弁理士
「天野特許事務所」の職場・採用インタビュー|知財のプロフェッショナルとしてご活躍されたい方必見!

「天野特許事務所」の職場・採用インタビュー|知財のプロフェッショナルとしてご活躍されたい方必見!

by LEGAL JOB BOARD 三島善太

コンサルタント

担当職種:
  • 企業知財部
  • 弁理士
  • 特許技術者
「天野特許事務所」の職場・採用インタビュー|知財のプロフェッショナルとしてご活躍されたい方必見!

こんにちは。弁理士・知財専門の転職エージェント「リーガルジョブボード」の三島です。

今回は、「天野特許事務所」の採用担当である後藤宣一様に、天野特許事務所の職場や採用について独占インタビューを行いました。

天野特許事務所について、

  • どんな事務所なのか
  • 何をやっているのか
  • どんな方がより活躍できるのか

などをお聞きしたので、応募や選考を考えている方はぜひご覧ください。

※弊社では、リーガルジョブボードに求人をご掲載されている事務所様・企業様のインタビューを行っております。

インタビューご希望の事務所様・企業様はこちらもしくは右下のチャットからお問い合わせくださいませ。

天野特許事務所の採用担当「後藤宣一」様

学生時代に知財を学ばれて特許事務所へ

ー本日はよろしくお願いいたします。まずは後藤様のご経歴についてお聞かせ下さい。

大学、大学院共に知財関係を学び、大学院を卒業後、天野特許事務所に入所しました。

そこから 特許事務や明細書のチェックなどを行い、現在は総務等の業務も行なっています。現在で7年目になります。

ー後藤様の今の業務内容と、入所からの仕事の変遷についてお聞かせください。

私は、今は主に事務の管理をしています。

1年目はお客様からいただいたものを弁理士に渡す業務から始まり、弁理士とお客様をつなぐことが主な仕事でした。

慣れてきたら期限の管理など、仕事の幅が広がってきます。

ー1年目などで大変だったことはありますか?

特許業務ですので法律面を覚えることかなと思います。

法改正などに合わせて、知識を漏れなく覚えることは大変な部分ではあります。

天野特許事務所について

プロフェッショナル集団として

ー貴所には『一人一人が主役』という所員に対しての想いがあると思いますが、この想いを実現するために具体的に心がけていることはありますか?

『一人一人が主役』というビジョンですが、我々が目指しているのは、プロフェッショナルなスキルを個々人が持った弁理士集団です。

そのため、業態的には下請けというものではなく、一人一人が活躍しているというイメージです。

ーでは、チームワークというよりは個人のスキルを重視していらっしゃるということでしょうか。

最終的には個人の力が大事だと思います。

しかし、一つの案件を完成させるまでには、相互チェックなど様々な人が密接に関わっているため、周りとの協調性も重視しています。

ー事務所の一番のアピールポイントや誇りを持っているものなどあれば教えてください。

「個人のスキルや対応力でプロフェッショナルな集団を目指す」

これは常日頃から心がけ、言っていることですね。

ーなるほど。今お話をお聞きしていると、「プロフェッショナル」という言葉を何度かお聞きして、とても大事にされているのかなとお見受けします。貴所にとってその「プロフェッショナル」とは何でしょうか?

知財業務に関していえばどれだけ技術の本質を理解し、それをアウトプットできるかだと思います。

この業界は新しい技術がメインとなってくる仕事です。

その中では専門の知識が無いと詳細な内容が理解できません。

そういったところを常日頃から勉強したり、お客様に言われたことをさらに推敲し 、発展させ、内容の本質を理解することができるかどうかが差になってくるのかなと思います。

そのような努力ができるかがプロフェッショナルとして問われる力なのではないかと思います。

ー後藤様から見た天野特許事務所とはずばりどのような事務所ですか?

知的財産業務全般を取り扱う事務所です。

特許の出願がメインではありますが、その他にも商標、意匠の出願等、知財業務全般を行なっています。

弁理士は20人ほど、その他(翻訳者、事務、図面作成者)は30人ほどの合計50人程度の中堅規模の事務所になります。

昇給や実力に合わせた報酬について

ー給与制度(昇給制度)は歩合性でしょうか?それとも勤続年数が重視されますか?

弁理士は歩合制をとっていまして、いわゆる出来高のようになっており、 案件の件数よって変わります。

お客様から頂くfeeの中から何%かを当てるということになります。

事務の方に関しては補助業務ですから担当案件という概念が持ちにくいため、出来高ではなく月収と賞与があります。

年功序列で上がってくるイメージです。

長く勤めていただいたらその分だけ、その業務の範囲の拡大に応じてその分上がっていきます。

また、基本は年功序列の面がありますが、実力が高ければその分、早く業務の範囲が拡大しますので、実力があれば年数を待たずとも早期のキャリアアップが可能です。

事務所の雰囲気について

ー事務所内の雰囲気はどうでしょうか?

仲のいい事務所かなと思います。

プライベートな関わりも強制ではありませんが行われていました。

ー貴所のコーポレートサイトを拝見いたしましたが、沢山の楽しそうなイベントの記事がありましたね!

そうですね。今はコロナの影響で行うことはできませんが7、8割の方が参加されていたと思います。

ー普段のお話もお聞きしたいのですが、業務中のコミュニケーション量はどのくらいですか?

多いと思います。

所長である天野は「個人で抱え込まないように」といつも言ってます。

急な休みや出張は誰にでもありますし、そのような際に困らないよう、日頃から情報を伝えておくことは大事にしております。

バックアップの文化が強くありますね。

所員にはお子様がいらっしゃる方もいますが、お子様の有無に関わらず、何かあればそういったことを優先していただける環境は整っているのではないかと思います。

ー個人の力量を大事にされていながらも、内部での密なコミュニケーションは存在するんですね。私自身の経験で、コロナでの自粛などでのコミュニケーションの低下はそのような体制にとても影響があったのではないかと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。

事務所に出てこなくてもよい人もおりましたので、そのような方はリモートで業務をしています。

そのような状況でも密に連絡が取れるように、メールのみならず電話でのコミュニケーションを心がけるようにしています。

今は7割ほどの所員が出勤していますが、リモートでも対応できるようにしています。

ー後藤様が気に入っているところはありますか?

今までのお話のように、何かあった時に所内の方が代わって対応していただけるところですね。

7年勤めて感じますが気負う必要がない所はとても気に入っています。

また、困ったことがあれば相談することも可能な雰囲気は、とても気が楽でいいところかなと思います。

ー今後どのような雰囲気の事務所にしていきたいですか?

どのような状況になっても今の事務所の状態を保つことが今後とても大事になってくるのではないのかなと思います。

代表について

ー天野先生についてお伺いしたいのですが、所員の皆様とはどれくらいの距離感でいらっしゃるのですか?

天野は代表ではありますが普通の先輩みたいに接しています。相談もしやすかったりと身近な存在ですね。

飲み会やイベントにもいらっしゃるような距離感です。

気のいいおじさんと言うのでしょうか笑

ー天野先生がよくおっしゃっていることはありますか?

「チームワークをしっかり取る、しかし個人の力も持つこと」など、今までのお話の中であったことはよく言っています。

弊所はフロアが複数に分かれていますが、同じフロアであれば雑談等、頻繁に話す方もいますし、フロアが違う場合でも移動して話すことも多々あります。

事務所の今後について

ー今後の展望についてお聞かせください。

コロナ以前から事務所の規模の拡大を目指していました。

現在は神戸と北九州に事務所を構えていますが、知的財産権関係専門の裁判所がある大阪や東京にも動きやすい事務所にしていきたいです。

そのため、事務所を大きくするには何ができるかを常に考えています。

最終的にはお客様が満足できる事務所にしたいですね。

ー今事務所が抱える課題はありますか?

リモートとの両立ですね。

このご時世、やはり対面でのお客様とのやりとりは減らす方がいいです が、実際に会って製品を見る必要のある場面も存在します。

お会いする機会や時間を削減しつつも、より双方に安全で利益のある方法を模索しています。

採用について

チームワークの大切さ

ーどのような方に事務所に入ってもらいたいと感じますか?

一番重視していると言えるのはチームワークが取れるか否かですね。

個人プレーだけの方は弊所の方針とは合いませんのでこの点はとても重視しています。

採用時には過去の職場や学生時代の経験を聞くことで、どれだけ他者と協調性を持って活動してきたかを伺っています。

個人の力ももちろん大事ですが、我々はそのような点も重視して採用活動を行なっています。

ーどのようなスキルを持つ方を求めていますか?

スキルで申しますと、弁理士の方であれば専門知識ですね。

特定の知識に秀でている方を求めています。

現状では特に足りないということはないですが、化学案件が増えてきている昨今の情勢からすると、これから必要になる人材は化学系の知識を専門的に持っている方ではないかと思います。

英語力につきましては、ないよりはあった方がいいとは考えます。

しかし弊所には翻訳チームがありますし、そこには外国人の方もいるので細かなニュアンスまで読み取る力は求めていないです。

一方で事務の方には総合的な力を求めています。弁理士とクライアントの間に立って情報をいかに正確に早く伝えられるかという業務で必要とされる、各方面でのスキルの総合力で判断しています。

後藤様からのメッセージ

ー最後に転職を考えている読者に一言お願いします。

初めは先輩のバックアップがあるので、向上心さえあれば問題ないです。

専門的な知識はいらないので、頑張りたい、成長していきたいという方がおられました、是非ともご応募ください。

一緒に知財業界を盛り上げていきましょう。

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この記事の執筆者

LEGAL JOB BOARD 三島善太

コンサルタント

担当職種:
  • 企業知財部
  • 弁理士
  • 特許技術者

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