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土地家屋調査士補助者とは

【土地家屋調査士補助者とは】資格なしでも稼げる理由や業務内容や必要なスキル

by LEGAL JOB BOARD 宮脇

キャリアアドバイザー

担当職種:
  • 土地家屋調査士
  • 測量士
土地家屋調査士補助者とは

こんにちは。土地家屋調査士の転職サービス「リーガルジョブボード」の宮脇です。

今回は「土地家屋調査士補助者」の年収や業務内容、補助者でも稼げる理由などについてご紹介します。

補助者の情報を知りたい方や補助者への転職を考えている方はぜひ参考にしてください。

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土地家屋調査士補助者とは?

土地家屋調査士補助者とは、土地家屋調査士の業務を補助する立場の人のことを指します。

土地家屋調査士との大きな違いは、業務の遂行範囲と権限にあります。土地家屋調査士の独占業務には、以下のようなものがあります。

土地家屋調査士の独占業務

・不動産の表示に関する登記について必要な土地又は家屋に関する調査又は測量
・不動産の表示に関する登記の申請手続又はこれに関する審査請求の手続についての代理
・不動産の表示に関する登記の申請手続又はこれに関する審査請求の手続について法務局又は地方法務局に提出し、又は提供する書類又は電磁的記録
・筆界特定の手続についての代理
・筆界特定の手続について法務局又は地方法務局に提出し、又は提供する書類又は電磁的記録の作成
・前各号に掲げる事務についての相談
・土地の筆界が現地において明らかでないことを原因とする民事に関する紛争に係る民間紛争解決手続の代理
・前号に掲げる事務についての相談
参照:e-GOV「土地家屋調査士法」

このように土地家屋調査士は、自ら業務を受託し、自分の名前で登記申請を代理できる「独占業務」を有します。一方で補助者は、あくまで調査士の指示や監督のもとでのみ業務をサポートするが認められています。

土地家屋調査士白書によると、令和5年11月現在で補助者は全国に21,577名おり、男女比は男性57.2%、女性42.8%となっています。

土地家屋調査士補助者の業務内容

土地家屋調査士の具体的な業務は下記の通りです。

  • 法務局で図面や書類を取り寄せる資料調査
  • 現地の状況を正確に把握するための測量業務
  • 測量業務を行った後の図面作成
  • 隣接地所有者や関係者を含めた境界立会業務

土地家屋調査士補助者はこのような業務の「補助」がメインですが、土地家屋調査士のすぐ隣でその業務を実践しながら学ぶことができます。

土地家屋調査士補助者のメリット

土地家屋調査士補助者の最大のメリットは、資格なしで申請や案件受託などの一部業務を除くほとんどの実務を経験できる点です。

実はこの業界は、資格の有無以上に測量の実務経験がある人材が重宝される傾向があります。

これは未経験者が業界とのミスマッチにより早期に離職してしまうケースが一定数あることや、新たに教育コストがかかる点を避けたいという事務所側の事情によるものです。

そのため資格勉強中、土地家屋調査士への転職を考えている方にとって実務経験を積む最適な選択肢といえます。事務所によっては、資格取得のために働き方を調整してくれるところもあるため、実際働きながら資格取得を目指す方も多くいます。

土地家屋調査士補助者の年収

土地家屋調査士補助者の年収は未経験は280~350万円程度、経験者であれば400万円以上で中には500万円以上の方もいらっしゃいます。

しかし、経験やスキル次第でより高収入を得ることも可能で、中には土地家屋調査士よりも土地家屋調査士補助者の方が年収が高いケースがあります。

土地家屋調査士業界は稼げないという声を耳にすることもありますが、その多くは未経験であったり下積み時代の話である場合がほとんどです。

土地家屋調査士業界で収入アップを目指すためには、資格取得よりも実務経験やスキルを磨くことが重要です。

土地家屋調査士補助者に向いている人の特徴

では、どういった方が土地家屋調査士には向いているのかをお話ししていきます。

コミュニケーション能力が高い人

土地家屋調査士は特に高いコミュニケーション能力が求められます。

土地家屋調査士は確定測量をする際に、依頼者及び関係者との立ち合いが必須です。

測量が必要な登記では全ての工程で2、3ヶ月程かかりますが、もし何らかの理由で立ち合い困難になった場合、確定測量ができず、それまでの業務が無駄になってしまいます。

また、土地家屋調査士はクライアントの不動産会社など企業の対応をすることもあります。そのような業務もあるためコミュニケーション能力は必要とされています。

体力に自信がある人

土地家屋調査士は体力に自信があった方が良いです。それは調査士の仕事は、申請だけでなく自ら測量をしたり、1日に依頼を何件もこなしたり、かなりタフな仕事のためです。

また、確定測量では「確定杭」と言ったコンクリートの杭を地面に押し入れる作業があり、かなり力の要る工程です。

1人での作業ではありませんが、いずれにしろ体力には自信があった方がいいでしょう。

数字やデータに強い人

建物や土地を調査する際、細かなデータを処理しなくてはなりません。

特に、土地家屋調査士は人々の所有地を測量するため、ミリ単位での精度が求められます。場数を踏めば、慣れる作業でもありますが、得意に越したことはありません。

未経験の資格者よりも業務経験者の土地家屋調査士補助者が求められる理由

上記で少し記載しましたが、業務経験がある土地家屋調査士補助者の需要が高い理由を三つまとめます。

資格があっても確定測量ができないと登記ができないから

土地家屋調査士の売上は「確定測量」に大きく依存します。測量経験がなければ、有資格者でも即戦力となりにくく、採用側は内定を出しにくいのです。

そのため、実務経験のない資格者よりも、資格者の監督下で確定測量を経験してきた土地家屋調査士補助者を採用したい傾向にあります。

土地家屋調査士補助者であっても確定測量までできる場合は、かなり重宝されるためより良い給与を求めることもできます。

資格がなくてもできる業務が多いから

土地家屋調査士の仕事には、土地家屋調査士資格が必須の業務もありますが、登記以外の業務は、補助できるものが多いです。

そのため、未経験者の資格者より、経験者の補助者の方が現場の担当をお願いが出来き、また事務所内の業務を円滑になるよう協調してくれる方が求められます。 

土地家屋調査士補助者の歓迎されるスキル

先述したように、未経験の土地家屋調査士よりも経験豊富な補助者の方が求められるケースも多いです。

資格保有者よりも活躍できる土地家屋調査士補助者になるために身につけておきたいスキルを下記で紹介していきます。

確定測量・現況測量

まず必要とされるスキルは土地家屋調査士のもとで確定測量・現況測量が十分にできるかどうかです。

この業務経験がある土地家屋調査士補助者は、事務所や法人から歓迎されます。

これらの実務経験は土地家屋調査士補助者でも積むことができるので、未経験歓迎の求人に転職し、まずは実務経験を積みましょう。

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表題登記・申請手続きから図面作成

登記関係書類の作成や図面作成が行えると、土地家屋調査士補助者としての市場価値が一気に高くなります。

業界的に実務経験があるかどうかはとても重要で、未経験の資格者よりも経験を積んだ土地家屋調査士補助者を求めている事務所もあります。

先ほどお話した確定測量・現況測量や登記関係書類の作成や図面作成が一人前に出来る方は、転職でもかなり有利です。

チーム・社内のマネジメント力

具体的な求められるマネジメント力は下記のような内容です。

  • 自分の案件以外の管理
  • 教育や指導

測量の際、チームメンバーに円滑に指示出しができるリーダーシップ性や、指導経験があると歓迎されます。

またチームだけでなく、部署内などの社内のマネジメントに携わってきた経験も転職の際にアピールできるポイントです。

求人の約7割は、資格者を必須条件にしていない

資格者が条件に入ってない求人は全体の7割近く存在します。

そもそも事務所側が資格者を条件に入れる時というのは、「登記の数を増やしたい」「支店の立ち上げをするために土地家屋調査士の数が必要」など特定の場合が多いです。

そういった内容の求人は少なく、それよりも「測量経験が豊富な方を募集」という内容が大多数を占めます。

もちろん土地家屋調査士補助者になるにしても最初は誰しも未経験となるので、経験を積む必要がありますが、経験があれば資格がなくともいろいろな求人に応募できる可能性があります。

土地家屋調査士補助者になるには

土地家屋調査士補助者になるためには、転職サイトで土地家屋調査士補助者の求人に応募します。

業界未経験だからとしり込みする方もいらっしゃいますが、資格や特別な条件は必要ありません。

興味がある方はぜひ求人をのぞいてみてください。

また業界について情報を集めたい方はぜひ弊社リーガルジョブボードの土地家屋調査士専門キャリアアドバイザーにご相談ください。

この記事の執筆者

LEGAL JOB BOARD 宮脇

キャリアアドバイザー

担当職種:
  • 土地家屋調査士
  • 測量士

青山学院大学卒業後、求人広告営業にてキャリアをスタート。入社3年目で上位1%の成績を収め、教育担当にも就任。 リーガルジョブボードでは、土地家屋調査士のキャリア・採用支援を担当。“転職はスタートラインである”の信念のもと、一人ひとりの生涯キャリアに寄り添い、共に将来を設計する支援スタイルで、数多くの転職支援実績を誇る。

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