司法書士

「司法書士法人リーガル・フェイス(横浜支店)」の小澤崇先生に職場の魅力をおうかがいしました!

by LEGAL JOB BOARD 稲田

コンサルタント

担当職種:
  • 司法書士

こんにちは!司法書士の求人・転職情報サイト「リーガルジョブボード」の堀内です。

今回は、「司法書士法人リーガル・フェイス(横浜支店)」の小澤崇先生に、職場や採用に関するインタビューを行ないました。

百貨店業界や飲食業界を経験したのちに、第二のキャリアとして司法書士を選択し、司法書士業界で活躍する先生です。

応募や選考を考えている方はぜひご覧ください。

弊社では、リーガルジョブボードに求人をご掲載されている事務所様・企業様のインタビューを行っております。インタビューをご希望の事務所様・企業様はこちらからお問い合わせくださいませ。

小澤先生の経歴

堀内 堀内
司法書士になった経緯やきっかけをお伺いさせてください。
小澤先生 小澤先生
元々百貨店や飲食店で15年ほどサービス業をしていました。

ただ違う世界を見てみたい、飲食店では夜も働いていたので昼間の仕事をやろうと思ったのがきっかけでした。

大学が法学部だったので、その経験を活かせればと考え司法書士資格を取得しました。

職種がガラッと変わりましたが、やってみると今までのサービス業の経験が生きると感じる場面も多かったです。

堀内 堀内
司法書士になってからのことを教えてください。
小澤先生 小澤先生
司法書士資格を取得して1年程度知り合いの司法書士事務所でアルバイトをし、その後リーガル・フェイスに入所しました。

今が入って6年程ですね。実は入ったばかりの頃は、書類作成の経験があまりなかったので、PC操作は早くなかったんです。でも質問しても嫌な顔はされず、むしろどんどん聞いていいよといった感じで親切に教えてくれる社風でしたので、比較的早くいろんなことが身につきました。

入所当初、自分の年齢は上の方で教えてくれる方も年下が多かったんですが、いい距離感で親切に接してくれました。

入ったときは40人くらいだったスタッフも今は100人くらいになり、大人数で働く楽しさを感じています。

そして去年の1月に横浜支店ができ、5年目で責任者に抜擢されました。人数は多くなりましたが、自身のがんばり次第でしっかり評価してもらえる環境ですね.

前職でのスキルを活かして

堀内 堀内
サービス業の経験はどんな時に役立ちましたか?
小澤先生 小澤先生
サービス業で働いている際は、お客様が煙草を吸われる仕草をしているのなら灰皿を出したり、周囲に気配りをすることが自然と身についていた点などがとても役に立っています。

あと「サービス業では聞いている側の気持ちになって話す」ということが当たり前に求められます。司法書士専門でやっていると、ついついお客様も登記などがわかっているという前提で話を進めてしまいがちです。

でもお客様は全ての方が詳しいわけではないので「どうしてここに座っているのか?登記とは何か?登記簿とは何か?」などを丁寧に説明することが大事になります。

サービス業経験があるので、そういったお客様の気持ちが気づきやすいと感じています。

お客様からも「わかりやすい」と言っていただけ、司法書士として・管理者として常にそういった部分を意識しています。

業務について

堀内 堀内
では実際どんな業務を行なっていますか?
小澤先生 小澤先生
不動産登記がメインではあります。ほかの事務所では登記業務は抵当権設定だけを行うといったところも多いですが、うち(リーガルフェイス)では不動産関連は不動産業者が仕入れてきた建物の販売、この仕入れから販売の一連の流れをやれますね。

また調査士法人と連携して不動産会社が買い取る時などに、相続の相談なども上がってきた場合はそちらも対応します。

横浜支店では相続等に関連する案件は月に20件程度ですね。相続課を作って税理士とも提携し、遺産整理や税金関連のところまでキャッチアップできるようにしています。

不動産登記メインと言っても、横浜支店では希望があれば相続案件、また案件は少ないですが商業登記にも携われる機会がありますよ。

堀内 堀内
横浜支店の案件の割り振りについて教えてください。
小澤先生 小澤先生
もともとは新宿を拠点としていましたが、神奈川案件が増えたため横浜支店を作った背景があります。なので、神奈川の案件がほとんどになります。

そして、ご依頼いただいた案件は各スタッフの能力をみて振り分けるようにしています。ただ、相続や商業登記などに関してはやりたい人にやってもらうことがほとんどです。

また案件を対応していくうちに、だんだんクライアントの方と仲良くなっていくことも多いので、個別に相談を受けたものをやっていくことや、1つの案件から派生して案件が出てくることが多いですね。

堀内 堀内
資格者と補助者の業務の違いはありますか?
小澤先生 小澤先生
資格者と補助者ですが、全体で言えばほとんど違いはありません。

分業にはしていませんが、立会は資格者で場合によっては補助者が同行したり、代筆関係は資格者にしていますね。

基本的には資格者も補助者も、入口から出口までを一緒にやっています。

ただ横浜支店は人員の関係もあり、仕入れの決済に資格者、売る場合には補助者に多めに対応してもらっています。

ゆくゆくは両方をバランスよくやってもらえるようにする予定です。

堀内 堀内
決済の中で戸建てや分譲マンションとか、種類の割合はどうですか?
小澤先生 小澤先生
ほぼ戸建ての案件になります。新築マンションの案件もありますが、数が少なく新宿の専門部署がやっていますね。中古は少なく、ほとんどが新築の案件です。

お付き合いのあるクライアントからの仕事が多いため、だんだんと関係を構築していけますね。

決済事務所の魅力

堀内 堀内
先生から見た、決済事務所の魅力を教えてください。
小澤先生 小澤先生
決済事務所の魅力はお客さんの人生で大きな場面に立ち会うことができることです。

不動産取引は買う方も売る方も人生で1回や2回しかないような場面になります。

私が強く印象に残っているエピソードがありまして。

すごく明るく気さくな女性のお客様だったのですが、その方は持っている家を売るために相談にいらっしゃいました。手続きや決済はスムーズに進み、何も問題なかったんです。それが最後の最後で振込完了したとき、いきなり涙を流されました。

お話を聞くと、お母様との思い出が詰まった家をご事情により売却をされたとのことで、いろいろな感情が溢れての涙だったんです。

サービス業では感じたことのない場面に直面して、より一層身が引き締まった瞬間でした。

そういったお客様の節目節目に関われる決済業務はとてもやりがいがあると感じています。

堀内 堀内
リーガルフェイスの魅力を教えてください。
小澤先生 小澤先生
決済が多く、かなり早くに決済に慣れてくると思います。

またいろんな人と出会えることも魅力です。売れてよかった、買えてよかったでWINWINなのが決済ですから、喜ばれる場面に多く接することができるのも魅力の一つだと感じます。

働き方やキャリアアップについて

堀内 堀内
リーガルフェイスで働いたときの働き方やキャリアアップについて教えてください。
小澤先生 小澤先生
事務所内で充分キャリアを積める環境です。

人数も多くなってくるため、秋に2つ役職も増えます。もちろんそこで役職手当等があります。上に上がっていくにつれて、人に教えたり、案件を抱える数も多くなってきます。

個人事務所というより一般企業のようなイメージが違いと思います。

業界的に自分で案件を必死で取らないととイメージされている方も多いですが、うちは案件も安定して入ってくるため、それを各スタッフに割り当てていますし、売上などのストレスは少ないかな。

個人事務所で合わないな、安定して働きたいなと感じている方にはとても働きやすいと思いますよ。

堀内 堀内
事務所が大きいからこそ、ママさんで時短を希望している方でも働けそうですね。
小澤先生 小澤先生
そうですね。実際時短で働いてるママさんもいらっしゃいますよ。
堀内 堀内
昇給についてはどうでしょうか?
小澤先生 小澤先生
毎年決まった時期に昇給があります。役職がついてくると、更に昇給幅も上がってきたりしますね。実際、個人事務所よりは明らかに上がっていると感じます。

業績は伸びていますので、今後も期待していただきたいですね。

堀内 堀内
横浜支店の残業や休暇などはどうでしょうか?
小澤先生 小澤先生
もちろん残業は0にしたいです。案件が増えてますので少し残業が発生していますが、増えるたびに求人を出して採用できるように進めています。

今のスタッフや今後入所するスタッフの負担を緩和させたいんです。そのため有休もどんどん消化してもらっていますよ。お盆も有給申請でいっぱいです笑

うちは大きいので「どんどん有休取りましょう!」と声をかけています。

自分の人生のために仕事するんだから、自分の時間を充実させてほしいですよね。家族のためという方も、休みがとりやすい環境にしています。

業務の管理だけではなく、人生ごと管理したいんですよ。ここでやってよかったと思ってもらいたいですし、自分のやりたいことや人生を大事にしたい、そのために仕事もがんばりたいという方のために環境を整えたいです。

堀内 堀内
貴所はスピード感があるとのことですが、個人の業務スピードは評価に繋がりますか?
小澤先生 小澤先生
うちは他の人との相対評価で、スピード感(効率化、事務処理能力)ある人は確かに評価されています。

もちろん案件の数が評価のベースにはありますが、すべての評価にスピードを重視しているかというと、そうじゃないんですよ。実際スタッフの中にもゆっくりめな方はいます。

それぞれの特徴がありますので、例えば複雑な案件をしっかり時間をかけてこなすのが得意なスタッフや単純な案件で数をこなす方が得意なスタッフなどがいますので、適材適所に案件を振り分け評価しています。

堀内 堀内
システムについて教えてください。
小澤先生 小澤先生
システマチックにかなり進んでいます。

独自のExcelを使用したオリジナルのものがあるので、一個一個の書面作成は早いです。カスタマイズして自分のやりやすいように改良したものを使っている方もいますよ。

入力が出来れば使えるものなので、PCが苦手な方も安心してください。

今後のビジョン

堀内 堀内
今後の横浜支店としてのビジョンを教えてください。
小澤先生 小澤先生
理想は風通しが良く、みんなの意見が通る事務所にしたいです。

例えば商業がやりたいという声があればそういった案件も増やしたいですし、どんどんスタッフの意見を取り入れてより良い環境にしたいです。

スタッフの意見を取り入れた結果が、当初イメージしていたものと違う形になっても、事務所がより良い方向に向かうようでしたら、全然ありだと思っています。

最後に一言

堀内 堀内
最後に貴所に入所希望の方へ一言お願い致します。
小澤先生 小澤先生
仕事は自分の人生を楽しむための手段だと考えています。働いている間も楽しんでほしい。だからこそ、人生を楽しみたい方はぜひ来てほしいです。

「明日は仕事か~」という職場より「明日も仕事だけど、ここなら頑張れる!」という、なるべくストレスを感じない、そんな事務所を理想としています。

現在はコロナの影響で出来ていませんが、スタッフ同士で遊びに行ったりなどの企画をしたりもしています。

偶然、1億8000万の中で出会えたのでそれを大切にしたい。そんな出会いを大事にしたい人にもぜひ来ていただきたいです。

この記事の執筆者

LEGAL JOB BOARD 稲田

コンサルタント

担当職種:
  • 司法書士

リーガルジョブボードの司法書士専門の転職エージェント。代表の人柄、事務所の雰囲気、経営方針といった「求人票だけでは見えない情報」をお伝えして、皆様の実りあるキャリアの実現のお手伝いします。士業界はまだまだ就業環境が整備されていない状況です。皆さん一人ひとりの転職をお手伝いしながら、ひいては士業界全体の働き方が変わるように、尽力します。

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