
司法書士におすすめの転職エージェント7選|内定率が上がる理由も解説

by LEGAL JOB MAGAZINE 編集部
編集部

こんにちは。司法書士の転職エージェント「リーガルジョブボード」です。
本記事では、就職・転職活動中の司法書士におすすめの転職エージェントサイトを紹介するとともに、転職エージェントの活用で転職が有利になる理由についても解説します。
求人への応募方法は、「自分で直接求人に応募する方法」と「転職エージェントを経由して応募する方法」の二つがありますが、結論から言うと「転職エージェントを経由した方が、内定の可能性が上がるります」。なので、もし転職活動を始めるならまず転職エージェントサイトを利用することをおすすめします。
しかし、転職エージェントサイトは無数にあるため、「どのサイトを選べば良い?」と悩んでしまいますよね。
そこで本記事を読めば、司法書士業界に強い転職エージェントをまとめて知ることができます。下の目次におすすめのサイトをすべて掲載しているので、このまま続きを読んでください。
この記事の目次
- 司法書士の転職に強いおすすめの転職エージェントサイト
- リーガルジョブボード
- プロキャリア
- SACT(司法書士キャリアナビ)
- リーガルブライト
- メンターエージェント
- リクナビ
- MS-Japan
- 「転職サイト」ではなく「転職エージェントサイト」をおすすめする理由
- 転職エージェントサイトの選び方
- 司法書士が転職エージェントを活用するメリット
- 転職エージェントを利用する場合の注意点
- 実際に転職エージェントを活用して転職成功した司法書士の体験談
- 直接応募のメリット
- 直接応募する場合の注意点
- 直接応募をする場合も転職エージェントのサポートを受けるべき
- 知り合いが働いている司法書士事務所に応募したい場合(リファラル採用)
- 採用側にとっても転職エージェント経由の方が安心
- 特に転職エージェントを利用するべき人
- 司法書士の転職エージェントは弊社にお任せください
- まとめ
司法書士の転職に強いおすすめの転職エージェントサイト
それでは、司法書士の転職に強い「おすすめの転職エージェントサイト」を紹介します。現役の司法書士の方々にアンケートを取って得た実際の口コミ・評判をもとに、各サイトの特徴をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
リーガルジョブボード

求人数 | 転職エージェントの専門性 | 年収交渉 | スカウト |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
リーガルジョブボードは、司法書士業界に詳しい専門のエージェントが在籍している転職エージェントサイトです。
リーガルジョブボードの特徴はなんと言っても「業界トップクラスの求人数を誇る」点です。そのほか、「内定獲得に特化した書類・面接対策の徹底」と「面接同行」も特徴的です。
「面接対策の徹底」についてですが、例えば前職の退職理由に引け目がある司法書士の方には、ネガティブな印象にならないような回答方法・話し方のレクチャーを行います。自己PRがうまくできない方に対しては、求人先の司法書士事務所が求めている人物像をお伝えし、その人物像にフィットした人材であることを正確に表現するコツや言い回しを教えます。
また、他のエージェントサイトではあまりない「面接同行」についてですが、こちらを行う意味は
- 面接後のフィードバックがもらえ、次回以降の面接選考に活かせる
- 採用側に懸念点を持たれても、その場でエージェントから的確なフォローをしてもらえる
- 虚偽のある年収や労働条件の提示を防げる
といったメリットを生み出すためです。
また、リーガルジョブボードは転職サポート以外に、「司法書士業界をより詳しく知るためのセミナー・ウェビナー」や「合格祝賀会」といった、会員限定のイベントも随時開催しています。
転職を検討している方も、まずは情報収集したいという方にもおすすめのサイトです。
リーガルジョブボードの口コミ・評判
※現役司法書士の方に送っていただいたアンケートから引用しています。
【47歳/司法書士/女性】
サイトが充実していることももちろん、エージェントの人がこまめに連絡をくれて本当に心強かったです。ブランクが5年ほどあり、就職できないんじゃないかと不安でしたが、最終的に三社から内定をもらって大満足の結果におわりました。
【45歳/司法書士/男性】
履歴書を自動作成してくれるサービスは便利で利用した。
もう少し修正、微調整に融通のきく仕様にしたり、プロフィール等の編集についてヘルプ機能をもう少し充実すれば更にいいサービスになると思う。
【29歳/司法書士/男性】
早めの転職を希望していましたが、レスポンスが早くスピーディーに対応してくださったので希望しているタイミングで転職することができました。
期間は短いですが希望条件を汲み取り、的確な提案と求人の紹介をしていただけたので、妥協せず転職活動を進めることができました。
プロキャリア

求人数 | 転職エージェントの専門性 | 年収交渉 | スカウト |
◎ | ◎ | ○ | △ |
プロキャリアとは、司法書士事務所・特許事務所・法律事務所・会計事務所に就職や転職をサポートしている転職エージェントサイトです。
プロキャリアを利用するメリットは下記の通り。
- プロキャリアにしかない非公開求人の紹介
- キャリア相談、応募書類作成や面接のアドバイスを受けられる
- 企業風土や事務所の考え方など求人票にはない情報を提供
サイトは見やすく検索しやすいと評価が高いですが、求人は都市部に集中しています。またニッチな業界ですが、知識が豊富なエージェントが多いです。
プロキャリアは都心の司法書士事務所へ転職を希望している方に、おすすめできる転職エージェントサイトと言えます。
プロキャリアの口コミ・評判
※現役司法書士の方に送っていただいたアンケートから引用しています。
【28歳/司法書士/男性】
業務内容や必須スキル、年収などがはっきりと書かれてあって見やすかったと思います。
ただ、やはり大手の法人しか勧められなかった覚えがあります。サイト自体は見やすくていいと思いました。
【26歳/司法書士/男性】
司法書士業界という、ニッチな業界にも関わらず、豊富な求人の提供や適切な指導をしてもらい、満足度は高かった。
同じ業界にいる知り合いにも利用してもらいたいと感じた。
【29歳/司法書士/男性】
日々更新されていて、募集情報も詳しく掲載されており、とても見やすかった。
大手転職サイトの影響なのか、人の入れ替りが激しいのか不明だが、見かけるのが決済事務所がほとんどでした。
SACT(司法書士キャリアナビ)

求人数 | 転職エージェントの専門性 | 年収交渉 | スカウト |
△ | ◎ | ○ | × |
SACT(司法書士キャリアナビ)は、司法書士専門の転職求人情報サイトです。SACTを利用するメリットは下記の通り。
- 司法書士、有資格者向けの非公開求人
- 1000人以上の転職サポートをしたエージェントが在籍
- 専門エージェントにキャリア相談ができる
専門性が高く、深い知識をもった転職エージェントが在籍しています。
ただ求人数は多くないため、より多くの情報を集めたいといった方は他のサイトと併用して利用するのがよいでしょう。
SACT(司法書士キャリアナビ)の口コミ・評判
※現役司法書士の方に送っていただいたアンケートから引用しています。
【28歳/司法書士/男性】
担当者がかなり熱く司法書士業界に近況や、事務所の特徴などについて教わることができた点はすごく良かったです。
悪い点は、熱すぎる点で、内定を辞退せざるを得ない場合に応じていただけるかなど不安でした。しかしすんなりと受け入れてくださりました。
【34歳/司法書士/男性】
エージェントの方は親身になって相談に乗ってくれて、就職活動も一旦は上手くいき、とある事務所に入所できた。
しかし、そこの所長が酷いパワハラ体質の人物で(面接時にはわからなかった)、自身の体調にも影響が出てしまったことから、結果的にすぐに退職することになってしまった。エージェントの方を恨むつもりは無いが、表面的な情報だけでなく、過去の勤務者の口コミなどの生の声を教えてもらえると利用者は助かると思う。
【33歳/司法書士/男性】
様々な業種を取り扱っているため、魅了を感じる求人が多かったが、全体的な求人は少なかった。他にも士業交流会も実施しているようで、利用してみようかと思った。
リーガルブライト

求人数 | 転職エージェントの専門性 | 年収交渉 | スカウト |
△ | ◎ | × | × |
リーガルブライトとは、法律事務所・法務に特化した人材サービスです。リーガルブライトを利用するメリットは下記の通り。
- 法律事務所や法務の求人を紹介してもらえる
- 応募書類などの転職支援を受けられる
- サイトには応募書類の書き方や面接対策についての情報が載っている
法律事務所や法務に特化しているので弁護士の方が利用することが多いですが、法務希望の司法書士の利用も多くあります。
司法書士事務所を希望している方の利用はおすすめしませんが、法務希望の方は他の転職エージェントなどと併用して利用するといいでしょう。
リーガルブライトの口コミ・評判
※現役司法書士の方に送っていただいたアンケートから引用しています。
【31歳/司法書士/女性】
求人数が少なかったのが残念だったが、一つ一つの事務所のデータはとても詳しく、参考になった。夜遅くまで対応してくれたので、働きながらの転職活動をするにあたってはとても助かった。
【36歳/司法書士/男性】
ホームページの記載はわかりやすかったと思う。
利用までのハードルは低く感じた。エージェント自体は感じが良かったのだが、紹介の案件がなかったのが残念に思った。
ホームページにはエージェントの写真などもあり、話をするまでに安心感があった
【46歳/司法書士/男性】
強いて良かった所を挙げるなら、レスポンスは早い点。
悪い点は、人材採用のために金銭を支払っているクライアントに対する責任を十分に果たしているのかなと思わせた点。
メンターエージェント

求人数 | 転職エージェントの専門性 | 年収交渉 | スカウト |
〇 | ◎ | × | × |
メンターエージェントは、司法書士・有資格者の方、または受験中の方の転職支援をするサービスです。メンターエージェントを利用するメリットは下記の通り。
- 司法書士向けの転職、就職セミナーを開催している
- サイトには司法書士業界に関する記事の掲載が豊富
- 業界専門エージェントに転職相談ができる
求人数はさほど多くはありませんが、サイトには司法書士業界の情報が豊富。エージェントを利用しない場合でも情報集めにおすすめです。
メンターエージェントの口コミ・評判
※現役司法書士の方に送っていただいたアンケートから引用しています。
【44歳/司法書士/女性】
司法書士のキャリアについて、たくさんの記事がアップされていてよかった。求めていた情報だったので隅々まで読んだ。
特に合格後の司法書士の求人活動の一般的な流れについての記事は大変参考になってよかった。
悪かったところは特にない。
【36歳/司法書士/男性】
サイトそのものは最低限であり、エージェントを利用するということがどのようなことなのかわかりにくかった。紹介あとにいつまでに回答をするように言われるが期限が短いように思った。
エージェントも商売なのでそのようにするしかないのだと思うが、少し短すぎるのと迫り方が強めなので人によっては不快に感じると思う。
【31歳/司法書士/女性】
良かったところは、私の話をよく聞いてくれ、希望についてもなるべく沿うような求人を探してくれたところ。
悪かったところは、担当者が、私に合うと思った求人があると他の選択肢を示さず一つの求人をとても推してきたところ。
リクナビ

求人数 | 転職エージェントの専門性 | 年収交渉 | スカウト |
◎ | △ | × | △ |
リクナビは全職種に対応している、大手の総合転職支援サービスです。リクナビを使うメリットは下記の通り。
- 求人数がとにかく多い、大手事務所や企業の求人の掲載も豊富
- 検索機能の使いやすさなどサイトが見やすく利用しやすい
- メルマガで新着求人などの情報を得ることができる
司法書士事務所に特化しているわけではないため、エージェントは専門知識を有していない場合が多いです。
司法書士業界の転職市場を知りたい方や初めて司法書士事務所に転職をする方は少し物足りなさを感じるかもしれません。こういった、総合職を扱う大手求人サイトはあまり司法書士には向いていないです。
リクナビの口コミ・評判
※現役司法書士の方に送っていただいたアンケートから引用しています。
【44歳/司法書士/女性】
数年前に司法書士関係でない普通の転職活動をした時はいろいろ力になって貰ったが、司法書士のような専門分野の転職となると、対応できる人がおらず、あまり良いところはなかった。
【39歳/司法書士/男性】
更新される件数が多い一方で、古い求人がずっと残っていて募集が続いているのかわかりづらい。
紹介メールは頻繁に来すぎて煩わしく感じた。
本人の希望とはあまり合致しなくてもきにしないような感じた。
【48歳/司法書士/男性】
大手企業だけあって、サイトの構成や見やすさ、自分が検索したいものがすぐ見つかるという点は良かった。
総合的な転職サイトのため、ある程度の規模の企業から、ある程度の規模の企業への転職を考えるような人にとっては、大変有益なサイトであると思った。
しかし、司法書士として転職を考える者は、小規模の個人事務所などの情報、こちらが知らないような情報も知りたいのだが、それらはほとんど知ることができず、物足りないと感じた。
実際、このサイトを利用して、転職することはできなかった。
MS-Japan

求人数 | 転職エージェントの専門性 | 年収交渉 | スカウト |
◎ | △ | △ | × |
MS-Japanは経理・財務,人事,法務,税理士,公認会計士,会計事務所・監査法人,弁護士などの職種に特化している転職サポートサービスです。MS-Japantを利用するメリットは下記の通り。
- 求人数が多い
- キャリア設計や求人の選定などを行ってくれる
- サイトが作り込まれているため利用しやすい
全体の求人数は多めですが、司法書士だけの求人数でいえば少ない印象です。
司法書士事務所の求人は少ないですが一般企業の求人は安定してあるので、司法書士でも法務勤務を希望する方におすすめです。
MS-Japanの口コミ・評判
※現役司法書士の方に送っていただいたアンケートから引用しています。
【60歳/司法書士/男性】
職務上事務系の求人紹介を受けていたので、事務系職種には信頼をしていたが、専門職系では業界とのつながりが薄いという感じがしている。
エージェント担当者によっても手持ちの紹介案件に差があるような気がする。
【39歳/司法書士/男性】
ウェブサイトについては、作り込まれていて良かったかとおもいます。
ただ、やはり司法書士業界については、圧倒的に求人数も少なくあまり役に立つ情報はないものと思いました。
「転職サイト」ではなく「転職エージェントサイト」をおすすめする理由
冒頭でもお伝えしましたが、司法書士が就職・転職活動を行うなら、転職サイトよりも「転職エージェントサイト」をおすすめします。
「転職サイト」は、基本的には自分自身で書類を作成し、直接企業や事務所とやり取りをし、面接に臨む形式になります。書類作成や面接対策・日程調整まですべて自分一人で行う必要があります。

一方で転職エージェントサイトは、その業界に詳しい転職のプロが、あなたのご希望に合った求人提案に加え、書類添削や面接対策・日程調整などすべての活動をサポートします。転職市場や業界で売り手となる人材の傾向など最新の情報を把握しているため、転職活動が有利になるようサポートしてくれるのです。

自分のペースで転職活動を進めたいなら通常の転職サイト、サポートを受けながら転職活動を進めたいなら転職エージェントサイトを使うと良いでしょう。
転職エージェントサイトの選び方
次に、転職サイトやエージェントサイトの選び方を解説します。冒頭でもお伝えしましたが、転職エージェントサイトは複数存在するので、「何を選べば良いのだろう?」と迷うことがあるでしょう。
結論から言うと、以下の3点がサイトの選び方の鍵を握ります。
- 求人数が多いかどうか
- 年収アップできるかどうか
- 希望する働き方が実現できるかどうか(「残業を減らしたい」など)
特に2点目と3点目は「転職エージェントの質に依存する」ので、エージェントの質が良い転職サイトを選ばなければなりません。
以上を踏まえた結果、おすすめの転職エージェントサイトをこれまでまとめました。上からランキング順となっているので、チェックしてみてください。
司法書士が転職エージェントを活用するメリット
司法書士が転職エージェントを利用することで得られるメリットは以下のとおりです。
- 書類選考が通過しやすくなる
- 複数の求人の選考を効率よく進められる
- ブラック事務所を避け、ミスマッチを防げる
- 給料面や入社時期などの交渉が可能
- どの事務所・企業が最善の転職先なのか判断できる
- 徹底した面接対策をしてもらえる
これらに関する詳細を一つずつお伝えします。
1.書類選考が通過しやすくなる
司法書士が転職エージェントを利用すると、履歴書・職務経歴書の書類選考が通過率が格段に上がります。転職エージェントが書類の添削を行うことで、よりあなたの魅力を引き出せるようになるためです。
採用担当者の印象に残る書類作成のお手伝いをします。
また書類とは別に、転職エージェントは司法書士事務所の採用担当者にあらかじめ「求職者様の推薦文」を作成する場合が多いです。
そのため、書面だけでは分からないお人柄やスキルなどの魅力まで伝わることになり、「一度会ってみたい」と思っていただけるようになります。
加えて、エージェントを経由せず直接応募する場合、大量の応募者からきた内容を精査する必要があり、場合によっては書類が埋もれてしまうケースも。
その他大勢になってしまわないよう、エージェントは採用側に連絡をとり、選定の状況や応募者がどんな人物なのかを丁寧に伝えることができるため目に留まりやすくなり面接に進める可能性が上がります。
2.複数の求人の選考を効率よく進められる
転職エージェントを利用すると、効率よく複数の求人の選考を進められます。
仕事をしながら転職活動するケースは多いですが、働きながら求人に直接応募すると事務所ごとに志望理由を書き換える作業や、面接の日程調整を採用担当者とスムーズに行えないことが多々あります。
しかし転職エージェントを利用すれば、さまざまな求人の選考スケジュールを把握。
5~6社の選考を並行して進めることが容易になります。
それぞれの事務所や企業の選考が進むごとに転職エージェントと対話を挟むことができ、自分の気持ちをこまめに確認、方向性をしっかり定めて転職活動を進めることができます。
一般的に、内定後3日~7日以内に内定受諾の可否について決断迫られる判断も、転職エージェントが交渉できるケースが多く自分の納得いく決断をすることができます。
3.ブラック司法書士事務所を避け、ミスマッチを防げる
求人情報や面接ではいわゆる「選考先の良い話・良い情報」のみ知ることができますが、実際入所してみると「面接で伝えていた条件と違う」「ブラック司法書士事務所だった」といったことがよくあります。
そのミスマッチを防ぐために、転職エージェントは求人票や面接では知ることのできない情報を共有することができます。
転職エージェントは
- 過去に所員が問題になっている
- 残業代の未払いが発生している
- 求人票に記載している残業時間以上の残業を強いられる
など、そういった司法書士事務所はあらかじめ避けた上で、常に紹介しています。
転職エージェントは、採用側が求めているリアルな希望を把握しているため、求職者様の希望と本当にマッチするのかどうかを正確に見定めます。
求人票には載っていない情報や事務所の裏情報・口コミ、代表の方の実際話した印象なども求職者様にお伝えしています。転職エージェントをうまく利用し、ミスマッチを防いでいきましょう。
4.給料面や入社時期などの交渉が可能
転職エージェントを利用すると、年収や入社時期などの代理交渉が可能です。
給料や入社時期などの交渉は、なんとなく言いづらいですよね。しかし転職エージェントを利用すると、求職者様と採用担当者の間に入り、代理で交渉を行い希望の金額を目指します。
入社時の給料に関してはもちろん、昇級に関しての情報など少し聞きづらかったりする情報も転職エージェントを経由することで聞きやすくなります。
実際に年収を上げることはもちろんのこと、入社日を半年~1年後まで交渉に成功した事例もあり、自身では交渉しづらいことがあれば転職エージェント利用がおすすめです。
5.どの司法書士事務所が最善の転職先なのか判断できる
転職エージェントを利用することで、どの司法書士事務所に転職するべきなのかが明確になります。
ベストな転職先の司法書士事務所を見つけるには、事務所の特徴や自己分析、キャリアプランの創造などが求められます。しかし、実際自分がどんな適性やスキルがあってどんな事務所を目指せるのかを見定めるのはなかなか難しいです。
転職エージェントは求人の紹介だけではなく、その方の考えや適性・スキルを含め今後のキャリアを考えた上でどういう就職先があっているのかをご提案することができます。
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この志向や価値観について整理しておかないと、入社後にミスマッチが生じてしまうことがあり、再度転職をすることになる可能性も。
そのためには、自分の志向や判断軸を明確にしておくことが大切です。
なんとなくで転職活動を行うと、内定が出た際に不安で意思決定ができなかったり、入社後でも現状の不満を繰り返すことになりかねません。
6.徹底した面接対策をしてもらえる
転職エージェントを利用すると、司法書士事務所の面接に向けた対策を徹底します。
直した方が良い自分の癖や、よくされる質問に対しての良い答え方など、求職者の良さを最大限に発揮する方法をレクチャーします。
また、リーガルジョブボードの独自のサービスですが、心配な方は面接の同行を希望できます。
言葉が詰まったり、足りなかったりした際はエージェントがサポートしてくれるので、安心して面接で自分をアピールできます。
転職エージェントを利用する場合の注意点
エージェントの中には、人の幸せを考えずに内定が出やすい求人ばかりの提案をしてきたり、
「ここしかないですよ」
「受諾期間が迫ってますがどうしますか?」
といった脅し文句で、内定受諾を強引に進めてくるようなエージェントがいます。そういった転職エージェントに遭遇してしまった場合は「速やかに退会」することをおすすめします。
また、あなたの希望ではないような求人ばかりを紹介してくる場合も十分にお気をつけてください。
弊社リーガルジョブボードでは、そのような強引なアプローチは一切いたしません。安心してご利用くださいませ。
実際に転職エージェントを活用して転職成功した司法書士の体験談
これまでどのような司法書士の方々が転職エージェントを活用して転職に成功したのか、体験談をご紹介します。転職エージェントを利用するための判断材料となっていただけたら幸いです。
※リーガルジョブボードでの転職成功談です
20代/男性/司法書士未経験
大学卒業と共に、司法書士試験に合格しました。右も左もわからぬまま、同期に勧められてLEGAL JOB BOARDに登録しました。
4つ司法書士事務所を受けて、全て内定が出ました。贅沢な話、どこを選べば良いかわからずエージェントの方にアドバイスをもらいました。多分自分1人で決めていたらいわゆるブラック事務所に入っていたかもしれません。
それくらい何で判断すれば良いのかもわからなかったので、エージェントを使って良かったと思いました。
30代/男性/司法書士経験者/年収700万円で決定
司法書士事務所で4年余り。その後企業法務としての勤務2年。家庭の事情からライフワークバランスを保ちやすい企業に勤めましたが、元々性に合っているのは司法書士として専門性を高める事務所での仕事が好きでした。
ですが700万円という司法書士の中では高給取りで、家族もいるため年収を下げることは一切考えていませんでした。
700万円出してくれる事務所を自力で探すのは難しく、LEGAL JOB BOARDのエージェントへお願いしました。結果として700万円キープ且つ自身の求める挑戦的な事務所へと転職することができました。
60代/男性/司法書士未経験
司法書士試験2回目で合格しましたが、未経験で高齢という点で転職に不安がありました。ただ、元々システム系の会社に勤めており、マネジメント経験もあったことが功を奏しました。
自分ではこういったマネジメント経験が強みだと思っていなかったので、転職エージェントの方に「マネジメントの経験談を面接でお話ししてください」とアドバイスをいただいたのは非常に助かりました。
思った以上に早く転職が出来たのもよかったです。
直接応募のメリット
転職エージェント経由で応募するのではなく、「自分で直接、司法書士事務所に連絡を送り応募する」やり方もあります。これを「直接応募」と言います。
直接応募のメリットは、転職エージェントが取り扱っていない求人に応募できることです。企業や事務所によっては、転職エージェントが扱っていないケースも。
- 特にお金をかけて採用を行わなくても人気が高い企業や事務所
- 採用コストがかけられない企業や事務所
こういったところは、エージェント求人にはなく、直接応募のみ可能な求人がオープンされていることがあります。
その逆で、新規事業の立ち上げによる人員補填などのケースでは、競合に内部の動きを知られないよう、転職エージェントを使って極秘に採用を行うこともあります。
ちなみに、採用側が募集開始をしているのに、転職エージェントにお知らせをし忘れている可能性もあります。
そのため気になる事務所や企業があれば、エージェントへ最新の募集確認をしてもらうよう、聞いてもらうことも一つの手です。
エージェントが求人を取り扱っていない場合は素直に教えてくれるので、「この求人、エージェント経由で応募できますか?」とぜひご連絡ください。
直接応募する場合の注意点
直接応募する時の注意点が3点あります。
企業や事務所への熱意が伝わらないことがある
直接応募の場合は、電話やメール等で採用担当者と直接やり取りを行います。その過程で、印象を悪くしてしまうケースがあります。
例えば直接やりとりを交わす際に、求人サイトに記載されていることやサイトに公開されている情報を質問してしまい、「熱意が低い」とみなされてしまうケース。
こういった事故を防ぐため、しっかり求人票は読み込んでおきましょう。
書類を応募時に都度修正する必要がある
転職サイト経由で応募する場合、サイト内に履歴書や職務経歴書をアップロードし、応募を進めていくことがほとんど。
色んな企業や事務所に応募するごとに、内容を都度修正しなければなりません。
転職エージェントを利用する場合は都度修正する必要がありません。
直接応募時には、間違って別の応募先に作ったものを送らないように、送る前に再度チェックをするなどして注意しましょう。
求人サイト内の情報を鵜呑みにしないよう注意が必要
求人サイトは、求職者に魅力的な求人にする必要があり、実際よりも良く感じに見せている可能性が多いです。
モデル年収は、企業や事務所が求めている理想の活躍をした際に支払う上限金額である場合や、退職者が多く長期掲載をし続ける場合があり、情報が古いまま更新されていないことも。
特にこのコロナショック後は、給料の支払いを厳しいと感じている企業や事務所も多いため、しっかりと調べるなど情報を集めましょう。
転職エージェントを活用すれば、悪い情報や裏事情も包み隠さずお話してもらうことが可能ですので、気になる方は利用してみてください。
直接応募をする場合も転職エージェントのサポートを受けるべき
直接応募で進める場合でも、転職エージェントのサポートを受けておいて損はありません。
エージェント紹介の求人でなくとも、応募先についてご相談いただければ第三者としてアドバイスさせていただきます。
たとえ他社の求人でも問題はありませんので、ご相談ください。
一人で転職活動をする自信がない方や、司法書士業界のあらゆる情報や意見を求めてみたいと考える人は、ぜひ弊社にも登録をしてみてください。
知り合いが働いている司法書士事務所に応募したい場合(リファラル採用)
補足として、リファラル採用について触れておきます。
リファラル採用とは、自社で働いている社員経由で人材の紹介をする方法。
ある程度自社の適性が高いと感じられる人が紹介するため、社内ビジョンにマッチしやすい人材が集めやすい、と言うことがメリットで士業業界では割とポピュラーな採用方法でした。
しかし、実は採用側にデメリットがあり「人間関係と人材配置に配慮が必要」で、そのため採用に関して慎重になってしまうケースがあります。
また求職者側も注意すべき点かあり、リファラル採用となると人と人との繋がりを活用した採用方法であるため、採用後の人間関係を良好にしておく必要があります。
仮に紹介者と被紹介者の関係が悪化した場合、どちらか一方が退職するという事態にまで発展することも。
また逆に、人間関係が良好な状態で、いずれかが離職や転職を選択した場合、もう1人の人物も同じ選択をしてしまう可能性が予測されてしまいます。
そのため、この採用方式が多い士業業界ではありましたが、近年ではその他の採用方法がメインになってきています。
採用側にとっても転職エージェント経由の方が安心
実は、転職エージェントからの紹介は事務所や企業にとっても大きなメリットがあります。
「エージェントのフィルターを通って応募がきた」という事実により、紹介された求職者様に対し大きな期待を寄せるようになるからです。
本当に信頼のできる転職エージェントであれば、目を通ったというお墨つきが与えられますので、転職エージェント経由の応募者の方が採用サイドも安心感を持ちます。
よく「転職エージェントを利用する企業や事務所は、紹介手数料が発生するから採用のハードルが上がるのでは?」という質問がありますが、企業や事務所が社員一人を採用することは、紹介料以外にも多くのコストがかかります。
給料はもちろんのこと、それ以外にも健康保険などの社会保険料、パソコンやデスクといった備品類など、実に年収の2~3倍ほどの費用が掛かるケースもあります。
そのため、採用費用よりも「期待通り活躍してくれるかどうか」が最も重要です。
また転職エージェントとしても、採用をしてくれる企業や事務所との信頼関係は大切にしたいので、関係性を崩すような紹介をすることは控えるよう日々転職支援に励んでいます。
採用サイドから信頼を得ているからこそ、企業や事務所は転職エージェント利用をしています。
長くなりましたが「紹介料があるから採用のハードルが上がるという」懸念は気にすることなく、転職エージェントをぜひフル活用してください。
特に転職エージェントを利用するべき人
基本的には、司法書士は転職エージェントを利用した方が転職に有利になると解説しました。
ここからは、「特に」転職エージェントの活用をおすすめしたい方をまとめています。下記に当てはまる方は転職エージェントをぜひ利用してみてください。
未経験で司法書士業界に飛び込んでみたい方
司法書士業界が未経験の方は、転職エージェントを利用すると有利です。
初めて司法書士業界に飛び込む時、情報が少なく何から始めたらいいのかどの事務所を選べばいいのか迷う方は多いですよね。
そういう方はぜひ司法書士業界に特化している転職エージェントを利用してみてください。
業界の人しか知らないような構造や将来性、具体的な業務内容を把握できるため、さまざまな実情を事前に知ることができます。
結果的に内定率も上がり、入社後の定着・活躍にも繋がりやすくなります。
初めて転職活動をする司法書士や司法書士補助者
初めて転職をする方は、転職エージェントを利用した方が事故を防げます。
初めての転職の場合、これからどんなキャリアステップ分で聞けばいいのかを迷う方が多いです。あまり深く考えず、やみくもに転職するとキャリアダウンになってしまい、自身が目指す司法書士としてのキャリアを進めないこともあります。
転職エージェントは転職の成功事例や失敗事例も多く見てきているため、初めての転職で失敗したいようアドバイスをすることが可能です。
年収を上げたい司法書士や司法書士補助者
転職で年収アップを実現したい方は、転職エージェントを利用すると年収を上げられる可能性が格段に上がります。
年収を上げる交渉は直接応募ではなかなか行いにくいですよね。
エージェントを利用すれば代理交渉してくれますし、あなたの価値も併せて選考先にお伝えし高評価を得ることができます。
企業や事務所から信頼のある転職エージェントが担当につけば、
「ここのエージェントの頼みなら、高めに年収提示しても大丈夫そうだな」
と思ってもらえ、年収を上げやすくなります。
※ただし、スキルが高く魅力的なキャリアを持つ求職者様でも、年功型の給与を導入している・平均年収がそもそも低い企業や事務所だと、年収アップは見込めない場合もあります。
ブラック司法書士事務所に引っかかりたくない方
ブラックな職場は、転職エージェントを利用することで回避できます。
求人サイトでは「残業100時間です」「残業代を支給しません」「〇歳までの男性のみ」といった労働法に触れる記載をすることができません。
そもそも求人サイトには自社をよく見せるため、魅力的な情報「のみ」載せることが多いです。
マイナスな面や懸念点は、直接応募では知ることができない場合がほとんど。
しかし、具体的な募集状況や選考先の内情を把握している転職エージェントに頼れば、選考先のありのままの状況を把握した上で転職を検討できます。
また「ブラック事務所の基準」は人それぞれですので、あなたの「ブラックの基準」を転職エージェントにお伝えください。
その基準を超えた求人を紹介することはなくなりますし、もし自己応募で応募した所がブラックであれば情報をお伝えすることができます。
司法書士の転職エージェントは弊社にお任せください

※弊社のエージェント活動の様子
転職エージェントサービスを利用されると、転職活動が圧倒的に有利になることを本記事でお伝えいたしました。
もしご利用される場合は、司法書士業界トップクラスの弊社LEGAL JOB BOARD(リーガルジョブボード)をご利用ください。
リーガルジョブボードは、司法書士の転職エージェントサービスを展開。
転職実績が多数あり、多くの司法書士事務所や企業とのお取引がございます。
毎日新しい求人を掲載しているため、転職意思がなくともとりあえず登録をし、求人動向をチェックしておくのも良いです。
人気な求人はすぐに応募が殺到してしまうため、リアルタイムで最新情報にキャッチできるようにしておくと、非常に就職・転職活動に有利になります。
まとめ
本記事のまとめは以下です。
- 転職エージェントを利用した方が司法書士の転職に有利になりやすい
- 直接応募にもメリットもデメリットもあるため、慎重に転職活動をしていく必要が出てくる
- ブラック司法書士事務所に引っかからないためにも転職エージェントを利用をおすすめ
- 特に未経験の方や転職活動が初めての方は直接応募は若干リスクがある