
令和7年度測量士補試験|日程・申し込み方法と合格後のキャリアパスについて解説

by LEGAL JOB BOARD 堀内
コンサルタント
- 担当職種:

測量士補の転職エージェント「リーガルジョブボード」の堀内です。
令和7年度の測量士補試験のスケジュールや内容、合格後の進路についてお話しいたします。
- 令和7年度の測量士補試験日程
- 試験の申し込み
- 試験内容
- 合格率や合格後の動き
測量士・測量士補試験への合格を目指している方はもちろん、土地家屋調査士試験の合格を目指している方も、本記事をご覧ください。
この記事の目次
令和7年度 測量士補試験日程
令和7年度の測量士補試験の日程は下記の通りです。
- 申込受付期間:令和7年1月6日(月)~1月30日(木)
- 受験票到着:4月下旬
- 試験日:令和7年5月18日(日)
- 合格発表:令和7年6月26日(木)
なお、測量士試験は測量士補試験と同日に行われます。
測量士試験の合格発表は令和7年7月8日(火)で測量士補試験とは異なります。
詳細は、国土地理院が発表している令和7年測量士・測量士補試験について(受験案内)をご覧ください。
測量士補試験の申し込みスケジュール
申込を完了すると、4月下旬以降に受験者宛に受験票が届きます。
【5月7日(水)】を過ぎても到着しない場合は、国土地理院へお問い合わせください。
測量士補試験の申し込み期間は、令和7年1月6日(月)~1月30日(木)です。
申し込み方法は大きく分けて「書面申請」と「電子申請」があります。
書面申請
- 申請方法
窓口と郵送があります。
▼窓口
国土地理院 総務部総務課 試験登録係に書類を直接提出してください。
平日の午前8時30分から正午まで及び午後1時から午後5時15分の間に申請ができます。
土日祝祭日は対応していません。
▼郵送
追跡できる郵送の場合は、令和7年1月30日(木)までの消印があるものに限り受付可能です。
追跡できない郵送の場合は、1月30日(木)までに必着です。
- 提出書類
①受験願書1部
②写真票等1部
※写真や収入印紙の貼付が必要です。 - 試験手数料
2,850円 - 送付方法
簡易書留郵便
電子申請
令和7年度から電子申請での受験申込が可能になりました。
書面申請より、試験手数料が50円安くなります。
e- Gov 電子申請から申請を行ってください。
- 提出書類
①受験願書
②顔写真
※JPEG形式のみ送信可能 - 試験手数料
2,800円
いずれの場合も、期日内に申し込みを完了できるよう必要な物を事前に準備しておきましょう。
測量士補試験当日
試験は午後1時30分から午後4時30分で行われます。
試験室には、午後12時30分から入室できます。
試験に関する説明もあるため、遅くとも午後1時には試験会場に到着できるよう、余裕を持って行動しましょう。
持ち物(試験中、机上に置けるもの)
- 受験票
- 筆記用具
- 直定規
- 時計
持ち込みが可能な物
- 飲み物(蓋付きの500mlペットボトル1本)
- ハンカチ、ティッシュ
- 拡大鏡
- 目薬
合格発表
令和7年6月26日(木)午前9時です。
※測量士試験の合格発表は、令和7年7月8日(火)午前9時
発表方法
- 国土地理院、国土地理院各地方測量部及び沖縄支所にて合格者の受験番号及び氏名を発表
- 国土地理院ホームページに合格者の受験番号を掲載
- 全受験者を対象に試験結果を自宅へ郵送
測量士補試験の受験資格や内容
試験内容は国土地理院ホームページに記載があり、下記の通りです。
受験資格 | 制限なし(どなたでも受験可能) |
試験科目 | 択一式で、計28問出題。 ①測量に関する法規 ②多角測量、汎地球測位システム測量、水準測量 ③地形測量、写真測量、地図編集 ④応用測量 |
受験地 | 北海道・宮城県・秋田県・東京都・新潟県・富山県・愛知県・大阪府・島根県・広島県・香川県・福岡県・鹿児島県・沖縄県 ※試験会場は4月下旬以降に送付される受験票で確認してください。 |
合格基準 | 1問 25 点で 700 点満点です。 450 点(18問)以上得点することで合格できます。 |
測量士補試験の合格率
測量士補の合格率は30%前後で、大体4,000名前後の合格者がいます。
直近5年間の合格率はこちらです。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和6年度 | 13,633人 | 4,276人 | 31.4% |
令和5年度 | 13,480人 | 4,342人 | 32.2% |
令和4年度 | 12,556人 | 5,540人 | 44.1% |
令和3年度 | 12,905人 | 4,490人 | 34.8% |
令和2年度 | 10,361人 | 3,138人 | 30.3% |
測量士補の資格を活かして転職・キャリアアップする方法とは?
合格後の進路は主に4つあります。
- 測量士試験の合格に向けて勉強する
- 土地家屋調査士試験の合格を目指す
- 測量士補として就職・転職活動を行う
- 土地家屋調査士事務所に就職・転職する
測量士補試験に合格すると、測量士の補助として基本測量や公共測量の実務を行えるようになるため、測量士補として転職活動を始める方もいらっしゃいます。
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