
令和7年(2025年)司法試験予備試験の日程は?科目や合格発表の方法なども解説

by LEGAL JOB BOARD 穂積
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こんにちは。弁護士・司法修習生に特化したキャリア支援を行う「リーガルジョブボード」の穂積です。
本記事では、「令和7年度司法試験予備試験の概要」として、
などの情報を網羅的に解説します。ぜひ参考になさってください。
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この記事の目次
令和7年(2025年)司法試験予備試験の日程・時間割
令和7年司法試験予備試験は、以下の日程・スケジュールで実施されます。
スケジュール | 日程 |
---|---|
出願期間 | 2025年3月3日(月)~3月14日(金) ※2025年3月14日(金)までの消印有効 |
短答式試験 | 2025年7月20日(日) 民法・商法・民事訴訟法 9:45~11:15 憲法・行政法 12:00~13:00 刑法・刑事訴訟法 14:15~15:15 一般教養科目 16:00~17:30 |
短答式試験合格発表 | 2025年8月7日(木)17時頃 |
論文式試験 | 2025年9月6日(土) 憲法・行政法 9:30~11:50 刑法・刑事訴訟法 13:15~15:35 選択科目 16:30~17:40 2025年9月7日(日) 法律実務基礎科目(民事・刑事) 9:30~12:30 民法・商法・民事訴訟法 14:00~17:30 |
論文式試験合格発表 | 2025年12月18日(木)16時頃 |
口述試験 | 2026年1月24日(土)、1月25日(日) |
最終合格発表 | 2026年2月5日(木)16時頃 |
詳細は必ず「令和7年司法試験予備試験受験案内」をご確認ください。
司法試験予備試験の試験地・試験場
短答式試験
令和7年司法試験予備試験の短答式試験は、札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪府、広島市、福岡市またはその周辺で実施されます。
試験場の詳細は下記の通りで、受験票にも記載されています。
▼札幌市又はその周辺
北海道大学札幌キャンパス
(札幌市北区北10条西7丁目)
▼仙台市又はその周辺
仙台卸商センター 産業見本市会館 サンフェスタ
(仙台市若林区卸町2-15-2)
▼東京都又はその周辺
早稲田大学早稲田キャンパス
(東京都新宿区西早稲田1-6-1)
拓殖大学文京キャンパス
(東京都文京区小日向3-4-14)
日本大学文理学部
(東京都世田谷区桜上水3-25-40)
▼名古屋市又はその周辺
愛知学院大学名城公園キャンパス
(名古屋市北区名城3-1-1)
▼大阪府又はその周辺
関西学院大学西宮上ケ原キャンパス
(兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155)
▼広島市又はその周辺
TKPガーデンシティPREMIUM広島駅前
(広島市南区大須賀町13-9 1~8階 ベルヴュオフィス広島)
▼福岡市又はその周辺
福岡工業大学
(福岡市東区和白東3-30-1)
論文式試験
令和7年司法試験予備試験の論文式試験は、札幌市、東京都またはその周辺、大阪市またはその周辺、福岡市で実施されます。
試験場の詳細は下記の通りで、受験票にも記載されています。
▼札幌市
TKP札幌ホワイトビルカンファレンスセンター
(札幌市中央区北4条西7-1-5 札幌ホワイトビル2階・4階・6階)
▼東京都又はその周辺
TOC
(東京都品川区西五反田7-22-17)
TKP新橋汐留カンファレンスセンター
(東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル4~8・10・11階)
▼大阪市又はその周辺
大和大学
(大阪府吹田市片山町2-5-1)
▼福岡市
南近代ビル
(福岡市博多区博多駅南4-2-10)
口述試験
令和7年司法試験予備試験の口述試験は、法務省浦安総合センター(千葉県浦安市日の出2-1-16)で実施されます。
司法試験予備試験の合格発表について
司法試験予備試験の合格発表は、短答式試験・論文式試験・口述試験いずれも法務省ホームページで公開され、後日合格通知書などが郵送されます。
短答式試験の合格発表は、2025年8月7日(木)17時頃です。合格者には2025年8月下旬に「合格通知書兼論文式試験受験票及び短答式試験成績通知書」が発送されます。
論文式試験の合格発表は、2025年12月18日(木)16時頃です。合格者には2025年12月下旬に「合格通知書兼口述試験受験票及び論文式試験成績通知書」が発送されます。
口述試験の合格発表は、2026年2月5日(木)16時頃です。合格者には2026年2月中旬に「合格証書及び口述試験成績通知書」が発送されます。
司法試験予備試験に合格したら?
司法試験予備試験に合格すると、司法試験の受験資格を得ることができます。令和7年司法試験予備試験に合格した場合は、令和8年司法試験から受験が可能です。
ただし、司法試験の受験には回数制限があるので注意が必要です。司法試験予備試験の合格者は、合格発表後、最初の4月1日から5年間が受験期間となり、受験期間中5回までの受験が可能です。
司法試験予備試験の受験資格
司法試験予備試験に受験資格などの制限はなく、誰でも受験することができます。
試験科目免除の制度はなく、前年度に論文式まで合格した場合も、通常通り短答式試験からの受験となります。
今年度の出願状況については、「令和7年司法試験予備試験の出願状況」から確認できます。
司法試験予備試験の出願手続・受験料
司法試験予備試験の受験にあたっては、受験願書に必要事項を記入し、出願期間内に司法試験委員会宛てに郵送(書留)で提出する必要があります。
提出書類は下記の2点です。
- 令和7年司法試験予備試験受験願書
- 添付書類(該当者のみ)
受験願書には、顔写真と受験手数料17,500円分の収入印紙を貼付しなくてはなりません。また、添付書類は該当者のみに提出が求められています。自身が該当する場合には、余裕をもって準備を進めましょう。
出願にあたっての注意事項・詳細は、必ず「令和7年司法試験予備試験受験案内」をご確認ください。
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