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長島・大野・常松法律事務所の就職・転職難易度や求められる条件|年収や業務についても解説

長島・大野・常松法律事務所の就職・転職難易度や求められる条件|年収や業務についても解説

by LEGAL JOB BOARD 増田

コンサルタント

担当職種:
  • 弁護士
  • 法務
長島・大野・常松法律事務所の就職・転職難易度や求められる条件|年収や業務についても解説

こんにちは。弁護士専門の転職エージェント「リーガルジョブボード」の増田です。

本記事では、五大法律事務所の一つである「長島・大野・常松法律事務所の特徴や得意領域、年収、採用条件」などを解説します。ぜひご覧ください。

長島・大野・常松法律事務所の概要

長島・大野・常松法律事務所は、約570名の弁護士が所属している大手事務所です。

弁護士数 568名
得意領域 銀行・金融、キャピタルマーケット、紛争解決、保険法など
拠点 東京、ニューヨーク、シンガポール、バンコク、ホーチミン、ハノイ、
 ジャカルタ(デスク)、上海
公式HP https://www.noandt.com/

東京オフィスを中心に、ニューヨーク・シンガポール・バンコクなどにも拠点を展開しています。

※弁護士数は、LEGAL JOB MAGAZINE 編集部調べ(2024年1月時点)です。

業務分野・得意領域

長島・大野・常松法律事務所が得意としているのは、コーポレートやM&A関連の企業法務です。

具体的には、コーポレート、M&A、ファイナンス、不動産、知的財産、独占禁止法、海外案件、不祥事対応、コンプライアンス、事業再生・倒産、紛争解決、労務問題で、国際案件が多く大型案件を多数抱えています。

他の事務所では経験できないような案件を経験できることも魅力の一つです。

年収・収入

長島・大野・常松法律事務所は、五大法律事務所の中でも給与水準が高い傾向にあります。

新人のアソシエイトでも年収1,000万円を超え、3年目から2,000万円以上を稼ぐことができます。10年勤めると5,000万円、パートナーになると数千~数億円を稼ぐ弁護士もおり、かなり良い待遇です。

転職する場合のキャリアとしても、”長島・大野・常松法律事務所”出身の弁護士はブランド化され、転職に困らないでしょう。

さらに、独立する場合も”長島・大野・常松法律事務所”出身の代表というだけで箔がつき、採用活動にも強くなるため、大手事務所で働きたいと考える弁護士の方も多いです。

残業時間や有給休暇取得日数

2018年の月平均残業時間は13.1時間、平均有給休暇取得日数は16.5日と言われていますが、それよりも多く働いているのが現状です。

弁護士は業務が終わったときが退勤時間という感覚の方が多く、残業が当たり前になりがちな傾向にあります。そのため、定時以降の残業や、有休を取得しても仕事をしているといったことがあるようです。

弁護士の残業や休日については、以下の記事で詳しく解説しています。

女性が活躍できる環境

2018年の育児休業取得対象者数は16名です。男性の取得実績があり、子育て世代の弁護士が働きやすい環境づくりに取り組んでいます。

また、病児保育に力を入れているベビーシッター派遣会社と法人契約をしており、子供が病気で数日休まなければいけない、といったケースを減らしています。

研修・留学・出向の充実

長島・大野・常松法律事務所では、若手アソシエイトの育成に力を入れています。新人弁護士研修、同室パートナー制度、育成グループ制度など、新人弁護士の経験に応じた研修が可能です。

また、多くの弁護士は4~6年前後の実務経験を積んだ後に、米国、英国等の海外のロースクールやビジネススクールに留学します。

2~3年の留学を経て、復帰する弁護士が多いですが、中には米国、欧州、アジア等の海外の法律事務所や、海外にある企業のオフィス、官公庁で研修する方もいます。

留学は全弁護士が対象で、新人時代を過ぎてからも常にスキルを磨ける環境は魅力的です。

就職・転職で求められる条件やスキル

長島・大野・常松法律事務所への就職・転職において、求められる条件やスキルをまとめました。

新卒・司法修習生の採用について

長島・大野・常松法律事務所は新卒採用を積極的に行なっており、下記の条件が必須とされています。

  • 高学歴であること
  • 司法試験の順位が高いこと
  • 語学スキルが豊富であること
  • タフであること・体力があること

新卒・司法修習生は実務経験や実績がないため、応募者の本質(人柄やポテンシャル・能力)が問われる傾向にあります。

それに関連して、在学中の成績証明書や司法試験成績通知書などの提出が求められます。司法試験の順位や学歴が就職活動に与える影響は、以下の記事で解説しています。

中途採用について

長島・大野・常松法律事務所では、中途採用もおこなっていますが、新卒・司法修習生よりもハードルが高いといわれています。

長島・大野・常松法律事務所は五大の中でも特に、中途採用のハードルが高いとされているようです。それは、個人のスキルや業績がシビアに評価されるからだと考えられます。

裁判官・検察官経験者、大手企業のインハウスローヤーに内定を出す柔軟な面もありますが、凄腕の弁護士を求めているのは確実なので、目に留まる実績やスキルがないと転職は難しいでしょう。

2024年 サマークラーク(サマクラ)の募集情報・応募方法

長島・大野・常松法律事務所では、企業法務に興味をお持ちの方を対象にサマー・インターン・プログラムを実施予定です。

対象法科大学院2年次に在学中の方(2024年4月時点)
日程【1】8月21日(水)~8月22日(木)
【2】8月26日(月)~8月27日(火)
【3】8月29日(木)~8月30日(金)
【4】9月3日(火)~9月4日(水)
【5】9月9日(月)~9月10日(火)
【6】9月12日(木)~9月13日(金)
【7】9月18日(水)~9月19日(木)
【8】9月26日(木)~9月27日(金)
内容・事務所説明
・弁護士との面談
・グループディスカッション
・業務説明
・弁護士業務体験
・懇親会 など
待遇日当1万円
※交通費・宿泊費は条件に応じて別途支給
応募方法NO&T Careers Siteに登録・ログインを行い申し込み

各回ともに定員に達し次第、募集終了となります。詳細は以下のURLよりご確認ください。

https://recruit.noandt.com/lawyers/requirements/summer-intern

長島・大野・常松法律事務所の評判や口コミ

長島・大野・常松法律事務所の口コミをご紹介します。

良い口コミ

離職率が高いと言われることもあるが、最近は数年経っても各期で2.3人ほどではないだろうか。
それも教育体制がしっかりしている故に早くに一人前になり、インハウスや中堅にヘッドハンティングされてしまうからだと聞いている。

3年目以降、どこにこんなにお金があるのだろうと思うほど他の4大とは給与に圧倒的な差が生じ始める。AMTのように実力によって大差が生じることもなく、単に歩合なので長く働いていればその分入ってくる。やりがいは充分。また早く帰れば給与が減るだけなので周りの目を気にすることなくライフワークバランスを整えることが出来る。

留学についても学費全額、給与もかなり出る上にどこかのようにTOEFLの制限もなく手厚い補助がある。

雰囲気は大人しめの方が多いイメージだが、騒がしいタイプの方も一定数いる。

・キャリアの初め、特に今後業界の特定の分野の中で一番、もしくはそれに近いぐらいの地位まで上り詰めたい方にとってのキャリアの初めとしてはこの上ない環境だと思います。親身に指導していただけます。私のような上昇志向が強くない方には、はっきりいってあまり合わない環境だと思います。逆をいえば、上記のような意識の高い素晴らしい方々にとってはむしろ合っている環境だといえると思います。

・待遇(お金)が素晴らしくいい。弁護士の場合、働けば働くほど稼げます。これがいいと言う方はたくさんいます。逆に、私のようにワークライフバランス、女性の幸せを重視する方はそもそも弁護士の働き方には向いていませんので、企業に入ってしまった方がいいと思います。

・人間関係では困らない。規模が小さすぎる事務所だと、嫌な人が同じ職場というだけでストレスになります。大規模だと、ある程度、そのストレスは避けることができます。

・同期の質が高い。
頭脳が優秀な方ばかりです。
あげればまだまだあると思いますが、以上の点が特に特徴的かと思います。

出典:長島・大野・常松法律事務所の口コミ・評判

年俸に関しての口コミ

四大の中で組織として一番しっかりしている印象。安定のNOT。

アソシエイトにかかる税金とかも含めた年棒設計をしている。

3年目から歩合で2000万円を超え始めるという噂

優秀な方が多いですよ。

給料高いのが人生のモチベーションという方にはうってつけの事務所だと思います。

ただその分、ワークライフバランスの点では犠牲を伴うので、その点はきちんと考えた方がいいです。

特に女性の方で子供好きな方とかは女性としての幸せが得られるキャリアを選択された方がいいかもしれません。

出典:長島・大野・常松法律事務所の口コミ・評判

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  • 高年収が得られる職場で働きたい
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といったご希望をお持ちの方は、弁護士専門エージェント「リーガルジョブボード」にご相談ください。

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  • 自身に適したスケジュールで就職・転職活動が進められる
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この記事の執筆者

LEGAL JOB BOARD 増田

コンサルタント

担当職種:
  • 弁護士
  • 法務

明治大学卒業後、大手生命保険会社に入社。個人・法人営業にて上位5%の成績を収め、入社4年目で営業所⻑に就任。 リーガルジョブボードでは、責任者として弁護士領域への本格参入を牽引した後、採用コンサルティング事業の立ち上げを推進。 弁護士事務所の採用支援で得た圧倒的な情報量を武器に、現在までに100名以上の転職成功を実現。

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