土地家屋調査士試験 口述試験の日程や対策方法・合格率
by LEGAL JOB BOARD 堀内
コンサルタント
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こんにちは。土地家屋調査士に特化したキャリア支援を行う「リーガルジョブボード」の堀内です。
本記事では、「土地家屋調査士 口述試験の日程や対策方法、当日気を付けるべきこと」などを解説します。
土地家屋調査士 口述試験とは
土地家屋調査士試験は筆記試験と口述試験の2段階で構成されています。筆記試験に合格することで受験できるのが口述試験です。
口述試験に合格することで、土地家屋調査士試験合格になります。
口述試験の日程
令和7年度(2025年)の試験日程などの詳細をまとめました。
日程 | 2025年1月23日(木) ※集合時刻は口述試験受験票に記載 |
会場 | 東京、大阪、名古屋、広島、福岡、仙台、札幌、高松 ※筆記試験を那覇で受験された方は、口述試験は福岡で実施されます。 |
持ち物 | ・口述試験受験票 ・筆記具(黒インクの万年筆またはボールペン) |
実施方法 | 面接官からの質問に口頭で答える面接方式 |
筆記試験の合格発表は1月8日で、1月15日までには口述試験受験票が到着する見込みです。
受験票が到着したら、集合時間や会場を確認しましょう。
試験時間は「午前」と「午後」に分かれており、住まいや試験会場の距離などを考慮して、どちらの時間かを指定されるようです。
なお口述試験の実施日は木曜日のため、現在働いている場合は有給を取得するなど、予定の調整が必要です。
試験当日の服装
特に指定はありませんが、例年大半の方がスーツを着用しています。
服装が合否に大きく影響することはないと思われますが、社会人のマナーとしてフォーマルな服装で挑むのが良いでしょう。
口述試験の流れ
口述試験では、受験生1人に対して面接官2人が質問を行います。
試験時間は10〜15分程度で、計15問ほどが出題されるようです。
口述試験の目的は、受験者が土地家屋調査士として業務を行うために必要な知識と応用力、そして現場での対応力を備えているかを確認することです。
土地家屋調査士としての品位を持ち、冷静かつ簡潔に回答することを心がけましょう。
口述試験の対策方法
筆記試験の合格発表後、口述試験まで約2週間とあまり時間がありません。
基準点発表で合格ラインに達していると思われる場合、早めに準備を始めるのがおすすめです。
面接形式で口頭で問題に答えることに、多くの方は慣れていないでしょう。筆記試験とは違う緊張感から、言葉に詰まる可能性もあります。
実際に声に出して話したり、知人・友人に面接官役をしてもらう等、本番を模した練習で対策をしてから試験に挑む方が多いようです。
▼口述試験対策例
- 筆記試験の復習
筆記試験で出題された内容を中心に復習を行い、基本的な知識を再確認します。
特に出題されやすい不動産登記法や土地家屋調査士法などの関連法令を確認するのが良いでしょう。 - 模擬面接の活用
予備校の模擬面接を受けたり、身近な人に依頼して想定質問に口頭で回答する練習を行います。 - 実務事例の分析
過去の判例などを参考に、実務対応例を学びます。
口述試験当日のポイント
口述試験当日は、以下の点に注意しましょう。
- 身だしなみ
清潔感がある服装を心がけてください。会場到着後には髪型や襟、袖などを整えましょう。 - 質問に対する明確な回答
簡潔かつ論理的に回答することが求められます。自信がないと回答が冗長になりやすいため、筆記試験の復習を抜かりなく行い、自信を持って試験に挑むことがおすすめです。 - 品位を持った冷静な対応
緊張により質問の意図をすぐに理解できないこともあります。無理に答えるのではなく、質問の趣旨を面接官の方に確認をしてから回答しましょう。 - 集合時間は厳守
合格率が高いと言われる口述試験ですが、集合時間少しでも遅れると不合格になってしまいます。余裕を持って行動するようにしましょう。
口述試験の合格率は?
正確な数値は公表されていませんが、口述試験の合格率はほぼ100%ではないかと言われています。
筆記試験合格者にとっては口述試験は難しいものではなく、「落ち着いて試験に臨むこと」や「口頭での回答に慣れること」が重要とのことです。
もし、体調不良で受験できなかった場合や不合格になってしまった場合、免除制度を利用できます。今年度の筆記試験に合格していれば、来年度の筆記試験が免除される制度です。
詳細は法務省が公開している令和6年度土地家屋調査士試験受験案内書をご確認ください。
土地家屋調査士試験の受験を考えている方
「働きながらの受験勉強を検討している」、「土地家屋調査士の実務の流れ・知識を身につけたい」といった場合には、土地家屋調査士補助者として働くことを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
受験勉強を応援する土地家屋調査士事務所であれば、勉強時間を確保しながら働くことができます。また、補助者としてのキャリアがあれば「経験者」としてみなされるので、初年度の年収が上がりやすくなります。
まとめ
口述試験は、土地家屋調査士試験の最終関門です。
法律知識だけでなく、実際の業務で必要な応用力や対応力が求められます。この記事で紹介したポイントを参考に、口述試験に挑んでみてください。
口述試験合格後には、合格証交付式への出席や土地家屋調査士会への登録・入会、新人研修の受講など多くのやることがあります。
また最終合格より前から動く方もいますが、就活も進めなくてはなりません。タイミングを逃さないよう、早めに転職・就職活動の準備を進めましょう。
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