司法書士

「司法書士法人小保内事務所」の職場・採用インタビュー|所員全員が女性。地域密着型の事務所で安定して働きたい方必見!

by LEGAL JOB BOARD 堀内

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担当職種:
  • 司法書士

こんにちは!司法書士の求人・転職情報サイト「リーガルジョブボード」の堀内です。

今回は、横須賀と逗子に拠点を構える司法書士事務所「小保内事務所」のご紹介です。

所員は資格者を含め全員女性で、地元での信頼も厚い小保内事務所。

そんな同所の司法書士であり代表を務める小保内洋子先生(以下、小保内先生)と司法書士である藤田先生にインタビューを実施しました。

応募や選考を考えている方はぜひご覧ください。

弊社では、リーガルジョブボードに求人をご掲載されている事務所様・企業様のインタビューを行っております。インタビューをご希望の事務所様・企業様はこちらからお問い合わせくださいませ。

仕事と勉強を両立し司法書士試験に合格。独立後は三浦半島で存在感を発揮

堀内 堀内
まず、小保内先生が司法書士を目指されたきっかけを教えてください。
小保内先生 小保内先生
実は、司法書士の勉強を始めたのは大学を卒業してからなんです。私が大学生だった当時、これから就活というタイミングでバブルが弾けてしまって。就職先は決まったものの、このままではいけないと危機感を持っていました。

大学は法学部だったので、学部内の友人の影響もあり司法書士の資格取得を目指すことを決意。会社勤めをしながら司法書士の予備校に週3日通ったんです。周りがボーナスを使って海外旅行をしているのを横目に、「絶対に合格してみせる!」と思っていましたね。最終的には会社を辞めて勉強に専念し、大学を卒業してから4年後、25歳のとき3回目の受験で司法書士試験に合格しました。

堀内 堀内
そして、念願の司法書士になられたのですね。
小保内先生 小保内先生
司法書士になって最初に就職した横浜の事務所は、とても忙しい事務所でした。いつも書類をぎゅうぎゅうに詰め込んでいたので、鞄が半年ごとに壊れてしまうくらい(笑)。

当時の上司は仕事を手取り足取り教えてくれるタイプではなく、入所して早いうちからいろいろな仕事を任され、なんとか自分で調べながら目の前の案件を必死にこなしていました。入所して3年間は、同期の3倍は仕事をしたと自信をもって言えますね。大変でしたが、この経験が独立後も役に立ったと感じています。

堀内 堀内
独立するにあたって、どうして横須賀を選ばれたのでしょうか。
小保内先生 小保内先生
小学校1年生のときから横須賀で育っているので、横須賀に帰ろうと思ったんです。郵便局の本局、コンビニや市役所も近い理想的な立地のテナントが見つかったため、決断しました。開設当時、ちょうど金利が下がって世の中はローンの借り換えブームに。独立して半年後には所員を採用するなど忙しく、順調な滑り出しでした。
堀内 堀内
独立直後は不動産案件をメインに扱っていたのですね。
小保内先生 小保内先生
現在では、不動産売買が6割、相続と後見で3.5割、残り0.5割が商業登記案件といった売上高比率になっています。後見に関しては常に約60人のお客様を抱えており、案件数は三浦半島一ではないでしょうか。
藤田先生 藤田先生
今日も市役所から直接案件の依頼がありましたよね。
堀内 堀内
市役所から直接ですか!みなさん、事務所のHPを見て依頼してこられるんでしょうか。
小保内先生 小保内先生
市役所だけではなく、市役所、社会福祉協議会、施設の施設長などからダイレクトに電話がかかってきます。開設当初から地元密着型の事務所を目指して市内のいろいろな場所に出入りしていたので、みなさん私のことを覚えてくれているんでしょうね。
堀内 堀内
過去の仕事の積み上げが、今につながっているんですね。

女性が安心して働ける職場作り

堀内 堀内
貴所は、所員全員が女性のみで構成されています。業界でも珍しいのではないでしょうか。
小保内先生 小保内先生
そうですね。ただ、最初から女性だけの事務所を目指していたわけではないんです。過去には男性所員もいましたが、女性ならではの安心感を求めるお客様の声も多くて。女性司法書士は数も少なく採用が大変ではありますが、当面は女性のみの事務所を維持していきたいですね。
堀内 堀内
女性は、出産・育児などのライフイベントもありますよね。
小保内先生 小保内先生
出産・育児休暇は所員の権利です。「しっかり休んで、また戻ってきてね!」と快く送り出しています。また、子育てをしながら働いていると、お子さんが熱を出して仕事を休まなければならないこともありますよね。弊所では、誰が抜けても全員が同じレベルで仕事ができるよう、仕事を属人化させないための指導を徹底しています。事務所として全員がレベルを上げ、チームで仕事をしているんです。
堀内 堀内
なるほど。 同じレベルで仕事ができる体制を普段から整えているんですね。所員の方の中には、貴所で10年以上お勤めされている方もいるとお聞きしました。そういった取り組みが、長く働いてもらえる環境づくりにつながっていると感じます。

外部研修の積極的な活用による安心の教育体制

堀内 堀内
横須賀と逗子の2拠点を構えられていると思いますが、今後の事業拡大についてはいかがでしょうか。
小保内先生 小保内先生
規模を今以上に拡大するつもりはまったくないんです。現在、横須賀事務所が9名(うち資格者2名)、逗子事務所が4名(うち資格者2名)の計13名体制。この規模感だとダイレクトに報告も受けられるので、ちょうど良いんです。事務所内のコミュニケーションにはビジネスチャットツールである「Chatwork(チャットワーク)」を活用していますが、この人数なら滞りなく目を通せますしね。
堀内 堀内
チーム一体となって取り組めるちょうど良い規模感ということですね。新たに入所されてきた方もチームの一員としての活躍が求められると思いますが、貴所にはどういった教育体制があるのでしょうか。
藤田先生 藤田先生
司法書士の資格者であれば、年次の近い司法書士がついてしっかりと仕事を教えていきます。OJTのほか、法改正などの際には事務所内研修を実施して情報共有をしています。
小保内先生 小保内先生
新しく入った方には、司法書士会の研修や弁護士の勉強会など外部研修に同行してもらうことも多いですね。本人にとっても刺激になりますから。
藤田先生 藤田先生
ちなみに弊所では、資格者だけでなく補助者でも積極的に外部研修に参加しています。高い向上心を持つ所員が多いんです。
堀内 堀内
業務面について、未経験者の場合はどういったことから始めていくのでしょうか。
小保内先生 小保内先生
決済関連の案件が多いので、まずは決済書類の作成からスタートしてもらいます。それが出来るようになれば、本人確認や決済立ち会いにも行ってもらいますよ。商業登記の場合、設立関連から対応してもらいます。

横須賀・逗子エリアでは比較的規模の大きい事務所なので、幅広い案件に携われます。ゆくゆくは何でもできるようになると思いますよ。

昇給額の高さが魅力

堀内 堀内
求職者の方々にとって、給与面も非常に重視されるポイントです。
小保内先生 小保内先生
昇給については、本人のスキルアップに応じた定期昇給に加え、事務所の売上増加を所員の給与にも反映させています。資格者の場合、一定の年収に達するまでは、毎年少なくても100万円以上は年収が上がっていきますね。
堀内 堀内
毎年100万円ずつアップですか!
藤田先生 藤田先生
私は入所したときに比べると、年収が3倍になりました(笑)。
小保内先生 小保内先生
地元密着型の事務所で人とのつながりや紹介による依頼が多く、広告宣伝費がほとんど発生していないんです。また、向上心が高い所員が多く仕事のパフォーマンスも高いので、一人あたりの売上高が他の事務所さんと比べると大きいようです。
堀内 堀内
私がこれまでお聞きした中でも一番の昇給額です。驚きました。

幅広い案件を楽しめる好奇心が重要

堀内 堀内
貴所では、どういった方が活躍されているのでしょうか。
藤田先生 藤田先生
好奇心旺盛な方が活躍していると思います。決済案件だけではなく、相続や不在者財産管理人の申し立てなど特殊でイレギュラーな案件も扱うことも多い事務所ですので、ルーティンワークをこなせば良いというわけではありません。わからないことを自分で追い求める姿勢があれば楽しんで仕事ができるのではないでしょうか。
小保内先生 小保内先生
私たち司法書士は、モノを売る商売ではありません。お客様のことを第一に考え、誠実・真面目にコツコツと取り組んでいただける人であれば大歓迎です。

これから就職・転職を考えている人へ

堀内 堀内
最後に、求職者の方々へメッセージをお願いします。
小保内先生 小保内先生
自分の経験からも、最初に入る事務所は非常に重要だとお伝えしたいです。大きな組織のなかでただの歯車になってしまうのではなく、幅広い案件にチャレンジしてご自身の経験則を蓄積していってください。入所から3年で独立も夢ではありませんよ!
藤田先生 藤田先生
私自身、さまざまな経験を積めるかどうかが事務所選びのポイントでした。小保内先生のもとにはあらゆる案件が舞い込んでくるので司法書士としても学ぶことが多いですし、現在は経営にも携わることができています。自分で望めばどんどんチャレンジできる事務所です。司法書士として、そして人としても挑戦する気持ちのある方と一緒に働くことができれば嬉しく思います。

この記事の執筆者

LEGAL JOB BOARD 堀内

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