土地家屋調査士
令和6年土地家屋調査士試験日程スケジュールと申し込みについて解説

令和6年土地家屋調査士試験日程スケジュールと申し込みについて解説

by LEGAL JOB BOARD 堀内

コンサルタント

担当職種:
  • 土地家屋調査士
  • 測量士
令和6年土地家屋調査士試験日程スケジュールと申し込みについて解説

こんにちは。土地家屋調査士の転職エージェント「リーガルジョブボード」の堀内です。

令和6年度の試験スケジュールについてお話しいたします。

  • 令和6年度の土地家屋調査士試験日程
  • 試験の申し込み
  • 試験内容
  • 合格率や合格後の流れ

試験の申し込みは令和6年7月29日(月)からスタートします。

情報の解禁後、焦って申し込みの準備をしないためにもぜひ参考にしてください。

▼2024年のインターンシップ開催決定!詳細・お申し込みはこちら

令和6年度土地家屋調査士試験日程

令和6年度の土地家屋調査士試験日程は下記の通りです。

  • 筆記試験:令和6年10月20日(日)
  • 筆記試験の合格発表:令和7年1月8日(水)
  • 口述試験:令和7年1月23日(木)
  • 最終合格者発表:令和7年2月14日(金)

今年度の試験日程は7月1日に発表されました。(法務省ホームページ参照)

土地家屋調査士試験の申し込みスケジュール

土地家屋調査士試験の申し込み期間は、令和6年7月29日(月)から8月9日(金)までです。

申し込み方法は下記の2パターンです。

窓口で申し込む

筆記試験を受験する試験場の所在地になる法務局か地方法務局の総務課で申し込みができます。

平日の午前9時~正午まで及び午後1時~午後5時までの時間で申請ができ、土日祝祭日は対応しておりません。

前年の申し込み時間と変更になっているため、注意してください。

郵送で申し込む

令和6年8月9日(金)までの消印があるものに限り受け付けを認めるとしています。

どちらの場合でも、申し込みは期日内に行えるように準備をしておきましょう。

筆記試験

今年度の土地家屋調査士の筆記試験は令和6年10月20日(日)に行われます。

試験は“午前の部”と“午後の部”に別れており、昨年の時間帯は下記の通りです。

午前の部

  • 着席時刻:午前9時00分
  • 指定時刻:午前9時15分
  • 試験時間:午前9時30分~午前11時30分まで

午後の部

  • 着席時刻:午後0時30分
  • 指定時刻:午後0時45分
  • 試験時間:午後1時00分~午後3時30分まで

指定時刻までに試験室に出頭していない場合、試験を受けられませんので時間は厳守しましょう。

筆記試験の合格発表

筆記試験の結果は、令和7年1月8日(水)16時に掲示されます。

▼発表方法

筆記試験の合格者には令和7年1月15日(水)までに口述試験の受験票が届きますので、合格後は確認しておきましょう。

実は筆記試験に合格するタイミングで就職活動を始める方が多いです。それは口述試験は合格率が高いためです。

中には最終合格発表前には入職する事務所が決定しているという場合もあります。

筆記試験の前にエージェントに相談したい方は、土地家屋調査士専門のリーガルジョブボードへお問い合わせください。
キャリア相談や求人の紹介など就職・転職のサポートをいたします。

口述試験

口述試験は、令和7年1月23日(木)に実施されます。

集合時間は、口述試験受験票に記載されています。

口述試験は合格率が高いと言われておりますが、少しでも時間を過ぎると不合格になりますので余裕を持って行動しましょう。

最終合格発表

最終合格発表は令和7年2月14日(金)16時に発表されます。

▼発表方法

土地家屋調査士試験の受験資格や内容

試験内容は日本土地家屋調査士会連合会に記載があり、下記の通りです。

受験資格制限なし(どなたでも受講可能)
試験科目▼筆記試験
午前の部:平面測量10問・作図1問
午後の部:
[択一]不動産登記法・民法他から20問
[書式]土地・建物から各1問

▼口述試験
1人15分程度の面接方式による試験
受験地東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松の全国会場

午前の部を免除されるには

実は、「午前の部」を免除されて受験に挑んでいる受験生が多くいます。

免除対象は、測量士・測量士補・一級または二級建築士となる資格保有者です。

午前の部が免除されると午後の部の勉強に集中してできます。それもあり土地家屋調査士試験のためにこれらの資格を取得しておいて、午前の部の免除を狙う方もいます。

土地家屋調査士試験の合格率

土地家屋調査士の合格率は8~10%程度で、大体400名前後の合格者がいます。

過去5年の合格率は下記の通りです。

令和5年度受験者数:4,429人
合格者数:428人
合格率:9.66%
令和4年度受験者数:4,404人
合格者数:424人
合格率:9.62%
令和3年度受験者数:3,859人
合格者数:404人
合格率:10.47%
令和2年度受験者数:3,785人
合格者数:392人
合格率:10.36%
令和元年度受験者数:4,198人
合格者数:406人
合格率:9.68%

合格基準の推移

土地家屋調査士試験には択一式・記述式とあり、このどちらの基準点と合格点のすべてをクリアしなければ合格にはなりません。

過去5年の合格基準は下記の通りです。

年度択一式基準点(平均点)記述式基準点(平均点)合格点
令和5年度35.0(31.8)29.0(23.7)72.0
令和4年度37.5(33.2)34.0(28.1)79.5
令和3年度32.5(30.3)30.5(25.7)73.5
令和2年度32.5(29.4)30(24.8)71
令和元年度32.5(29.8) 33.0(27.5) 76.5

土地家屋調査士試験に合格したら

土地家屋調査士試験合格後の大まかな流れは下記の通りです。

  • 令和7年2月14日(金) 最終合格発表
  • 2~3月 合格証交付式
  • 3月から 土地家屋調査士会に登録・入会する
  • 6月ごろ 新人研修

合格後は土地家屋調査士として働くためにいろいろな手続きが必要になってきます。

「合格証交付式」「土地家屋調査士会への登録」「新人研修」、この3つは必須なので必ず参加しましょう。

合格後のスケジュールの詳細は下記の記事を参考にしてください。

土地家屋調査士試験合格後の就職活動はいつから始めるのか

上記でもふれたように、口述試験は合格率が高い試験なので、筆記試験に合格すれば就職活動を始めだす方が多くいらっしゃいます。

中には先に土地家屋調査士業界で働きながら資格取得を目指している方も少なくありません。

「業界で働きながら、資格取得を目指したい」という方は、ぜひ一度リーガルジョブボードにご相談ください。

土地家屋調査士の専任エージェントが、就職・転職をサポートいたします。キャリア相談のみでのご利用も可能です。

参考文献

※本記事の情報は法務省ホームページおよび日本土地家屋調査士会連合会の情報を参考にさせていただいております。
※令和6年度土地家屋調査士会試験についての情報はまだ発表されておりません。本記事にある日程は例として昨年のものを記載しております。最新情報は発表され次第、更新していきます。

この記事の執筆者

LEGAL JOB BOARD 堀内

コンサルタント

担当職種:
  • 土地家屋調査士
  • 測量士

リーガルジョブボードの土地家屋調査士・測量士専門の転職エージェント。ご転職活動はただの就業活動ではなく、自身のキャリアにおける現在地・未来と深く向き合うお時間でもあります。目先の就業ではなく、長期的なキャリアを見据えたキャリアカウンセリングをさせていただきます。お気軽にご相談ください!

この記事をシェアする

関連する記事

このサイトの監修者・著者