司法書士が転職で利用すべきエージェント7選|口コミや評判・注意点も紹介
by LEGAL JOB MAGAZINE 編集部
編集部
本記事では、「司法書士が利用すべき転職エージェント」を厳選してご紹介します。エージェント一覧や口コミも掲載しています。
本記事の内容が、司法書士の皆さまの情報収集の一助となれば幸いです。
※本記事で引用する「利用経験のある転職サイトに関するアンケート」は、現役司法書士を対象に実施されたものです。
この記事の目次
【司法書士専門】特におすすめの転職エージェント
エージェント
サイト
LEGAL JOB BOARD(リーガルジョブボード)
「リーガルジョブボード」は、司法書士専門エージェントが在籍する転職支援サービスです。
求人数は業界トップクラスで、全国の司法書士事務所・法人や企業の求人を幅広く取り扱っています。司法書士の専門エージェントが、一人一人の希望に沿った求人を紹介しています。ヒアリング後に、メール等で即日求人紹介を受けることも可能です。
またエージェントは、求人先の内情や業務内容などを把握しており、求人だけでは分からない情報も得られます。応募書類や志望動機を魅力的にみせる、選考通過の可能性を高めるための書類添削や、面接対策・面接同行も強みの一つです。
就職・転職支援の一環として、合同説明会や合格祝賀会、各種セミナーも開催しており、まずは情報収集がしたいという方にもおすすめのサービスです。
リーガルジョブボードの口コミ・評判は以下の通りです。
電話でいろいろと自身の希望、事情等をお聞きいただき、望ましい司法書士法人をご紹介いただき、面接までつないでいただきました。
また、特にZoomでの模擬面接は、適切なアドバイスをいただき、大いなる自信をもって面接に臨むことができました。とても感謝しています。(司法書士・40代)
資格試験の結果待ちというどっちつかずの状態で就活を始めましたが、私自身の状況や希望を丁寧に確認して頂き、弱気になりかけた時は背中を押して頂き、ベストな就職に導いてくださいました。
レスポンスやサポートもスムーズでとても安心感がありましたし、面接の際にも事前に簡単な打ち合わせをして和ませてくださったり、代わりに質問してくださったりして、とても心強かったです。(司法書士・30代)
エージェント様を使った初めての転職でしたが、転職の軸の整理、書類の添削等で第三者からのアドバイスを受けられたことが転職の成功に繋がったと思います。
また、個人では収集しきれない、豊富な企業情報を提供してもらえた点も非常にありがたかったです。担当者の方が非常に熱心に、また私に寄り添って対応して頂き、途中で折れることなく最後までモチベーションを保つことができました。(司法書士補助者・30代)
プロキャリア
「プロキャリア」は、資格予備校のLECなどを展開する株式会社 東京リーガルマインドが運営する転職支援サービス。
士業・企業管理部門に特化しており、都市部の求人が豊富です。サイトの使いやすさ・見やすさが評価されているほか、お仕事相談会や講演会などのイベントも開催しています。
プロキャリアの口コミ・評判は以下の通りです。
業務内容や必須スキル、年収などがはっきりと書かれてあって見やすかったと思います。ただ、やはり大手の法人しか勧められなかった覚えがあります。サイト自体は見やすくていいと思いました。(司法書士・20代)
司法書士業界という、ニッチな業界にも関わらず、豊富な求人の提供や適切な指導をしてもらい、満足度は高かった。同じ業界にいる知り合いにも利用してもらいたいと感じた。(司法書士・20代)
引用元:リーガルジョブボード「利用経験のある転職サイトに関するアンケート」
リーガルブライト
「リーガルブライト」は、司法書士の就職・転職支援サービスを展開しています。司法書士事務所の求人を中心に、法務求人も扱っています。
司法書士・司法書士受験生向けのコミュニティ運営や、業界動向の情報発信を行なっており、情報収集にも活用できるでしょう。
リーガルブライトの口コミ・評判は以下の通りです。
求人数が少なかったのが残念だったが、一つ一つの事務所のデータはとても詳しく、参考になった。夜遅くまで対応してくれたので、働きながらの転職活動をするにあたってはとても助かった。(司法書士・30代)
ホームページの記載はわかりやすかったと思う。利用までのハードルは低く感じた。エージェント自体は感じが良かったのだが、紹介の案件がなかったのが残念に思った。ホームページにはエージェントの写真などもあり、話をするまでに安心感があった。(司法書士・30代)
引用元:リーガルジョブボード「利用経験のある転職サイトに関するアンケート」
SACT
「SACT」は、株式会社SACTが運営する士業専門の転職・求人情報サイトです。司法書士の他にも公認会計士・税理士、弁護士、弁理士などの職種を取り扱っています。
経験豊富なエージェントが在籍していますが、求人数は多くないため、幅広く求人を見たいといった方は他サイトと併用するのがよいでしょう。
https://sactjp.com/shihou-navi
SACTの口コミ・評判は以下の通りです。
気軽に相談しやすいと思います。不安な点について、共感してもらえていると感じることで、上記の相談しやすいということにもつながり、安心感にも繋がるのかと思います。(司法書士・30代)
エージェントの方は親身になって相談に乗ってくれて、就職活動も一旦は上手くいき、とある事務所に入所できた。しかし、そこの所長が酷いパワハラ体質の人物で(面接時にはわからなかった)、自身の体調にも影響が出てしまったことから、結果的にすぐに退職することになってしまった。
エージェントの方を恨むつもりは無いが、表面的な情報だけでなく、過去の勤務者の口コミなどの生の声を教えてもらえると利用者は助かると思う。(司法書士・30代)
引用元:リーガルジョブボード「利用経験のある転職サイトに関するアンケート」
弁護士ドットコムキャリア
「弁護士ドットコムキャリア」は、法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」が展開する転職支援サービスです。
リーガル領域の理解が深く、司法書士事務所や企業の司法書士向け求人も取り扱っています。また司法書士に特化したエージェントも在籍しています。
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、リクルートが運営する転職エージェントサービスです。
専門特化型のエージェントではありませんが、司法書士事務所・法人の求人も掲載されています。企業の求人も一定数あり、法務に転職したい方は利用してみると良いでしょう。
MS-Agent
「MS-Agent」は、管理部門・士業に特化した転職エージェントで、30年以上の歴史があります。
司法書士事務所の求人はあまり多くありませんが、企業の求人は充実しています。法務を希望する司法書士の方は活用できるでしょう。
MS-Agentの口コミ・評判は以下の通りです。
ウェブサイトについては、作り込まれていて良かったかとおもいます。ただ、やはり司法書士業界については、圧倒的に求人数も少なくあまり役に立つ情報はないものと思いました。(司法書士・30代)
引用元:リーガルジョブボード「利用経験のある転職サイトに関するアンケート」
番外編:司法書士JOBサーチ
番外編として、求人サイトの「司法書士JOBサーチ」をご紹介します。
求人サイトのため、エージェントによる就職・転職のサポートは行なっていませんが、司法書士事務所・法人を中心に多くの求人を掲載しています。中小規模の事務所を含め、幅広く情報収集をしたい方におすすめです。
司法書士がエージェントを利用するメリット
司法書士の転職でエージェントを利用するメリットを3つに絞ってご紹介します。
1. 自分に合った求人を紹介してもらえる
司法書士専門のエージェントであれば、業界や業務に関する知識が豊富です。的外れな求人を紹介されることは基本的に無いでしょう。
むしろ「リーガルジョブボード」のような専門エージェントを利用することで、これまでの経験や希望に沿って、最適な求人を紹介してもらうことができます。
自力で求人探し・情報収集をするよりも、効率よく希望に合った求人や職場に出会えるはずです。
2. スムーズに転職活動が進められる
求人提案や書類添削、面接調整など一貫したサポートを受けられるため、転職活動をスムーズに進めることができるでしょう。
転職活動では比較検討が重要で、複数の選考を同時並行するのがベターです。しかし、自力で複数の選考を進めるのは簡単ではありません。
求人探しや応募書類の作成、面接などに不安のある方は、ぜひエージェントの利用をご検討ください。
3. キャリア・転職について相談できる
転職はキャリアにおける大きな転機です。エージェントと話すことで、自身の希望・考えを整理し、今後の方向性を定めることができるでしょう。
「リーガルジョブボード」では、転職理由や希望条件について伺うヒアリングを実施しています。そのうえで、最適な求人をご提案し、キャリア実現のお手伝いができるよう努めています。
将来の目標は定まっているが、どのようにキャリアを積んでいくべきか分からないといった方も、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
司法書士の求人紹介をご希望の方や、転職・キャリアのことでお悩みの方は、司法書士の専門エージェント「リーガルジョブボード」にご相談ください。情報収集のみでもご利用いただけます。
エージェント利用の注意点
エージェント利用には多くのメリットがある一方、知っておきたい注意点もあります。
最も注意したいのが、求人への応募や内定受諾を強引に勧めてくるエージェントです。無理に求人応募や内定受諾を迫られていると感じた場合は、担当者変更や利用するサービスの変更をすべきでしょう。
また利用するサービスによっては、「担当エージェントと相性が合わない」「専門性に欠ける」といったケースがあり得ます。そのような場合、担当者の変更を検討されるのが良いでしょう。多くのサービスでは、担当者を変更することができます。
司法書士が転職を成功させるコツは?
様々な要素がありますが、転職成功のために特に外せないのは以下の3点です。
- 転職の軸(譲れない希望)を明確にする
- 転職先の内情・雰囲気をできる限り詳細に把握する
- 転職のプロであるエージェントをうまく活用する
まず転職にあたって、絶対に譲れない希望を明確にしましょう。業務分野や働き方、人間関係、年収など様々な要素がありますが、転職の軸が定まっていると取捨選択がしやすくなります。
次に職場の雰囲気や内情を把握するのが大切です。代表や先輩司法書士の人柄、事務所の経営方針、リアルな労働条件(労働時間・年収・休みなど)は、知っておくに越したことはないでしょう。
上記にも関連して、ぜひ転職エージェントをうまく活用してください。司法書士専門のエージェント「リーガルジョブボード」では、キャリア相談から求人提案、求人先の情報共有、書類添削・面接対策など、一貫したサポートが受けられます。
転職に関してよくある質問(Q&A)
Q1. 司法書士の転職が不利になるのは何歳からですか?
司法書士の転職や就職で、年齢がネックになることはほぼありません。リーガルジョブボードでは、70代の方の転職支援実績もあります。
50代以上や未経験の方も、応募できる求人がないといったことは基本ないでしょう。司法書士は年齢に関係なく売り手市場であり、転職や就職のチャンスは大いにあります。
Q2. 転職活動の期間はどれくらいですか?
応募から入職決定まで、1〜3ヶ月程度が一般的です。内定を受諾するかを検討できる期間は、1~2週間程度のケースが多いです。
そのため、応募先が複数ある場合には、選考を同時に進めるのがポイントです。内定を受諾するか否かの判断(ベストな転職先の見極め)がしやすくなります。
Q3. 「非公開求人」とはどのような求人ですか?
非公開求人とは、サイト上に公開されていない求人や、応募先の名前が伏せられている求人です。
不信感を抱く方もいるかもしれませんが、非公開求人は重要ポストや好待遇の求人である可能性が高いのです。
求人が非公開になる主な理由としては、経営にかかわる重要ポストであることや、求人を出しているのを所員・社員に知られたくないことなどがあります。