「司法書士法人リーガル・フェイス(横浜支店)」の小澤崇先生に職場の魅力をおうかがいしました!
by LEGAL JOB BOARD 稲田
コンサルタント
- 担当職種:
こんにちは!司法書士の求人・転職情報サイト「リーガルジョブボード」の堀内です。
今回は、「司法書士法人リーガル・フェイス(横浜支店)」の小澤崇先生に、職場や採用に関するインタビューを行ないました。
百貨店業界や飲食業界を経験したのちに、第二のキャリアとして司法書士を選択し、司法書士業界で活躍する先生です。
応募や選考を考えている方はぜひご覧ください。
弊社では、リーガルジョブボードに求人をご掲載されている事務所様・企業様のインタビューを行っております。インタビューをご希望の事務所様・企業様はこちらからお問い合わせくださいませ。
小澤先生の経歴
ただ違う世界を見てみたい、飲食店では夜も働いていたので昼間の仕事をやろうと思ったのがきっかけでした。
大学が法学部だったので、その経験を活かせればと考え司法書士資格を取得しました。
職種がガラッと変わりましたが、やってみると今までのサービス業の経験が生きると感じる場面も多かったです。
今が入って6年程ですね。実は入ったばかりの頃は、書類作成の経験があまりなかったので、PC操作は早くなかったんです。でも質問しても嫌な顔はされず、むしろどんどん聞いていいよといった感じで親切に教えてくれる社風でしたので、比較的早くいろんなことが身につきました。
入所当初、自分の年齢は上の方で教えてくれる方も年下が多かったんですが、いい距離感で親切に接してくれました。
入ったときは40人くらいだったスタッフも今は100人くらいになり、大人数で働く楽しさを感じています。
そして去年の1月に横浜支店ができ、5年目で責任者に抜擢されました。人数は多くなりましたが、自身のがんばり次第でしっかり評価してもらえる環境ですね.
前職でのスキルを活かして
あと「サービス業では聞いている側の気持ちになって話す」ということが当たり前に求められます。司法書士専門でやっていると、ついついお客様も登記などがわかっているという前提で話を進めてしまいがちです。
でもお客様は全ての方が詳しいわけではないので「どうしてここに座っているのか?登記とは何か?登記簿とは何か?」などを丁寧に説明することが大事になります。
サービス業経験があるので、そういったお客様の気持ちが気づきやすいと感じています。
お客様からも「わかりやすい」と言っていただけ、司法書士として・管理者として常にそういった部分を意識しています。
業務について
また調査士法人と連携して不動産会社が買い取る時などに、相続の相談なども上がってきた場合はそちらも対応します。
横浜支店では相続等に関連する案件は月に20件程度ですね。相続課を作って税理士とも提携し、遺産整理や税金関連のところまでキャッチアップできるようにしています。
不動産登記メインと言っても、横浜支店では希望があれば相続案件、また案件は少ないですが商業登記にも携われる機会がありますよ。
そして、ご依頼いただいた案件は各スタッフの能力をみて振り分けるようにしています。ただ、相続や商業登記などに関してはやりたい人にやってもらうことがほとんどです。
また案件を対応していくうちに、だんだんクライアントの方と仲良くなっていくことも多いので、個別に相談を受けたものをやっていくことや、1つの案件から派生して案件が出てくることが多いですね。
分業にはしていませんが、立会は資格者で場合によっては補助者が同行したり、代筆関係は資格者にしていますね。
基本的には資格者も補助者も、入口から出口までを一緒にやっています。
ただ横浜支店は人員の関係もあり、仕入れの決済に資格者、売る場合には補助者に多めに対応してもらっています。
ゆくゆくは両方をバランスよくやってもらえるようにする予定です。
お付き合いのあるクライアントからの仕事が多いため、だんだんと関係を構築していけますね。
決済事務所の魅力
不動産取引は買う方も売る方も人生で1回や2回しかないような場面になります。
私が強く印象に残っているエピソードがありまして。
すごく明るく気さくな女性のお客様だったのですが、その方は持っている家を売るために相談にいらっしゃいました。手続きや決済はスムーズに進み、何も問題なかったんです。それが最後の最後で振込完了したとき、いきなり涙を流されました。
お話を聞くと、お母様との思い出が詰まった家をご事情により売却をされたとのことで、いろいろな感情が溢れての涙だったんです。
サービス業では感じたことのない場面に直面して、より一層身が引き締まった瞬間でした。
そういったお客様の節目節目に関われる決済業務はとてもやりがいがあると感じています。
またいろんな人と出会えることも魅力です。売れてよかった、買えてよかったでWINWINなのが決済ですから、喜ばれる場面に多く接することができるのも魅力の一つだと感じます。
働き方やキャリアアップについて
人数も多くなってくるため、秋に2つ役職も増えます。もちろんそこで役職手当等があります。上に上がっていくにつれて、人に教えたり、案件を抱える数も多くなってきます。
個人事務所というより一般企業のようなイメージが違いと思います。
業界的に自分で案件を必死で取らないととイメージされている方も多いですが、うちは案件も安定して入ってくるため、それを各スタッフに割り当てていますし、売上などのストレスは少ないかな。
個人事務所で合わないな、安定して働きたいなと感じている方にはとても働きやすいと思いますよ。
業績は伸びていますので、今後も期待していただきたいですね。
今のスタッフや今後入所するスタッフの負担を緩和させたいんです。そのため有休もどんどん消化してもらっていますよ。お盆も有給申請でいっぱいです笑
うちは大きいので「どんどん有休取りましょう!」と声をかけています。
自分の人生のために仕事するんだから、自分の時間を充実させてほしいですよね。家族のためという方も、休みがとりやすい環境にしています。
業務の管理だけではなく、人生ごと管理したいんですよ。ここでやってよかったと思ってもらいたいですし、自分のやりたいことや人生を大事にしたい、そのために仕事もがんばりたいという方のために環境を整えたいです。
もちろん案件の数が評価のベースにはありますが、すべての評価にスピードを重視しているかというと、そうじゃないんですよ。実際スタッフの中にもゆっくりめな方はいます。
それぞれの特徴がありますので、例えば複雑な案件をしっかり時間をかけてこなすのが得意なスタッフや単純な案件で数をこなす方が得意なスタッフなどがいますので、適材適所に案件を振り分け評価しています。
独自のExcelを使用したオリジナルのものがあるので、一個一個の書面作成は早いです。カスタマイズして自分のやりやすいように改良したものを使っている方もいますよ。
入力が出来れば使えるものなので、PCが苦手な方も安心してください。
今後のビジョン
例えば商業がやりたいという声があればそういった案件も増やしたいですし、どんどんスタッフの意見を取り入れてより良い環境にしたいです。
スタッフの意見を取り入れた結果が、当初イメージしていたものと違う形になっても、事務所がより良い方向に向かうようでしたら、全然ありだと思っています。
最後に一言
「明日は仕事か~」という職場より「明日も仕事だけど、ここなら頑張れる!」という、なるべくストレスを感じない、そんな事務所を理想としています。
現在はコロナの影響で出来ていませんが、スタッフ同士で遊びに行ったりなどの企画をしたりもしています。
偶然、1億8000万の中で出会えたのでそれを大切にしたい。そんな出会いを大事にしたい人にもぜひ来ていただきたいです。