土地家屋調査士や測量士・測量士補の志望動機(例文)や面接対策
by LEGAL JOB BOARD 堀内
コンサルタント
- 担当職種:
こんにちは。土地家屋調査士の転職エージェント「リーガルジョブボード」の堀内です。
今回は、「土地家屋調査士や測量士の志望動機・面接対策」について解説します。
土地家屋調査士・測量士・測量士補の職種別で解説していきますので、ぜひ読み進めてください。
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志望動機の考え方や例文
土地家屋調査士や測量士・測量士補の志望動機を書くにあたり、まずはどのような考えで志望動機を作っていくのかをお話していきます。
「土地家屋調査士・測量士」と「測量士補」とで異なるため、該当する職種から読み進めてください。
土地家屋調査士・測量士の場合
土地家屋調査士・測量士の場合、
- 経験してきた業務の幅や種類
- 自身の経験が選考先の企業でどのように活かせるのか
上記の内容が志望動機になります。
志望動機を明確にし、「即戦力」と感じさせることが必要。
さらに、自身のスキルや経験が、選考先とマッチングしていることをアピールできると好印象を残せます。
[ 土地家屋調査士 例文 ]
現職では、現況測量、確定測量を行い、表題登記、建物滅失登記などの建物登記に従事してまいりました。また、開発許認可業務では〇〇規模の大きな案件に携わり、今後、調査士として開発許認可の経験をもっと積んでスキルを磨きたいと考えています。
貴所は開発許認可に力を入れており、数多くの実績があるところに魅力を感じ、現職での経験をいかすことが出来ると考えております。
[ 測量士 例文 ]
現職では土地区画整理をメインとした公共測量に従事してまいりました。
またドローン測量にも携わり、今後空中測量においてドローンが測量事業の革新的な変化を起こすと身をもって実感しております。
そんな中、測量会社でありながらIT系サービスも展開している貴社に魅力を感じ志望しました。
力を入れているドローンによる三次元測量に、現職でのドローン測量経験を活かせると考えております。
測量士補の場合
次は測量士補の志望動機の考え方です。
測量士補の場合、「将来的にどのようなキャリアステップを描いているのか」を明確にお話することが、志望動機に繋がります。
キャリアステップの例としては、「測量士補から測量士になるため」「測量士補から土地家屋調査士になりたい」など、人それぞれ持っているビジョンです。
そういったビジョンを表現し、かつそのビジョンを実現するためにこれまでどのような経験をしてきたのかを盛り込むと良いです。
[ 測量士補の例文 ]
現職では、地積確定測量をメインとする民間測量業務、開発許認可業務に従事してまいりました。
貴社は開発許認可に力を入れており、現職での経験を活かせると考えております。
また土地家屋調査士資格を取得するため、今年度の試験を受験予定いたします。
今後は土地家屋調査士としても貴所に貢献したいです。
土地家屋調査士や測量士・測量士補の専任エージェントが在籍するリーガルジョブボードでは、応募書類の添削や面接対策など、選考のサポートも手厚く行っております。
なにかお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
選考に有利になるポイント
ご自身のスキルを把握していると、それが志望動機や面接選考で有利になる場合があります。
以下のような項目はアピール材料になるため、該当する方は書類や面接で触れるようにしてください。
ダブルライセンス
下記の資格は、測量士の資格と一緒に持っているとアピールになります。
[ 土地家屋調査士の場合 ]
- 宅建士
- 行政書士
宅建士は、業界として密に関わることがあります。そのため、土地家屋調査士と一緒に宅建士の資格を取得していると、専門スキルを上げ、業務幅が広がります。
行政書士資格は、不動産に関する登記業務をクライアントの代わりに行えるようになるため、調査、測量と登記をワンステップで完了することができます。
[ 測量士の場合 ]
- 土地家屋調査士
- 行政書士
土地家屋調査士は、不動産の表示の登記・土地の分筆の登記等の登記申請手続などを行えます。
行政書士資格は上記と同じです。
開発許認可
開発認可に携わった経験も有利に働きます。
開発許認可業務に携わった経験がある方は、志望動機に盛り込み面接でもお話しましょう。
開発許認可業務に力を入れている企業にとって、流れをしっかり把握し、他の業種とコミュニケーションを取る必要が多い開発許認可業務経験者は即戦力になる存在です。
ドローン測量(測量士の場合)
ドローンで公共測量を行うためには、測量士・測量士補の資格が必要です。
ドローンを使用して業務を行った経験がある測量士や測量士補は、それほど多くはありません。
そのためドローン測量を売りの一つにしている企業や事務所では、ドローン測量経験がある測量士が重宝されます。
面接対策
最後に土地家屋調査士・測量士・測量士補の面接対策について解説します。
合格率を上げるためには、面接前の準備や対策が重要です。
下記の項目を行っておくと、十分な面接対策ができるはずです。
企業(事務所)研究を徹底する
選考先について事前に調べることが大切です。
- 業界について
- 事業内容
- 事業実績
など。
欲を言えば、これらを言語化できているとさらに良し。
言語化とは、例えば
「開発許認可に力を入れているため、自分の経験が活かせる」
「測量会社でありながらIT系サービスも展開しているところが魅力」など。
言語化しておくと、頭の中で整理され理解を深められるだけではなく、面接で選考先の特徴についてお話する際、的を得た受け答えができるようになるからです。
気になる求人や選考先をリストアップしましたら、補足として上記のような言語化したメモを残しておくと良いでしょう。
特に事業内容や注力している業務を把握しておくことは大事です。
その選考先で働くことになった際、これまでの経験やスキルをどのように活かせるかが自然と思いつくようになるからです。
意欲を素直に伝える
実務経験は十分でも、「意欲がない」と見られてしまうと合否に影響します。
求職者様側は十分な意欲があっても、それが採用担当者に伝わらないという事故はなるべく避けたいところ。
そのため面接の際は
- 声のハリや明るさ
- 表情
- 服装(スーツは綺麗か、髪型は清潔か)
などを十分に意識してくださいね!
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