
「士業は究極のサービス業」司法書士法人NCP 代表や所員に職場・採用インタビュー

by LEGAL JOB BOARD 金森
キャリアアドバイザー
- 担当職種:

こんにちは。司法書士に特化したキャリア支援を行う「リーガルジョブボード」の金森です。
今回は、「司法書士法人NCP」に、職場や採用に関するインタビューを行ないました。
相続や遺言などの「ライフエンディング分野」に特化し、いわゆる”終活”にまつわる分野で多くの実績を誇る事務所です。
そんな「司法書士法人NCP」の代表・井上真之先生(以下、井上先生)と所員のみなさんに、事業内容や働きやすい職場環境、積極的に利用できる制度などを詳しくお伺いしました。
応募や選考を考えている方はぜひご覧ください。
この記事の目次
井上先生のご経歴・事務所について

資格を取ってからは一度、個人事務所に就職して実務を経験。当時、業界では不動産登記や所有権売買といった決済分野が主流でした。


そこで、今まで税理士が窓口として担っていた相続に司法書士として足を踏み入れたんです。
弊所は、相続や遺言などの「ライフエンディング(終活)分野」に特化しています。司法書士だけでなく行政書士や税理士も在籍しているので、士業同士の連携が取れ、依頼主にトータルでサポートできるのが強みです。
理念に通ずる価値提供を


服装や礼儀、周りへの気遣いなど、民間企業が当たり前に大切にしていることに関しても指導を徹底しています。
また、代表である私の最大の使命は「従業員の暮らしを守ること」だと考えています。
司法書士事務所では、社会保険や福利厚生などの待遇が薄い場合が比較的多く…。NCPでは、十数年かけて労働条件や制度をしっかり整え、所員が心理的安全性を保てる環境をつくっています。
相続分野業界No.1の事務所で、スペシャリストを目指す所員たち





そこから相続を中心に扱う事務所を探し、NCPを知ったんです。ホームページを見て「士業はサービス業」という考え方に共感したこと、また大手法人ならではの安定性と信頼があることに惹かれて入社を決めました。

知り合いにNCPで働いている方がいて、定着率の良さや雰囲気の良さを聞いていたことも大きかったです。懇親会や食事会があり、コミュニケーションが取りやすく横のつながりを感じられることも魅力的でした。
DX化で業務効率を最大限に高める



最近だと、キントーンの導入を開始しました。業務推進企画のメンバーが全国にある各支店に出向いて、使用方法や使用する効果を説明していきました。
ITにあまり馴染みのない方も、オンラインではなく直接説明を聞くことで理解がしやすく、早く浸透していきました。


他にも、タイムカードのクラウド化、お客様への連絡手段でSMSを活用するなど、ITの力をフル活用しています。
所員同士のコミュニケーションを大切にする社風


NCPでは、所員同士の交流を深めてもらうために、福利厚生としてランチ代や飲み会の費用も規定額支給しています。日頃コミュニケーションが取れない方ともお話をする良いきっかけになりますね。
未経験者でも安心の教育体制





ただ実際に入社すると、電話応対や名刺交換の方法など社会人基礎・マナーを学ぶ機会もあり、こんなに手厚くサポートしてもらえるのかとかなり驚きました。
そして、入社2週間後・1ヶ月後・2ヶ月後に、支店長と1対1の面談を行い、業務の進捗や困りごとを相談する場もあるので安心です。



人によっては3か月~半年程度でひとり立ちができます。ここまで教育体制が整っているのは、司法書士事務所のなかでは珍しいと思います。
また、働くなかで適性を考慮し、担当業務を変更することもできます。例えば、お客様対応より事務業務の方が向いている場合、事務の専門職として活躍する道もあります。
分かりやすい評価制度が昇給にも直結



評価制度は、担当した件数、その難易度、電話に出た回数などの様々なデータが一覧化され、順位が出る仕組みをとっています。数字が可視化されることで、努力が成果につながりやすく、モチベーションが維持しやすいです。各人のパフォーマンスは全てポイントに変換し、成績上位の方を表彰する文化もあります。
全事務所ある程度同一の基準で評価できるのも、相続に特化している事務所ならではのメリットです


成績順位とは別にピアボーナス上位になるとポイントが上がるので、日ごろの細かな努力やメンバーへの働きかけもしっかりと評価される環境だと思います。
産休制度や時短勤務も導入


「定められた時間内で働けば成果は問わない」というよりも、「自分の案件をしっかりこなし、成果を出してほしい」という想いがあります。たとえ時短勤務であっても本人の能力次第で成果を出すことは不可能ではありません。
限られた時間を大切に使っていただくために、会議や朝礼もありません。代わりにITツールを使って定期的に事務連絡を行ない、重要事項を共有するようにしています。
求める人物像はずばり「前向きに頑張れる人」!



気配りができて自分の仕事に責任が持てる方であれば、未経験でも問題ないです。
お客さま一人ひとりに向き合って対応するので、すでに接客業を経験されている方にも向いています。
司法書士法人NCPのビジョン


実は我々が受託した相続案件の中で、遺言書を書いていた方の割合は2割ほど。生前から死後に対する意識を持つ方が増え、近い将来には5割程度の方に遺書を書くようになっていただけたらと考えています。
大手法人としての影響力があるからこそ、社会全体に貢献していきたいです。
これから就職・転職を考えている方へ

所内での交流を大切にしつつも必要以上に干渉はしない環境なので、居心地がよいのも魅力です。自分のペースで仕事をしつつ結果を出したい方は、ぜひ弊所に来てください!
司法書士法人NCPへの応募・選考のご相談を受け付けております。
司法書士専門の転職エージェント「リーガルジョブボード」では、求人紹介や書類・面接対策など徹底サポートいたします。また、あなたに合った求人を他にも複数ご紹介可能です。情報収集・ご相談のみでもお気軽にご利用ください。
早速ですが、井上先生のご経歴を教えてください。