「幅広い経験×働きやすさ」を叶える朝日弁護士法人 | 75期弁護士が語る魅力とは?
by LEGAL JOB BOARD 増田
コンサルタント
- 担当職種:
こんにちは。弁護士専門の転職エージェント「リーガルジョブボード」の増田です。
この度、朝日弁護士法人の弁護士 菊井先生(75期)にインタビューを実施しました。
・1年目から分野を絞らず様々な事件を担当
・プライベートとの両立も諦めない
・国選弁護もやりたい
そんな就活時の希望を叶えられた菊井先生に、朝日弁護士法人で働く魅力を語っていただきました。
この記事の目次
就活の軸:幅広い業務を経験するために横浜の事務所へ。
朝日弁護士法人 弁護士の菊井です。75期の修習を経て入所しました。
増田:菊井先生とは、就活のお手伝いをさせていただいてからもう長いお付き合いになりますね。
就活時代を振り返って、当時のお話を伺えますか?
菊井先生:お久しぶりですね!増田さんとお話すると、就活のことを思い出します。
就活では主に3つの軸で事務所を探していました。
①分野:幅広い分野を扱える
②場所:関東圏の事務所
③環境:少人数
当時は業界事情があまり分からなかったこともあり、“少人数の方が時間をかけて指導してもらえて、事務所全体が見えるだろう”と漠然と考え、そういった事務所を探していました。
また分野に関しては、明確に「これがやりたい」というものが定まっていなかったんです。
最初なので色んな仕事をやってみて、その中で自分に向いているものを探そうと考えていました。
大手でもなく、専門特化した事務所でもなく、企業法務も一般民事も両方取り扱っている朝日弁護士法人は私の希望にぴったりでした。
増田:分野や環境面ではご希望を叶えられる事務所様ですよね。
エリアは関東圏で広く見ていたんですか?
菊井先生:いえ、初めは東京都内で事務所を探していたんです。
しかし東京都内だと、事務所数は多いものの分野特化型やブティック系が多く、なかなか希望に合う事務所がなかったんです。
また幅広く扱っていても、人数が多いと分野ごとにチームが分かれていて、実際は特定の案件しか担当できないケースがほとんどでした。
東京で働くことに目が向きがちですが、エリアを少しずらして横浜の事務所を選んだことで、
希望通り、若手から幅広い経験を積める事務所に出会えたと思います。
増田:確かに、事務所としては幅広く取り扱っていても、入ってみたら担当分野が限定されていた、というのはよくあることですよね。
業務内容:企業法務と一般民事を5割ずつ。1年目からM&A・DDも扱う。
ベースは企業法務で、顧問先から民事の相談をいただくことが多いです。
5:5と言っても、広告やホームページ等からの一般民事のご相談は少ないです。顧問先からのご相談ばかりなので、膠着状態で長期化するようなこともほとんどありません。
事務所的には幅広い案件があるので手を挙げたら興味がある分野を経験できる環境ではあり、実際に所内にいる一般民事に強い先生は、比較的多く民事事件を持たれたりもしています。
増田:当初の希望通り広くやられているんですね。案件で言うとどんな内容を担当されていますか?
菊井先生:今受けている案件で言うと、訴訟4割:交渉3割:その他3割くらいですね。
これに加えて、突発的な法律相談や調査業務もあります。
建築系や不動産、医療、農業など領域は多岐に渡るので、日々色んな案件を見ています。
増田:M&Aや法務DD(デューデリジェンス)もあると聞きましたが…?
菊井先生:最近増えてきましたね。
お付き合いのある銀行や信用金庫、M&A仲介会社さんから依頼を受けています。
やはり高齢化が加速していることが要因で、後継ぎがいない中小企業さんが多いんです。
銀行から出資を受けた方が会社の株を買って引き継ぐケースが多くて、その時に必要な法務調査等をやっています。
正直、幅広いと言ってもここまで広いとは思っていませんでしたし、若手の段階からここまで携わらせていただけるとも思ってもいませんでした!
良い意味で入所前とギャップがあるほど、日々様々な案件に携われることが非常に面白く、短期間で貴重な経験を積めている実感があります。
事務所の特徴:他士業との連携による的確な課題解決。
グループ法人には税理士・司法書士・社労士などがあり、それぞれご相談いただいたお客さんの中で解決できないことが出てきた場合に、すぐに連携を取れる状態です。同じ建物の中にいてチャットも繋がっているので、外部の法人と連携するよりも早いですね。
例えば、税理士に相談したことがあるのは、
・和解金に税金はかかるのか?
・相続対応中の複雑な相続税の確認
などです。
自分で調べるよりも専門家に聞いた方が安全ですし、早く正しい情報を伝えることがお客さんのためにもなっていると思います。
増田:お客さんの紹介、引き継ぎもありますか?
菊井先生:それももちろんあります!
税理士に相談された相続で紛争・交渉が発生する場合や、司法書士が対応していた債務整理の金額が高額になった場合などは、弁護士に任せてもらっています。
もちろん逆もあって、弁護士にご相談いただいた案件の中で、紛争や交渉が発生しない場合は税理士や司法書士にお渡しする場合もあります。
資格の壁を理由に解決できることを制限せず、グループ全体でお客さんの課題を解決できる体制は当事務所の魅力の1つだと思います。
職場環境:複雑な案件にも「まずは挑戦」し、早く成長する。
ルーティーン業務をせずにあえて難しい事件から担当させてもらったことも、成長スピードに繋がったと思います。
いわゆるOJTをやっていただき、まずは代表が持っていた案件の書面作成や電話対応から始めました。
1から座学で教えていただいたり、ステップを踏んで1つずつ覚えたり、そういったカリキュラムはないので、まずは自分でやってみることを初期から重視していたと思います。
増田:今でこそ様々な分野を担当されていると思いますが、最初はどんな分野から始められたんですか?
菊井先生:分野は特に絞っていなかったです。
これは代表の福井先生の方針だと思うのですが、誰が担当しても似通った結果になる事件は、あまり任されなかったように思えます。
代わりに、弁護士の力量で結果が変わるようなことを入所当初からやっていましたね。
事件対応の流れを覚えて処理をする事件ではなく、より弁護士の介在価値が高い事件から始めたように思います。
増田:一般的には、型が決まっている事件から担当して徐々に広げていくパターンが多いので、反対の順序だったんですね。
成長環境としては非常に良い環境かと思いますが、難しくなかったですか…?
菊井先生:そうですね….確かに難しいと言えば難しかったです。
ただ調べることは多いのですが、しっかり考える時間は用意してくださっていたので切羽詰まったり、難しい上に納期に迫られたり、そういったことはなかったです。
その結果、企業法務・相続・離婚….と全ての分野を、横並びの同じスピードで習得できたことは非常にありがたかったです。
訴訟の書面作成や民事事件の証人尋問も1年半でかなり経験できました。
ある程度任せていただきつつも必ず最終チェックはしてくださいますし、その人の性格やスピードに合わせて必要な指導をしてくださるので非常に安心感はありました。
福井先生は基本的にいつも穏やかな方ですし、事務員さんとも必要な時に話しやすい雰囲気ですね。もちろん雑談が多い訳ではなく皆さん黙々と仕事をされていますが、シーンとしている事務所ではないです。
増田:菊井先生から見て、代表の福井先生はどんな方ですか?
菊井先生:代表である以前に弁護士の先輩として尊敬しています。
若くして独立されているのもそうですし、私たちへの接し方一つ取っても、どうしたら成長につながるか、弁護士キャリアにプラスになる経験ができるかを常に考えてくださっているように感じます。
また、今の事務所の案件は顧問契約含め、ほとんど福井先生が営業をして取ってくださっています。
顧問企業の対応や他の案件対応をしながら、異業種交流会等なところに顔を出して人脈を広げられている姿からも、学ばせていただくことが非常に多いです。
増田:そういった福井先生のお人柄や仕事への姿勢が、事務所の雰囲気を作ってるのですね。
菊井先生:まさにそうだと思います。
強制ではないですが事務所内での飲み会もあったり、所員同士の距離も適度に近く、働きやすい環境を作っていただいていると思います。
1日の流れ:国選もしながらプライベートとの両立も叶える。
日によって異なりますが、こんなスケジュールで動いていることが多いです。
毎日9:30ごろに出勤して、依頼者対応・打ち合わせ・面談・起案等々をこなし、19:30ごろに帰宅しています。
◼︎9:30 進捗確認ミーティングについて
増田:午前中は業務の準備や依頼者対応が多いんですね。朝の進捗確認ミーティングは毎日固定でやっているんですか?
菊井先生:いえ、1〜2週間に1回のペースです。
代表の福井先生は、普段から事務所の全ての案件を把握されているので、あえて毎日時間を取ることはしていません。
普段から一つ一つの案件について密にコミュニケーションを取って、質問もさせてもらっているので、ミーティングでは停滞している案件の状況共有などがメインですね。
◼︎13:00 起案・顧問先からの質問に関する調査業務について
増田:午後の起案や顧問先からの依頼について、詳しく内容を伺えますか?
菊井先生:まず起案に関しては、その時に担当している事件によって様々ですが、
・期日の報告書
・交渉段階における相手方に対する連絡書面
・顧問先からの質問に対する回答等
など一般的なものをイメージしていただければと思います。
顧問先からの質問に関しては、契約書レビュー・会社が行おうとしている行為(株主の整理や解雇等)の適法性確認といった問い合わせが多いです。
増田:クライアントワークで気をつけていることはありますか?
菊井先生:内容にもよりますが、出来る限り早く返答することは常に心がけています。
不安や疑問、お困りごとがあって質問をしていただいている場合がほとんどなので、なるべく“待ち”の時間を減らせるようにしたいと思っています。
また相手は基本的に法務に明るくない方々です。
そういった方でも分かりやすいように、言葉の定義から伝えたり過去の事例を共有したりと、伝わりやすい回答をすることも、入所以来ずっと大切にしています。
◼︎15:30 法務DDの内部打ち合わせについて
増田:こちらはどんな打ち合わせをしているんですか?
菊井先生:事務所が抱えている法務DDについて、弁護士複数人で打ち合わせを行います。
そもそも法務DDとは、M&Aの際に法的観点で問題点がないかを調査・検討する作業です。
そのため検討範囲は、組織や財産・契約・紛争・人事労務など多岐に渡るため、弁護士複数人で担当し、漏れがないよう網羅的に調査をしています。
こういった内部の打ち合わせを定期的に設け、進捗状況報告や問題共有をしています。
当事務所ではM&Aや法務DDの依頼を受けることも多いため、こうした打ち合わせも頻繁にありますね。
◼︎18:30 接見(被疑者国選)
増田:事務所の仕事として様々な分野を持ちながら国選もやられているんですね。
菊井先生:はい、もともと国選や法律相談をやりたいと思っていたこともありますし、事務所としても止められることはありません。
常時1〜2件の刑事事件を持っていて、夜に接見に行くことが多いですね。
神奈川だと、適度なペースで国選が回ってくるので興味がある方にとっては良い頻度で経験を積めると思います。
東京だと弁護士が多すぎて全然回ってこないという話も聞きますし、地方だと反対に多く回ってくる。
そういった面でも、結果的に神奈川の事務所を選んで良かったと思っています。
最後に:朝日弁護士法人で働く魅力は?
最後にズバリ、朝日弁護士法人さんの魅力を教えていただけますか?
少人数ながら事務所の雰囲気が良いですし、パワハラなどの人間関係で悩むこともありません。
環境面でも良い事務所ですが、弁護士としてはやはり担当できる業務分野が広いことが1番の魅力ですね。
ここにいることが、私の弁護士キャリアに必ずプラスになる
日々そう感じられる環境なので、長く働きたいと思える事務所だと思います。
様々な分野を経験をしてキャリアの幅を広げたい、でもプライベートも大切にしたい。
そんな方には自信を持って良い事務所だと言えます。
当事務所に魅力を感じていただけましたら、ぜひご応募をご検討いただければと思います。
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