清原国際特許事務所で実際に働く方々にインタビューを行いました!
by LEGAL JOB BOARD 三島善太
コンサルタント
- 担当職種:
こんにちは。弁理士・知財専門の転職エージェント「リーガルジョブボード」の三島です。
今回は、大阪府に拠点を構える特許事務所「清原国際特許事務所」のご紹介です。
1978年に開業し、弁理士の業務範囲全てを担う清原国際特許事務所。同所の外国部部長である今田隆雄さん(以下、今田さん)、弁理士の南毅さん(以下、南さん)に、インタビューを実施しました。
清原国際特許事務所が気になっている方、応募を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。
※弊社では、リーガルジョブボードに求人をご掲載されている事務所様・企業様のインタビューを行っております。
インタビューご希望の事務所様・企業様はこちらもしくは右下のチャットからお問い合わせくださいませ。
代表・清原先生へのインタビュー記事はこちら
外国部部長今田さんと弁理士南先生の経歴と清原国際特許事務所に入所した理由
あらゆる案件を取り扱う清原国際特許事務所
— 今田さんと南さんのご経歴を教えてください。
今田さん:大学卒業後、マスコミ勤務や海外留学などを経て、外国語を駆使する仕事を志望して特許業界に入り14年目になります。
南さん:大学では、反応物理化学の研究室に所属し、無機化合物の物性の測定を行っていました。
卒業後は、物理学の公的研究機関に勤務し、総務、人事、企画、会計、研究協力、情報処理等幅広く事務の仕事に従事していました。
事務職員として、研究者が日々最先端の研究に取り組む姿に刺激を受け、自分も技術的専門性のある仕事に従事したいと思うようになり、弁理士を目指しました。
— 数ある事務所の中から、なぜ清原国際特許事務所を選んだのでしょうか?
今田さん:転職前の当時は海外にいたので、英語を使う仕事がしたいと思い仕事を探していました。
そんな時にたまたま清原国際特許事務所と縁があり、所長や上司と気が合ったこともあり入所しました。
南さん:特許事務所勤務を念願に弁理士資格を取りました。
その中でも一番取り扱う業務が幅広いところが良いなと思い、清原国際特許事務所に話を聞きにいきました。後は条件面が一致したので、割とすぐに入所を決めました。
— 入った前と後でギャップはありませんでしたか?
今田さん:転職前はマスコミ系の仕事をしていましたので、異業界の特許事務所はかなりギャップがありました。
1つのミスが、クライアントや事務所にも多大な損害になるので、常に緊張感に包まれています。職場そのものも静かですし、良い緊張感の中で仕事できていると感じますよ。
南さん:想像以上に忙しいなと思いました。
コロナ禍での入所だったので、クライアントや案件も少ないかと思っていたのですが、全然停滞もせず、いつも新しいご依頼を受け続けています。
職場環境について
大所帯ではないからこその温かい雰囲気
—現在行なっている業務を教えてください。
今田さん:英日、日英翻訳、翻訳チェック、外国人対応などです。
南さん:主に、特許出願、出願への拒絶理由通知対応、先行技術文献調査です。
—1日のスケジュールを教えてください。
今田さん:基本的に、翻訳、ミーティング、チェックを毎日行っています。
南さん:基本的に、朝から夕方まで、出願に向けた明細書・請求項等の検討、拒絶理由通知内容の精査、対応方針の検討、を行っています。PCに向かったり、紙の書類を読んだり。
その合間に、定期又は不定期に、所内の打合せや、クライアントとの打合せが入ります。
—事務所内の雰囲気を教えてください。
今田さん:わりと明るい社風だと思います。
期限間近の案件が多く控えている場合は非常に静かですが、心地よい静寂です。
南さん:大所帯ではないので、アットホームな雰囲気だと思います。
コロナ禍ゆえ、今は必要以上のコミュニケーションは控えているので、まだわからない面も少なくはないですが。
—職場環境に慣れるまではどのくらいかかりましたか?
今田さん:職場環境にはすぐに慣れましたが、特許庁相手の「堅い」仕事に慣れるのには時間を要した記憶があります。
南さん:どの程度をもって「慣れた」と感じるかは人それぞれで難しいですが、1ヵ月程度かなと思います。
—今までで大変だったこと、反対にやりがいに感じる事を教えてください。
今田さん:10年前に海外とのやり取りで、予測し得ない不測の事態が起きた時はかなり大変でした。
しかし、新しい分野を担当した時や、勉強しているときはやりがいを感じます。
南さん:最先端の技術の案件を扱いますので、それを取りこぼしなく理解することが大変でもあり、やりがいでもあります。
外国部の存在があるように、外国からの案件が多数であり、英語で記載の技術内容を理解する必要があり、ここは今でも少し大変ですね。
将来や代表について
—今後のキャリアプランを教えてください。
今田さん:体内的には、若手や中堅の社員のスキルの向上のために経験と知識の増強に努めていきたいと考えています。
現在3人の外国人の社員が活躍しており、今後もより国際色豊かな職場になっていくことが予想されるため、外国人でも遺憾なく能力を発揮できる環境づくりを整えることが必要です。
また、対外的には、海外の代理人事務所との強固な関係の構築に貢献していきたいと思います。
南さん:今は対庁業務を覚え、こなすことで精いっぱいですが、いずれ、コンサルティングも行えるように、特許に限らず、不正競争、著作権、民事訴訟等、広い知識を備えておきたいです。
その動機付けとしても、数年後には付記を取得したいです。
—メンバーから見た清原所長の印象を教えてください。
今田さん:すごく前向き志向な方です。
クライアントに誠実に対応した上で、すぐに前向きに必要な対策を講じようとします。
考え方が非常に柔軟で勉強になり、いろんなことにアンテナを張って精通しているんだということがわかります。
南さん:弁理士の立場から見ると、特許事務所を40年以上も経営し続けているところは、とても尊敬しています。
—面接での清原所長はどんな雰囲気でしたか?
南さん:清原所長はフェイスtoフェイスのやり取りを大切しているので、コロナ禍ではありましたが、感染対策をしっかり行なった上で、実際に大阪で面接を受け、所内も案内してもらえました。
面接自体はフランクなかたちで進行し、事務的な確認だけでなく清原所長のお人柄や事務所の雰囲気をうかがい知ることができました。
当時、私は関東に住んでいたのですが、大阪に引っ越した後に住むオススメの場所も教えて頂いたりして、嬉しかったですね。
求める人材像について
英語力と理解力を兼ね備え、向上心のある方を募集中!
— 貴所で活躍されている方は、どういった方なのでしょうか。
今田さん:ある程度の語学力があることを大前提として、日本語を書く力がある人や向上心のある人。努力家の人が活躍しています。
コミュニケーションを大切にしているので、基本的なホウレンソウが出来ることや、疑問点をそのままにせず次回にきちんと活かすことも求められます。
南さん:技術理解力、英語力、国語力、事務能力のある方だと思います。
— 最後に転職を考えている読者に一言お願いします。
今田さん:未経験の人にも割とチャンスが与えられる職場だと思いますので、やる気のある方にはぜひ挑戦してほしいと思います。
南さん:特許事務所の業務は難易度が高いですが、先端技術への関心が高い方にとっては、日々の仕事の中で、やりがいを十分実感できると思います。
研修制度や教育体制は整っていますので、やる気がある方は活躍できると思います。早い将来、一緒に働けることを楽しみにお待ちしております。
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