世界10拠点にグループ事務所⁈独自の組織体制だからこそ実現できる、弁理士法人新樹グローバル・アイピーによる柔軟な顧客対応とは
by LEGAL JOB BOARD 三島善太
コンサルタント
- 担当職種:
※本記事の内容は、インタビュー実施時点での情報となります。
こんにちは。 弁理士・知財専門の転職エージェント「リーガルジョブボード」の三島です。
今回は、「弁理士法人新樹グローバル・アイピー」の代表・山下先生にインタビューを実施しました。
こちらの事務所は、世界10拠点にグループ事務所を展開し、グローバル化が進むクライアントの国際的なニーズにいち早く対応できることが大きな強み。
代表の山下先生が「各チームがそれぞれ独立した事務所のよう」と話すように、他には類を見ないような独自のチーム制を採用しており、同事務所でしかできないようなソリューション提案を日々行っております。
そんな代表の山下先生に事務所の強みや職場環境、給与制度などについて詳しくお伺いしましたので、気になる方は是非続きをご覧ください。
※弊社では、リーガルジョブボードに求人をご掲載されている事務所様・企業様のインタビューを行っております。
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所員の元山先生へのインタビュー記事はこちら
この記事の目次
今回インタビューにご協力してくださった方:山下 託嗣先生
1999年 京都大学大学院工学研究科修了
その後、電気メーカーでエンジニアとして勤務
2001年 新樹グローバル・アイピーに転職
2002年 弁理士登録
2006年 チームリーダーに就任
2019年 代表弁理士就任
弁理士法人新樹グローバル・アイピーの特徴
ー弁理士法人新樹グローバル・アイピーはどんな事業を行なっていますか?
主に企業からの依頼を受け、特許、実用新案、意匠、商標の国内外での出願から権利取得、権利維持、権利行使に関する業務に携わっています。
現在は事業の8割程度が国内クライアントの案件で残りの2割が国外クライアントの案件ですが、今後はもっと国際化を進めていきたいと考えています。
ー他所と比べた時の、弁理士法人新樹グローバル・アイピーの強みを教えてください。
一つ目は、世界10拠点(大阪、東京、アメリカ、ドイツ、イタリア、中国、韓国、インド、ASEAN(マレーシア)、ブラジル)にグループ事務所を展開し、クライアント様の国際的なニーズに対応するため、国際化を進めていることです。
特にメーカー企業のクライアントはグローバル化が進んでいるところが多いので、弊所も積極的に国外進出をしようと考えています。
二つ目は、独自のチーム制を採用し、各チームがそれぞれ独立した事務所のように大きな裁量権をもって自由に活動できることです。代表パートナーと同じような権限を持って通常業務から採用、育成まで任せているので、事務所から独立せずとも経営に近い業務もできます。
チームリーダーになると大きな裁量権を持って仕事ができるので、責任感は伴いますがやりがいやご自身の成長にも繋がると思います。
事務所一つとして動くよりも判断も早くできますし、柔軟な対応ができるのでお客様に良いサービスを提供できていると思っています。
ー事務所内の雰囲気を教えてください。
自由ですね。チーム制を採用していることもあり、個人が自分の業務やスケジュールを自身で管理しているので、ある程度は自分がコントロールをして仕事をしています。
チームそれぞれのリーダーがちゃんと統率しているので、所員が何をしているかは把握できるようにしています。
代表パートナーから見た「弁理士法人新樹グローバル・アイピー」
ー代表パートナーとして一番大切にしていることを教えてください。
事務所名の「新樹」は、「大いなる新樹のどこか騒ぎをり」という高浜虚子の俳句に由来します。
新緑の葉が大樹のあちらこちらで騒めいているように、事務所のメンバーのそれぞれが、活発に主体的に行動することを理想として、事務所名に込められたものです。
弊所の創業者が考えたものですが、私もそのポリシーに共感しており、事務所のメンバーがそのように活動しやすい環境を作ることを大切にしたいと考えています。
具体的には、トップダウンで私がアレコレ決めて指示をすることはできるだけ控えて、自ら考えて行動してもらうことを大切にしています。
所員の決断力を養うために、あえて一歩引いたところから見守るようにしています。
ー今後の目標を教えてください。
事務所としては、今年で創立33年目になるので、創立50周年を目指して事務所を守っていきたいです
個人的には、2年前に代表に就任したのですが、奥に引っ込むのではなく、現場に立って実務をバリバリやりながら事務所を発展させていきたいです。
能力に応じて決まる給与制度
ー給与制度について教えてください。
個別に契約内容によって違いがありますが、給与の体制としては、チーム制での体制と、チーム制に移行する前の体制との2つがあります。
基本的には、入所当初は、チーム制に移行する前の体制として、互いに合意した内容に基づいて、給与が支払われます。その後、本人の売り上げがある程度増えた段階で、チーム制に移行します。
チーム制では各チームによって違いがありますが、本人の売り上げの額に応じて年収が変動するという体制が多いです。インセンティブ制度と少し似ているかもしれませんね。
ただ、入所していきなり全てが売り上げ制度になるわけではありませんので安心してください。売り上げの上昇を見極めて、リーダーと本人合意の元で、チーム制に移行するようにしています。
求める人材について
ーどんな人が「弁理士法人新樹グローバル・アイピー」に向いていると思いますか?
向上心のある人と、自らの責任を自覚しながら自由に働きたいと思う人が向いていると思います。
弊所は裁量労働制を採用しているので、働き方としては自由に時間を決めて働くことができます。
ただ、給与は能力に応じて支払われるので、向上心があってどんどん成長したい!という方だとぴったりだと思います。
ーどのような方がご活躍されていますか?
リーダーになる人も色々なタイプの人がいます。
コミュニケーション能力に優れ、クライアントからの要望に的確に答えることで信頼を得ている人や、海外での資格試験合格や、英語、中国語等の語学力の向上など向上心が高く、自己研鑽に努めている人。
職人のように黙々と仕事を進める寡黙な人もいますが、どんなタイプの人でも良いところを強みにして活躍している人が多いです。
ー新しい方を採用する上で、一番大切にしていることを教えてください。
向上心があることと、地頭の良さの2つを見ています。
地頭の良さは、面接で特段変わった質問をして推し量るのではなく、自然な会話の中で見極めるようにしています。
面接の際も思ったことを素直に話していただくのが良いと思います。
転職を考えている人に向けて
ー最後に、「弁理士法人新樹グローバル・アイピー」から求職者の方へ向けて一言お願いします。
我々は、弁理士という国家資格を保有する専門家集団です。
しかし、単に資格があればよいのではなく、専門家としての高い能力を持たなければ、クライアントから良い評価をもらうことはできません。
新樹には、未経験、経験の少ない人には、自己研鑽を支援する制度と、様々なことにチャレンジできる自由な雰囲気がある点が魅力だと思います。
一方、既に十分な経験があり、腕に覚えのある人にとっては、自分の売り上げが増えれば、それに応じて収入が増えるという点で、やりがいを感じることができると思います。
また、売り上げをきちんと出せている限りは、他から干渉されることは少なく、自分のペースで仕事ができる点も魅力だと思います。
厳しい面もありますが、専門家として自分を高め、それに応じた収入を得たい、と思う方は、是非、新樹にジョイントして、騒めいて頂きたいと思います。
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