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インハウスから法律事務所へ転職成功するポイントや求められるスキル

インハウスローヤーから法律事務所へ転職を成功させるポイントや求められるスキル

by LEGAL JOB BOARD 森田

コンサルタント

担当職種:
  • 弁護士
  • 法務
インハウスから法律事務所へ転職成功するポイントや求められるスキル

こんにちは。弁護士の転職エージェント「リーガルジョブボード」の森田です。

本記事では、「インハウスローヤーから法律事務所への転職を成功させるためのポイント」について解説します。

「インハウス弁護士として働いているが、法律事務所への転職を考えている」「法律事務所への転職がどのような市場か分からない」といった方はぜひ読み進めてください。

本記事では、以下のような内容をまとめています。

  • インハウスから法律事務所へ転職する際の年収について
  • 弁護士がインハウスから法律事務所へ転職を考える理由
  • インハウスから法律事務所へ転職を成功させるための条件

年収の変化や転職のコツなどを解説しますので、イメージがわきやすくなるかと思います。ぜひ最後までご覧ください。

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インハウスから法律事務所への転職は珍しい

司法試験に合格した後は、法律事務所に所属して弁護士としてのキャリアをスタートするのが一般的です。

また、法律事務所に転職する方は「別の法律事務所で経験を積み、より良い条件や仕事内容のために転職する」というケースがほとんどです。

そのため、「インハウスから法律事務所に転職する」というケースは珍しいと言えます。

法律事務所とインハウスで業務内容が異なり、法律事務所側からするとインハウス出身者に大きな需要があるとは言い切れないのが現状です。

ただし、「インハウス出身者歓迎」「インハウス出身でも気にしない」という求人も存在するので、インハウスから法律事務所への転職も十分に可能と言えます。

インハウスから法律事務所への転職による年収の変化

インハウスから法律事務所へ転職すると、年収は基本的に「キープ」か「ダウン」の二択です。

インハウスローヤーは民事事件・刑事事件などの実務経験がないため、法律事務所へ転職する場合、最初は新卒程度の年収になります。インハウスローヤーの年収相場は、おおよそ700万円〜1,000万円とされています。一方、法律事務所の年収相場(新卒)は500万円〜600万円で、転職による年収アップの可能性は低めでしょう。

ただし、「将来的な年収を上げたい」場合は、法律事務所への転職は有効です。パートナー弁護士や独立弁護士になれば、年収はグッと上がるからです。描いているキャリアパスによっては、インハウスから法律事務所への転職は良い選択肢になります。

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インハウスから法律事務所への転職理由

企業に所属する弁護士が法律事務所への転職を考える理由は、どのようなものがあるのでしょうか。以下でご紹介します。

将来的な年収を上げたいから

前述したように、インハウスから法律事務所へ転職する場合、年収は「キープ」か「ダウン」のいずれかの可能性が高いです。

ですが、将来的な年収アップを見込んで、インハウスから法律事務所への転職を考える方はいらっしゃいます。

将来的にパートナー弁護士になったり、大手事務所で経験年数を重ねたり、独立したりするキャリアパスを考えている場合、年収が大幅にアップする可能性があります。

法律事務所でしかできない仕事がしたいから

民事事件や刑事事件など、「法律に特化した業務に携わりたい」という気持ちで法律事務所への転職を考える方は多くいらっしゃいます。

インハウス弁護士は企業に所属し、企業のあらゆる法務問題に取り組むことが多いので、法律事務所とは異なる業務内容となります。

どちらが向いているかは適性や性格によるため、どちらも経験することで、自分に合った業務が明確になるでしょう。

独立したいから

将来的な独立を視野に入れ、法律事務所で経験を積みたいという方も多くいらっしゃいます。

また、元々独立思考ながら「他の業界や畑も経験してみたい」とインハウスに就職したものの、「やはり生涯インハウスローヤーは合わない」と気付き、法律事務所にキャリアチェンジするケースもあります。

将来、独立したいという気持ちが少しでもある方は、法律事務所で実務経験を積むと良いでしょう。

インハウスから法律事務所への転職成功の条件

では、インハウスから法律事務所への転職を成功させには、どのような条件があるのでしょうか。以下で説明します。

クライアントを抱えていること

法律事務所では、ある程度キャリアを積むと「自分のクライアントを持って独立」というケースも少なくありません。

自分のクライアントを抱えている方だと、将来的にパートナー弁護士としての道も開けるため、転職に有利に働く可能性があります。

年齢が若いこと

法律事務所での経験がない場合、全く新しい業務を一から覚える必要があります。

年齢が若いほど吸収が早く、法律事務所の組織にもなじみやすい傾向があるため、転職しやすいといえるでしょう。

法律事務所での実務経験があること

法律事務所での実務経験があると、未経験の方より、法律事務所側も採用しやすくなります。

法律事務所での実務経験がない場合は、できる限りあなたのスキルセットや実務経験を細かく棚卸ししてください。少しでも法律事務所での業務に応用できる部分があれば、採用の可能性がアップします。スキルや実務経験を言語化できるよう、整理しておきましょう。

お一人では難しいと感じる方、不安のある方は、弁護士・法務専門の転職エージェント「リーガルジョブボード」にお気軽にご相談ください。

法律事務所への転職理由が的確であること

なぜインハウスローヤーから法律事務所へとフィールドを変えたいのか、必ず理由や根拠を説明できるようにしましょう。

納得のいく転職理由を明確にすることは非常に重要です。

転職理由がブレてしまうと、採用側は「法律事務所じゃなくてもいいのかな」「うちじゃなくてもいいのかな」と思われる恐れがあります。

転職理由や志望動機をしっかりと考え、準備したうえで、書類選考や面接に臨みましょう。

不安のある方は、弁護士・法務専門の転職エージェントリーガルジョブボード」にお気軽にご相談ください。

転職エージェントを活用すると内定が出やすい理由

内定の可能性をグッと上げたい方は、弁護士・法務専門の転職エージェント「リーガルジョブボード」をご活用ください。弁護士業界に詳しいエージェントがあなたのスキルや資質を見極め、活躍できる・ミスマッチのない求人をご紹介します。

また求人紹介だけでなく、以下のサポートも無料で行ってくれます。

  • 選考突破のための書類・面接対策の徹底
  • 今のあなたが転職で実現できうる推定年収の算出
  • キャリアパスの策定やご相談
  • 求人の職場口コミやブラック度の情報提供

転職エージェントを活用するメリットは非常に多くありますので、気になる方は以下の記事もご覧ください。

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転職活動中の方、転職をうっすらと考えている方、どんなご相談もお受けいたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事の執筆者

LEGAL JOB BOARD 森田

コンサルタント

担当職種:
  • 弁護士
  • 法務

教育業界でキャリアをスタートした後、ITコンサルティング事業の法人営業に従事。昨対売上2.5倍を実現し、事業成長を牽引する。 リーガルジョブボードでは、知財領域での転職支援実績が評価され、弁護士領域に中核メンバーとして参画。 キャリアコンサルタント国家資格を所持しており、徹底的な情報収集と的確なキャリア提案を強みとする。

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