外国部部門に強い清原国際特許事務所の採用や職場について代表の先生にインタビュー
by LEGAL JOB BOARD 三島善太
コンサルタント
- 担当職種:
こんにちは、弁理士・知財専門の転職エージェント「リーガルジョブボード」の三島です。
今回は、大阪府に拠点を構える特許事務所「清原国際特許事務所」のご紹介です。
1978年に開業し、弁理士の業務範囲全てを担う幅広い清原国際特許事務所。
そんな同所の弁理士であり代表を務める清原義博先生(以下、清原先生)にインタビューを実施しました。
清原国際特許事務所が気になっている方、応募を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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所員の先生方へのインタビュー記事はこちら
清原先生の経歴と事務所の主な事業
独立を見据えた資格取得
— 清原先生のご経歴を教えてください。
清原先生:1976年に国家試験に合格し、1978年に大阪市北区で清原国際特許事務所を開設しました。初めから独立して開業するつもりで資格を取得したんです。
大学では天然物有機化学関係の研究をしていて、広い意味での化学、バイオの仕事に役立っていますが、実際は仕事を通じて勉強したことがほとんどです。今は電機も機械も、システムも業務範囲です。
— 独立する上で大変だったことはありますか?
清原先生:独立は一に依頼者、二に補助者、三に開業運転資金です。どれも大変でした。特に開業して、十年以上はとても大変でした。
— 清原国際特許事務所の扱う事業を教えてください。
清原先生:現在は所員数30名、業務分野は特許、商標、意匠の国内外出願、外内出願、契約、訴訟、特許価値評価、特許権譲渡、事業譲渡などを扱っています。
いわゆる特許事務所の扱う範囲だけでなく、弁理士の業務範囲すべてを扱う知財事務所です。
職場環境について
幅広い業務範囲と外国とのやり取り
—事務所の一番の強みや、アピールポイントはどこですか?
清原先生:弊事務所の一番の強みは、外国部部門です。
ドイツ語、中国語、ロシア語のネイティブを備え、また業務範囲は弁理士の業務範囲すべてをカバーし、中小企業のあらゆる要望に応えています。
—外国の方とのやり取りは少し難しそうですが、意識していることはありますか?
コロナ禍で難しくなった部分もありますが、対面でのやり取りを大切にしています。
文面だけだと伝わらないニュアンスを汲み取ることもできますし、信頼関係を構築しながら業務を進めるようにしています。
—事務所内の雰囲気を教えてください。
清原先生:外国籍の所員が3名いて、国際的雰囲気にあふれていますよ。
比較的和気藹々と所員は働いているのではないでしょうか。仕事のディスカッションもよく聞こえてきますし、コミュニケーションは多い職場だと思います。
将来について
—所長として大切にされていることはありますか?
清原先生:外国のカウンターパートナーとのお付き合いです。弊事務所に訪問していただいて、また我々も外国の特許・法律事務所に訪問して友好を深めることです。
国際商標協会(INTA)やアジア弁理士協会(APAA)にも、積極的に参加しています。
—清原所長の今後の目標を教えてください。
清原先生:所員の語学を含めた研修を深めることです。
また、国際的展開をもっと広げたいと考えています。コロナ終焉後は、中国、アメリカを主軸に展開を考えていくつもりです。
所員の課外研修は継続して実施はもちろんのこと、事務所の海外展開も考えています。東京展開には興味がなく、大阪から海外展開を考えています。
求める人材像について
協調性を持ち、責任感を自覚できる方お待ちしております!
— 貴所で活躍されている方は、どういった方なのでしょうか。
清原先生:チームで動くことも多いので、協調性のある方が多いです。
リーガルジョブボードからも1名入所し、現在大活躍しています。彼が事務所にすぐに馴染み活躍している理由は、自分がどれくらい事務所に貢献しているかを考えられるからです。
— 面接の時からどのように貢献できるかを話されていたのでしょうか?
清原先生:そうです。
自分の待遇面や条件を面接官に伝えることはもちろん必要なことですが、それだけでは無く、実際に自分が出来ることや出来ない事を把握し、伝えられる方が活躍していけるんだと思います。
仕事に対する責任感も垣間見ることができます。
— なるほど。確かに自分の利益ばかり見ていては仕事もきっと上手くいかないですよね。それではどんな方が清原国際特許事務所に向いていますか?
清原先生:一番は協調性がある方。
次に、「自分は事務所に対してこれが出来ます」という義務が語れる方です。権利ばかり主張するのでは無く、自分の義務も面接の時から語れると良いですね。
専門分野に関しては、化学・電気・電子・機械を扱える方が向いていますね。
文系出身の方でも問題ないです。ただ、外国の案件を取り扱うことが多いので、英語の読み書きができることが必須です。
昇給制度について
— 昇給制度はどのようなかたちでしょうか?
清原先生:年齢給が基本です。
他事務所では歩合制も多いのかもしれませんが、私は社員の年齢に相応しい給料を決めたいと思っているので、年齢給にしています。やはり歳を重ねると守るべき家族も増えてきますから、その辺りも考えて決定します。
プラスαで職務給や管理職手当を実績に応じてつけます。賞与で調整することも多いですね。
優秀な方だと3ヶ月で昇級することもありますよ。
— 昇給の評価を行う際はどのような点を見ていますか?
清原先生:基本的な事柄をちゃんと出来ているかをまず見ます。挨拶や、事務所の決め事をちゃんと守っているかなどです。
あとは、30人ほどの小さい事務所ですので、技術、外国、総務、経理といったそれぞれの上長からの報告で決めます。技術面だけでなく、人柄の面も評価するようにしています。
これから就職・転職を考えている人へ
— 最後に、これから貴所への入所を目指される方へ一言お願いします。
清原先生:待遇や仕事面、給与は保証しますので、”自分は何ができるか”の意識をしっかり持っている方からのご応募を、ぜひお待ちしております。
また、現在は個人事務所ですが、クライアントや特許庁からの信頼度を上げるためにも、近い将来には法人化したいと考えています。
まだまだこれからも伸びていく事務所ですので、是非一度面接に来てみてください。
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