかによって、必要な準備は変わります。求人情報を見ながら、希望年収・勤務日数・通勤範囲などを現実的に整理することが大切です。

また、面接では「なぜ今から司法書士を目指すのか」「未経験分野をどのように学ぶのか」「若手スタッフと協働できるか」といった点を説明できるようにしておくと安心です。

働きながら司法書士を目指す方へ

働きながら司法書士を目指すことを検討されている場合、司法書士補助者への転職を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

司法書士補助者とは、司法書士事務所で司法書士の補助業務を行う職種です。受験勉強に理解のある司法書士事務所であれば、勉強時間を確保しながら働くことができます。

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司法書士試験の申し込み方法・受験料

司法書士試験の申し込みから合格までの各日程の詳細を解説します。

受験申請受付(書類受け取り・申請方法・受験料)

司法書士試験の受験申し込みにあたり、提出するのは下記の3点です。

  1. 司法書士試験受験申請書(受験手数料の収入印紙を貼付)
  2. 写真票(申請前6ヵ月以内に撮影した縦4.5cm×横3.5cmの証明写真を貼付)
  3. 筆記試験受験票(免除者は記入不要)

受験料(受験手数料)は8,000円で、収入印紙で納付します。

申し込みに必要な受験申請書等は、法務局の窓口もしくは郵送で交付を受けます。いずれかの方法を選択してください。

受験書類の受け取り・提出方法を詳しく見る

受験申請書の受け取り方法:

窓口郵送
全国の法務局または地方法務局の総務課で交付を受ける封筒の表に「司法書士請求」と朱書きし、返送用の郵便封筒(角形2号(A4判)、郵便番号・住所・氏名を記載、郵便切手(180円)を貼付)を同封して送付する

書類の準備ができたら、窓口もしくは郵送で提出・申請を行います。

提出・申請方法:

窓口郵送
受験地として記載した筆記試験を実施する法務局または地方法務局の総務課に提出封筒の表に「司法書士受験」と朱書きし、書留郵便で送付(筆記試験受験票に郵便番号・住所・氏名を記載し、郵便切手(85円)を貼付)
土日祝を除き、09:00~12:00および13:00~17:00までの時間内で受付令和6年5月16日(金)までの消印があるものに限り有効

詳細は「令和8年度 司法書士試験受験案内書」でご確認ください。

筆記試験の出題科目・配点など

筆記試験の出題科目や配点などの詳細は下記の通りです。

時間帯形式科目配点
午前の部択一式憲法 3問
民法 20問
刑法 3問
商法 9問
<計35問>
105点
午後の部択一式不動産登記法 16問
商業登記法 8問
民事訴訟法 5問
民事執行法 1問
民事保全法 1問
供託法 3問
司法書士法 1問
<計35問>
105点
記述式不動産登記法 1問
商業登記法 1問
<計2問>
140点

合格判定の方法

午前の部の択一式問題、午後の部の択一式問題または、午後の部の記述式問題の各成績のいずれかがそれぞれ一定の基準点に達しない場合、不合格となります。

試験会場

筆記試験受験票に記載された場所。指定された試験場以外での受験はできません。

筆記試験は、東京、横浜、さいたま、千葉、静岡、大阪、京都、神戸、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松で実施されます。

試験当日の持ち物

筆記試験受験票、鉛筆(BまたはHB)、黒インクの万年筆またはボールペン(消せるタイプは不可)、プラスチック製消しゴム

筆記試験の結果発表

法務局または地方法務局での掲示、法務省ホームページへの掲載、受験者への通知(合格者に対して口述試験受験票を発送)が行われます。

▶ 受験勉強に理解のある事務所をお探しの方へ

「受験生に理解のある司法書士事務所で働きたい」「司法書士の働き方・キャリアについて詳しく知りたい」という方は、リーガルジョブボードの司法書士専門キャリアアドバイザーまでお気軽にご相談ください。情報収集のみでもご利用いただけます。

口述試験の内容や詳細

口述試験は、司法書士試験の最終試験で、面接官からの質問に口頭で答える形式で行われます。

令和8年度の口述試験は2026年10月13日(火)に実施されます。口述試験を受験できるのは、筆記試験合格者のみです。

出題科目や質問例を含め、試験の詳細については、口述試験に関する専門記事をあわせてご参照ください。

司法書士試験の受験資格

司法書士試験に受験資格や制限はなく、誰でも受験可能です。年齢や学歴は関係なく、受験回数の制限もないため何度でも受験できます。

直近の令和7年度(2025年度)司法書士試験の結果は以下の通りです。

項目令和7年度(2025年度)実績
受験者数14,418人(午前・午後の双方を受験した者の数)
合格者数751人(男性:528人 / 女性:223人)
合格率5.21%
平均年齢42.05歳
最年少合格者17歳(直近6年間で最年少)
最高齢合格者74歳

合格者の平均年齢は42.05歳で、30代〜40代が約6割を占めていますが、10代や60代以上の方も受験・合格しており、幅広い年齢層が挑戦しています。

また、令和2年度以降、合格者数は5年連続で増加傾向にあります。

▶ 「受験勉強に理解のある司法書士事務所で働きたい」「司法書士の働き方・キャリアについて詳しく知りたい」という方は、リーガルジョブボードの司法書士専門キャリアアドバイザーまでお気軽にご相談ください。情報収集のみでもご利用いただけます。

司法書士に年齢制限はある?平均年齢は?何歳からでも挑戦できる理由を解説

未経験から司法書士を目指す方へ

司法書士合格を目指す方、働きながら司法書士試験を受験する方は、以下のようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

  • 働きながらの司法書士受験について詳しく知りたい
  • 司法書士補助者について情報収集がしたい
  • 司法書士業界や事務所について知りたいことがある

▶ 上記のようなお悩みがある方は、リーガルジョブボードの司法書士専門キャリアアドバイザーにご相談ください

情報収集や相談のみでもお気軽にご利用いただけます。(完全無料・オンライン対応)

なお、司法書士合格を目指しながら実務経験を積む方法として、「司法書士補助者」として事務所に就職するルートがあります。受験勉強への理解がある事務所では、勉強時間を確保しながら働くことができます。

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この記事の執筆者

LEGAL JOB MAGAZINE 編集部

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士業専門の業界・転職情報メディア「LEGAL JOB MAGAZINE」の編集部。 司法書士や弁護士、弁理士、知財職種、土地家屋調査士、測量士などの職種を取り扱っています。 転職・就職ノウハウと業界知識に関する記事を中心に、インタビュー記事やイベント情報も発信します。

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