
ウィンタークラークとは?メリットや応募の仕方・注意点

by LEGAL JOB BOARD 横山
キャリアアドバイザー
- 担当職種:

こんにちは。弁護士の転職エージェント「リーガルジョブボード」の横山です。
本記事では、「ウィンタークラークのメリットや注意点」について解説します。
ウィンタークラークは、冬に実施される法律事務所でのインターン・勤務体験を指します。
具体的には、
- 概要・具体的な内容
- 参加するメリット
- 応募の仕方・注意点
などを網羅的にお話しします。
「実際に応募したらどういうことをやるのか」「そもそもどのように応募するのか」「給料はもらえるのか」といった疑問をお持ちの方は、本記事を読むことで理解が深まるのではないかと思います。
就職活動を有利に進めたい方は、ウィンタークラークを上手く活用するとことに加え、転職エージェントの利用もおすすめです。
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この記事の目次
ウィンタークラークとは
ウィンタークラークとは、冬に実施される法律事務所での就業体験のことです。
法律事務所側が、優秀な人材を早い段階で見つけ採用に繋げるのが目的です。
ウィンタークラークは、以下のような名称で呼ばれることもあります。
- ウィンター
- ウィンターアソシエイト
- ウィンターインターン
- ウィンタープログラム
基本的には、予備試験の合格発表後に行われ、合格者だけが参加します。2020年はコロナの影響で試験が遅れ、択一に合格していれば参加できました。
2020年、2019年は以下のようなスケジュールで実施されました。
【2020年】
短答式 8月16日(日)
合格発表 9月8日(火)
論文式 10月24日(土)25日(日)
合格発表 2021年1月14日(木)
口述試験 2021年1月30日(土)31日(日)
最終合格発表 2021年2月8日(月)
ウィンタークラーク 2020年12月
【2019年】
短答式 5月19日(日)
合格発表 6月6日(木)
論文式 7月14日(日)15日(月・海の日)
合格発表 10月10日(木)
口述試験 10月26日(土)27日(日)
最終合格発表 11月7日(木)
ウィンタークラーク 2019年12月
その他に、法律事務所での業務を体験する機会としては、
- サマークラーク
- スプリングクラーク
- エクスターンシップ
などがあります。できるだけ多く参加することをおすすめしています。
ウィンタークラークの内容・業務例
ウィンタークラークで体験できる業務は、法律事務所ごとに違います。
また、配属されたチームや担当する先生によっても変わります。
例えば、
- 準備書面のドラフト
- 裁判同行
- 法令、判例のリサーチ
- 会議参加
などを行います。弁護士が得意としている法領域や先端分野の講義を聞くこともあります。
ウィンタークラークの勤務時間・給料
ウィンタークラークでは、基本的に給与は出ません。交通費のみ支給されることが多いです。
業務時間は、午前10時~午後6時の8時間程度が多いでしょう。
実施期間は2~3日間で、5日前後にわたって行われるサマークラークと比べると短いです。
ウィンタークラークの1日例
ウィンタークラークに参加した場合のスケジュール例は、以下のとおりです。
10:00 講義を聞く
12:00 先輩弁護士とランチ
13:00 会議参加
15:00 準備書面のドラフト
16:00 法令、判例のリサーチ
17:00 弁護士と面談
18:00 飲み会
ウィンタークラーク最終日には飲み会があることが多く、先輩弁護士と交流を深めるチャンスとなります。最後までしっかりアピールしましょう。
ウィンタークラークに参加するメリット
ここからは、ウィンタークラークに参加するメリットを解説します。
希望の法律事務所へ転職が有利になる
ウィンタークラークに参加すれば顔を覚えてもらえるので、採用につながりやすくなるでしょう。
通常では、書類選考に通過した後、面接で最大限に自分をアピールする必要があります。しかし、面接の1時間程度ではなかなかすべてをアピールすることは困難です。
ウィンタークラークは、事務所に自身のことを知ってもらう良いきっかけになります。
可能であればサマークラーク、スプリングクラークなど、希望事務所の体験には積極的に参加して、アピールしたいところです。
法律事務所の雰囲気を肌で感じられる
志望度の高い事務所でも、実際に働き始めると「思っていた感じではなかった」というケースはがよくあります。
ウィンタークラークに参加すれば、事務所の雰囲気を肌で感じることができ、実際に働いたときのイメージもつきやすくなるでしょう。
入職後にギャップを感じ、ガッカリすることのないよう、参加しておくのがおすすめです。
応募の仕方
ウィンタークラークは主に東京の事務所が行っているほか、大阪・福岡などの大都市でも行っている事務所があります。
五大事務所のウィンタークラークは特に人気で、多くの希望者が応募します。
※五大(四大)法律事務所の一覧や特徴については以下の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
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下記では、応募の手順を解説します。
事務所HPから応募する
ウィンタークラークを開催している法律事務所は、ホームページにアクセスすると応募フォームがあります。
フォームに必要事項を入力し、先方からの連絡を待ちましょう。
書類選考
応募の際、まずは応募書類を提出するところから始まります。
必要になる可能性がある書類は下記の通りです。
- 顔写真
- 予備試験成績通知書(短答式/論文式/口述)
- 成績証明書
- GPA証明書
- TOEICの成績表
- その他(アピールできる書類など)
必要書類が多く、すぐに準備するのは大変です。あらかじめ準備しておくと良いでしょう。
面接
書類選考を通過すると、面接が実施されます。面接は1名ずつ行われ、2~3名程度の弁護士が対応します。
ウィンタークラークの参加者は、将来的に入所する可能性もあります。優れた人材に目星をつける目的もあるため、ウィンタークラークだからといって気軽に選考を行うわけではありません。
面接では、その人が事務所の雰囲気に合っているかを見極めています。「予備試験の成績や勉強法」「就職先をいつ頃までに決めたいのか」などの質問が予想されます。
合否については、メールなどで後日伝えられる場合や、面接後に直接言われる場合もあります。
ウィンタークラークに応募する場合の注意点
ウィンタークラークに応募する際の注意点をお話していきます。
応募は早めに行う
希望する事務所の募集要項は早めにチェックしましょう。
事務所によって締め切りは異なり、予備試験の最終合格発表前に締め切るところもあります。また、先着順で応募人数に達したら締め切ってしまう事務所もあるようです。
できる限り早めに応募し、参加のチャンスを逃さないようにしましょう。
応募を諦めない
希望の事務所がウィンタークラークを募集している情報がなくても、諦めてはいけません。
大々的に募集していなくても、実際には募集している事務所も存在します。また、募集していなくても希望者がいればウィンタークラーク、サマークラークなどをおこなう事務所もあります。
直接連絡をして募集をしているか確認するなど、積極的に情報を収集してください。
成績を自分で判断しない
予備試験やロースクールの成績に納得がいかず、「どうせ応募しても落ちるだろう」と諦めるのはもったいないです。
先着順で募集している事務所や、成績だけでなく人柄も含めて総合的に判断する事務所もあります。
自信がなかったとしても、採用側は良しと判断することもありますので、ぜひ応募してみましょう。
サマークラーク・スプリングクラークなどとの違い
事務所を体験できる機会はウィンタークラークだけでなく、サマークラークやスプリングクラークなどもあります。
実施期間はサマークラークが5日程度で、ウィンタークラークよりも長い傾向にあります。
また、それぞれの対象者は以下のとおりです。
- サマークラーク:主にロースクール最終学年在籍者、司法試験受験生
- ウインタークラーク:主に司法試験予備試験合格者
- スプリングクラーク:主にロースクール最終学年進級予定者
スプリングクラークは行っている事務所が少なく、参加する人数も少ないです。
弁護士として働く時期に近づいてから開催される、サマークラークやウィンタークラークを重視している方が多いようです。
弁護士は転職キャリアアドバイザーを活用すると内定が出やすい理由
ウィンタークラークやサマークラークに参加しすることで、希望の法律事務所へアピールする方法は有効です。
しかし、「ウィンタークラークに参加できなかった」「他の事務所にも応募したい」と考えている方は、弁護士専門の転職キャリアアドバイザー「リーガルジョブボード」にぜひご相談ください。
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