未経験から司法書士に転職する方法や求められるスキル
by LEGAL JOB BOARD 小松﨑
コンサルタント
- 担当職種：
こんにちは。司法書士の転職エージェント「リーガルジョブボード」の小松﨑です。
本記事では、「未経験から司法書士に転職する方法や求められるスキル」を解説します。
「司法書士資格に合格したけど業務未経験だから転職できるか不安」「司法書士試験勉強中だけど合格後の転職活動が不安」とお考えの方はぜひお読みください。
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この記事の目次
未経験から司法書士に転職する方法
未経験でも司法書士として働くことは十分に可能です。
ただし、司法書士として働くためには司法書士資格を取得している必要があります。つまり、ここで言っている「司法書士未経験者」とは、「司法書士資格を持っている実務未経験者（司法書士合格者）」を指します。
司法書士試験に合格し、資格を取得したのち、司法書士を募集している事務所の求人に応募することで、転職が可能となります。
司法書士試験は難関試験ですが、司法書士の平均年齢は40代ということもあり、40代から司法書士としてのキャリアをスタートさせても遅すぎることは決してございません。
また司法書士資格を所持しているだけで司法書士事務所からは重宝される人材になれるので、60代や70代で司法書士として活躍されている方も多くいらっしゃいます。
司法書士資格については下記でも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
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実務未経験の司法書士（司法書士合格者）に求められる能力や条件
司法書士事務所（採用）側が「未経験司法書士に求めるスキルや条件」を把握していると、転職活動を有利に進められます。
未経験の司法書士や司法書士補助者を採用する際、多くの事務所が求める能力や条件は以下です。
- コミュニケーション能力がある
- 社会人経験がある
- 士業での就業経験がある
- 別の資格保有
もちろんすべてに当てはまらないと転職できない、というわけではありません。あくまで当てはまる項目があると「有利」になります。
コミュニケーション能力（最重要）
最も求められるのはコミュニケーション能力です。司法書士の主な仕事である「登記業務」は書類作成の事務作業のイメージが強いですが、法務局との関わりや決済の立会など、外部との関わりも多いです。
また、司法書士にご相談されるお客様のご対応もしなければいけません。ご相談者が抱えるデリケートな問題を正確に把握し、どのように解決に導くかを説明するコミュニケーション能力が求められます。
そのため、営業経験などはコミュニケーション能力のアピールに役立ちます。
面接ではその部分もチェックされているので、好印象を与えられるよう堂々と話すことを心がけましょう。
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士業事務所での就業経験（あれば歓迎される程度）
士業事務所での就業経験がある方はとても強みになります。例えば、司法書士事務所での補助者経験がある未経験の有資格者は非常に有利です。
そのため、司法書士事務所で「司法書士補助者」として働きながら司法書士資格の取得し、転職活動をスムーズに進める方も一定数いらっしゃいます。
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司法書士事務所以外であれば、例えば弁護士事務所でのパラリーガル経験などもアピールポイントとなります。
他士業系の資格（あれば歓迎される程度）
士業系の資格があると歓迎される場合があります。それは、司法書士として必要な知識が他士業と重なってくる部分があるためです。
その主な例として「行政書士」などがあげられます。
未経験者の転職方法
未経験者が転職で有利となる条件が分かったところで、次は未経験者の求人の探し方について解説します。
未経験歓迎の司法書士事務所の求人は多いため、下記を利用して転職活動を進めていきましょう。
転職エージェントサイトを利用する
司法書士の就職・転職活動をより有利にするには、転職エージェントを活用することです。
転職エージェントとは「あなたの転職活動を無償で全面的に支援してくれる転職アドバイザー」です。転職エージェントに登録すると、転職活動を引っ張ってくれるので一人で活動するよりも迅速に・確実に進めることができます。具体的なサポート面としては
- あなたが活躍できる求人を紹介してくれる
- 書類・面接選考を徹底してくれる
- 年収を交渉してくれる
- キャリアステップの相談に乗ってくれる
など、転職支援を多方面から支援してくれます。
ただし、転職エージェントは「司法書士業界に強い」ところでなければ意味がありません。業界について何も知らないエージェントに、転職活動をサポートしてもらうのは不可能だからです。
司法書士業界に強い転職エージェントは「リーガルジョブボード」です。未経験歓迎の司法書士求人や、資格がない方のための司法書士補助者求人を多数ご紹介できますので、お気軽にご相談ください。
司法書士会
「司法書士会」というサイトに求人がたくさん掲載されています。全国各地にあるため、希望する地域のサイトを見てみましょう。
資格取得後の初めての就職活動で利用する方が多く、未経験可能の案件も多数あります。
転職サイト
一般的な転職サイトにも、未経験可能な司法書士求人が掲載されています。
司法書士会に掲載されていない、転職サイトだけに掲載されている求人も増えてきました。
転職サイトの場合、登録者限定で見られる求人もあるため、まずは登録することをおすすめします。
司法書士会と併せてチェックすることで、より多くの情報を集めることができるでしょう。
資格がない場合は「司法書士補助者」として働くことも可能
資格がない場合は「司法書士補助者」として働くことが可能です。司法書士補助者とは、司法書士のアシスタントのような職種です。
司法書士補助者として働きながら、資格取得を目指す方も一定数いらっしゃいます。補助者として働きながら受験勉強を進めるメリットもあるので、気になる方は以下の記事もあわせてご覧ください。
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未経験から司法書士を目指す方へ
司法書士の受験勉強中の方や、受験勉強を始めようとしている方で、
- 司法書士補助者として実務に携わりながら受験勉強をしたい
- 受験生に理解のある司法書士事務所で補助者として働きたい
- 司法書士補助者の働き方・待遇の詳細を聞きたい
といった方は、司法書士・司法書士補助者の就職支援を行う「リーガルジョブボード」まで、お気軽にご相談ください。情報収集や相談のみでもご利用いただけます。
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