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株式会社バンダイ 好きと仕事が出会う場所

“好き”と“仕事”が出会う場所!バンダイ商標・著作権チームが担う「エンタメの未来」のつくり方。

by LEGAL JOB BOARD 鈴木

キャリアアドバイザー

担当職種:
  • 企業知財部
  • 弁理士
  • 特許技術者
株式会社バンダイ 好きと仕事が出会う場所

日本を代表するエンターテインメント企業、株式会社バンダイ & 株式会社BANDAI SPIRITS(以下、バンダイと総称)。
前回、リーガルジョブボードにて特許・意匠チームのインタビューを公開しました。

今回はその第2弾として、バンダイの「IP軸戦略」を支える知財の要である「商標・著作権チーム」にフォーカスします。

「たまごっち」や「ガシャポン」、「ガンプラ」など、誰もが知るブランドを守り、さらに新しいコンテンツの誕生を支える彼らの仕事とは?
商標・著作権チームのアシスタントマネージャーである福島さんと、中途入社2年目の丸本さんに、業務の裏側やチームのカルチャーについてお話を伺いました。

インタビューさせていただいた2名のプロフィール

株式会社バンダイ

福島 雄介氏

法務・知的財産部 商標・著作権チーム アシスタントマネージャー
バンダイの品質保証部門に2年間在籍後、法学部出身の強みを活かすべく法務・知的財産部へ異動。現在16年目となり、商標・著作権・不正競争防止法関連業務全般を担当。

・好きな作品:『エヴァンゲリオン』、『HUNTER×HUNTER』 
・趣味: 漫画、アニメ鑑賞、ゲーム、筋トレ(先日ベンチプレス100kg達成)

株式会社バンダイ

丸本 夏海氏

法務・知的財産部 商標・著作権チーム メンバー
映画業界での勤務(2年)、特許事務所での商標管理業務(5年)を経て、これまでの経験を活かし、エンタメ企業の知財を支えていきたいとの想いから、2024年1月にバンダイに入社。

・好きな作品:『鋼の錬金術師』
・趣味: アニメ鑑賞、漫画、ピラティス、美味しいコーヒーを飲むこと

お二人はバンダイ・BANDAI SPIRITSの2社の知財業務を兼務されており、本記事では2社の知財業務を合わせて紹介します。

憧れのエンタメ業界へー「好き」と「専門性」が交差する場所

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
本日はよろしくお願いいたします!
早速ですが、まずはお二人の入社のきっかけを教えてください。

福島氏:
学生時代から「エンターテインメント企業で働きたい」という強い思いがあり、出版社、玩具メーカー等を中心にエンタメ系企業の就職活動をしていました。
その中で、広くキャラクターやコンテンツに関わることができるバンダイから内定をもらい、入社を決めました。

子供の頃に好きだった「ウルトラマン」をはじめ、日本を代表するあらゆるキャラクターの商品化を担っている企業であることも大きかったですね。自分が好きな色々なものに携われる環境に魅力を感じました。

丸本氏:
これまでの経験である「エンタメ業界」と「知財職」を掛け合わせたキャリアを築いていきたいと考えた時に、バンダイがぴったりの環境だと思ったことがきっかけです。

最初は映画業界で仕事をしていました。映画というコンテンツを扱う中で、「著作権」の重要性に触れる機会があり、知財領域への関心が高まりました。専門性を磨くために特許事務所へ転職し、5年ほど商標管理を経験しました。

私も昔からアニメや漫画が大好きで、家に帰ると何かしらのエンタメ作品を見ていることが多いです。そのため、転職を考えた際にエンタメ業界と知財職を掛け合わせた仕事に関心が向きました。

アニメ・漫画に関わるさまざまな企業のうち、バンダイは元々ファンでありユーザーでもあったので、内定をいただいた時は迷わず入社を決めました。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
お二人とも、コンテンツへの「好き」という想いや憧れが入社のきっかけだったのですね。
実際に入社されてみて、好きなキャラクターや作品に関われる機会は多いですか?

福島氏:
非常に多いですね。それに、入社してから新しく好きになるエンタメのジャンルも増えました。

例えば、「VTuber」という新しいエンタメのカテゴリーも業務を通じて知りましたし、仕事で関わった作品についても、丸本から「面白いですよ」と勧められてアニメを観てみたら、本当にはまったものがあります(笑)。
そういった新しい出会いは日常茶飯事です。

丸本氏:
私も日々いろいろな商品企画をチェックするので、そこから興味が広がることがたくさんあります。

例えば、当社の代表的なキャラクターである「たまごっち」ですが、私自身はあまり通ってこなくて。
でも、業務の中で商品開発側の熱量を感じながら商標調査や商品検討に関わると、キャラクターの名前も覚えますし、愛着が湧いて、どんどん好きになっていくのを感じます。

おもちゃだけじゃない。幅広い商材を守るプロの仕事

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
ここからは業務の話を伺っていきますが、まずチームでは主にどのような法律や業務分野を扱っているのでしょうか?

福島氏:
私たちのチームでは、主に商標法、著作権法、不正競争防止法の3つの法域を扱っています。

  • 商標
    ブランド名や商品名、ロゴなどが対象です。企画が上がってきた際に他社の権利を侵害していないか確認し、問題がなければ出願や維持の手続きを行います。
  • 著作権
    イラストや音楽などが対象です。既存のコンテンツに似ていないかといった懸念点の検討を行います。
  • 不正競争防止法
    商標と著作権のハイブリッドのような視点で確認しています。登録商標ではなくても、広く知られている名前ではないか、他社の商品形態に似ていないかなどを検討します。

これらに加え、税関・警察といった行政機関やECサイトと連携した模倣品対策や、事業部ごとの特性に合わせた戦略的な権利保護方針の提案なども行っています。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
調査・権利化から模倣品対策、事業部への提案まで、幅広い業務があるのですね。
バンダイは販売されている商品がかなり多いメーカーかと思いますが、その中でも商標調査はどのような体制で進めているのでしょうか?

福島氏:
日本国内の商標調査業務は、社内で行うことが多いです。

ただ、最近は会社の業績が非常に好調でアイテム数が急増しており、社内のリソースだけでは対応しきれない部分も出てきました。そのため、国内の商標調査業務の中でも、スピード感を重視する案件は社内で対応し、2~3週間といった比較的長期のスパンで確認しても問題がない案件は外部へ委託するなど、案件の性質や緊急度に合わせて柔軟に使い分けています。

また、悩む点があれば、外部の専門家の見解をしっかりと確認した上で進行することもあります。海外の調査業務についても、同様に社内外のリソースを使い分けています。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
案件の緊急度や性質を見極めながら、戦略的に業務をアレンジされているのですね。
バンダイというと「おもちゃ」のイメージが強いですが、他にはどのような商材を扱っているのでしょうか?

福島氏
現在のバンダイでは、おもちゃだけでなく、お菓子や食品、日用品、さらにはポイントサービスや決済サービスなど、商標調査の対象は多岐にわたります。

この「扱うジャンルの幅広さ」は、バンダイに入社した方が一番驚くポイントかもしれません。

強みと戦略|株式会社バンダイ・株式会社BANDAI SPIRITS 公式企業サイトより

丸本氏:
バンダイでは、商品・サービスの事業展開が非常に柔軟なんです。例えば、あるお菓子のブランドが人気になると、それがカプセルトイになったり、次は日用品で「鏡」になったりと、事業部を超えて広がっていくことがあります。

最近だとカプセルトイのミニチュアがブームだったりするので、トレンドに合わせて商材の形を変えていくことが多いですね。

知財の観点では、最初から幅広い区分で商標調査を行ったり、ブランドの展開状況に合わせて追加の商標出願を行ったりと、事業の変化に合わせた提案を積極的に行うようにしています。事業に役立つ形へと自らの活動を柔軟に変えていける点に、大きなやりがいを感じています。

圧倒的な「スピード」と「変化」に対応するチーム体制

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
バンダイは海外市場の拡大を含めて、業績が非常に好調だと伺いましたが、日々の業務の中で、その「勢い」を肌で感じる瞬間はありますか?

強みと戦略|株式会社バンダイ・株式会社BANDAI SPIRITS 公式企業サイトより

福島氏:
ボーナスの額が毎年結構良い…というのは置いておいて、日々の実務において一番感じるのは、やはり「扱うアイテム数の急激な増加」ですね。

私が入社した頃と比べると、アイテム数は桁違いに増えています

かつての商標・著作権業務は「自分たちで全部完結させる」がミッションでしたが、今はさすがに現実的ではありません。業務過多にならないように、外部事務所との連携や、ツールの活用で効率化を図る姿勢が重要だと考えています。

ここ数年で効率化を進めた結果、チーム全体の平均残業時間は下がっており、私自身も家族と過ごす時間が増えるなど、ワークライフバランスは良好です。
会社的にも「19時までには帰ろう」、「フルフレックス制度で、出退勤時間もフレキシブルに」という働き方改革の取り組みがあり、就労環境は良いと思います。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
マンパワーに頼るだけでなく、外部事務所との連携やツール活用による効率化で、働く環境もアップデートしているということですね。
最近では生成AIなどの新しい技術も話題ですが、業務への影響はありますか?

福島氏:
生成AIに関する案件は確実に増えていますね。社内での生成AI活用の検討も進めていますが、それ以外に他社の生成AIサービスによって当社のコンテンツが巻き込まれてしまうケースもあります。

実際、先日​​ある生成AIサービスで生成された画像に当社のロゴが出てしまうという事象がありました。この件に関してはユーザーに悪意がないのは承知の上で、注意喚起のリリースを出しました。こういった新しい技術への対応も、チームとして考え続けていく必要があります。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
そうした生成AIを巡る「守り」の知財対応が求められる一方で、業務効率化の観点から、チーム内ではAIツールなどの活用も進められているのでしょうか。

福島氏:
はい。例えばロゴの商標調査では、以前は人力で調べていましたが、今はAIを活用した検索ツールで似たロゴがないかを効率的に調査できるようになっています。

海外調査などは1件ごとの調査にかかる時間や作業量が多いため、AIによる類似度判定ツールを活用することもあります。ただ、国内に関してはデータベースがしっかりしているので、人間の目で見た方が早くて正確な場合もまだ多いです。

「なんでもAI」ではなく、AIで効率化できる業務と、人の手で緻密に行うべき業務をしっかりと見極めて、うまく活用していくことが大切だと考えています。

特許事務所経験者が語る、バンダイ独自の「やりがい」とは

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
丸本さんは中途入社ですが、入社後の業務のキャッチアップはどのように進められたのですか?

丸本氏:
入社後はOJT形式で、先輩社員についてもらって業務を覚えていきました。

いきなり一人で全部任されるわけではなく、まずはOJT担当の方が持っている事業部の一つを一緒に担当することからスタートします。
私の場合はキャンディ事業部という、食玩や菓子を主に扱っている部門を最初に担当しました。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
まずは一つの事業部で、バンダイならではのスピード感や仕事の流れを掴んだのですね。
実際にはどのような業務から身につけ、ステップアップしていったのでしょうか?

丸本氏:
最初は基本的な業務である商品名の商標調査から始めて、OJT担当の方にコメントをもらいながら修正し、徐々に慣れていきました。
その後、出願・中間処理といった業務の対応や、他法域に関する検討などにも携わるようになり、担当業務の幅が広がっていきました。
業務の一環として外部研修も受講できたので、知識もしっかりと深められたと思います。

ただ、私は前職が特許事務所だったとはいえ、権利の「管理」がメインで、「調査」や「出願」の実務経験は乏しかったんです。そのため、最初は「この判断でいいんだろうか」と悩むこともありました。

でも、チームには長年の経験と豊富な知識を持つメンバーがいて、とても心強かったです。
また、ちょっとしたことでも周囲と声を掛け合って確認するカルチャーがあるので、気になったことはすぐに聞いて早期に解決できました。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
周りに聞きやすい環境があるというのは、何よりも心強いですね。
調査・出願業務が未経験でも、着実にステップアップできた理由がよく理解できました。

丸本氏:
それに加えて、バンダイでは多数の商品・サービスを提供しているので、短期間でたくさんの事例に触れられるのも、成長を加速させる大きな要因です。

一方で、最初は一つの事業部から始めて、慣れてきたら別の事業部も担当して…と、業務量やスキルを見ながら随時調整してもらえたので、無理しすぎず、着実に成長できる環境だと思います。

福島氏:
バンダイでの商標実務は、過去の知見も部内に蓄積されており、ある程度手順が確立されているので、順序立てて覚えやすい分野だと思います。

個人のスキルにもよりますが、基本的な業務の案件であれば、大体1年くらいで一人で対応できるようになることを目指しています。もちろん、難しい案件が来た時は、一人で抱え込まないように、周りがサポートしながら進めていきます。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
個人の習熟度や適性に合わせて、段階的に活躍の場を広げていけるのですね。
丸本さんは特許事務所からの転職ですが、働き方や意識の面で、前職との違いやギャップを感じることはありましたか?

丸本氏:
特許事務所時代は、クライアントからの依頼に基づいて「手続きを正確に、スピーディに行うこと」が最優先でした。
しかし、その手続きをした商標がその後どうなったのか、事業にどう貢献したのかまでは、どうしても見えにくい環境でした。

バンダイに来てからは、企画が生まれる最初の段階から相談を受け、事業部と一緒に「どうすればこのブランドを育てられるか」を考えることができています。

自分が法的な検討をして世に出た商品が、「おかげさまで大ヒットしました!」と報告をもらえた時は、本当にやりがいを感じますし、事業に寄り添えていることを実感します。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
まさに事業会社ならではの醍醐味ですね!
福島さんはいかがですか? 長く在籍されている中で、特に面白いと感じる瞬間はどんな時でしょうか?

福島氏:
やはり、常にコンテンツの最新の動きに触れられることですね。

私たちのチームはほぼ全ての部署に関わるので、これから世に出るコンテンツの情報をいち早く知ることができます。

時には、企画書の重要な部分が「黒塗り」になっていたり、厳重な情報管理の中で「まだ誰も知らないビッグプロジェクト」に触れることもあります。
そういった秘密のベールに包まれた企画に携われる時のワクワク感は、まさにこの仕事ならではですね。

“好き”と仕事のちょうど良い距離感

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
お二人ともエンタメがお好きですが、仕事と趣味の境界線が難しくなることはありませんか?

丸本氏:
私はありません。

好きな業界にはいますが、あくまで「法律の専門家」として関わるので、プロとして冷静な距離感を保てています。前職の映画業界の時は、コンテンツにとことん向き合って企画などを練っていく仕事でしたので、好きなものに携わっているのに苦しくなることもありました。

しかし、今向き合っているのは、あくまで法律に基づく実務です。そこには客観的な判断基準があるので、仕事として非常に健全なバランスで付き合えています。

福島氏:
僕もネガティブなことはあまりないですね。むしろ「好きであることのメリット」の方が大きいです。

毎日大量の企画書を見ますが、全く興味のない分野だったら業務をルーチンワークのように感じてしまって辛いかもしれません。

ですが、実際の業務では「あ、これは次に見ようと思っていたアニメだ!」「次はこんな商品展開をするんだ!」と楽しみながら仕事ができるので、エンタメ好きにとっては最高の環境だと思います。

バンダイらしいチームのカルチャー。共通言語は「エンタメ愛」

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
チームメンバーにはどのようなバックグラウンドの方がいらっしゃいますか?

福島氏:
様々なバックグラウンドの方が在籍していますが、実は前職で知財の実務を経験していたメンバーは全体の半分くらいなんです。

私のように社内の営業や企画、管理部門など他部門から異動してくるケースもありますし、中途採用の方も、知財実務の経験者ばかりではありません。未経験からスタートして活躍されている例もあります。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まっているのですね!
年齢層やチームの雰囲気はいかがですか?

福島氏:
年齢層としては、現在は30代前半がボリュームゾーンになっています。

チームの雰囲気を一言で表すと「しっかり者」が多いですが、同時に「まずやってみる」というマインドを持った人が多いですね。

新しい企画に対して、法律を理由にただ「NO」と言うのではなく、「どうすれば実現できるか」を前向きに検討する文化が根付いています。

丸本氏:
年齢や経歴は様々ですが、不思議とジェネレーションギャップは全く感じないですね。

やはり皆さん、「エンタメが好き」「流行に敏感」という共通点があるからだと思います。
休憩時間などには、XなどのSNSで「今これがバズっているね」といった話題で盛り上がることも多く、好きなものでつながっているフラットな関係性です。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
コミュニケーションも活発そうですね!

丸本氏:
そうですね。「人数が多い企業の知財部=堅苦しい」というイメージがあるかもしれませんが、実際は働き方もとても柔軟ですし、風通しも良いです。

社内のコミュニケーションが非常に活発で、ランチに一緒に行く人も多いですし、個人プレーで黙々と作業し続けるだけではなく、周囲に相談もしやすい環境です。

出社時間は9時半~10時頃の方が多いですが、フレックス制度をみんな活用していて、お子さんがいる方は早めに来て早めに帰るなど、個人の事情に合わせて柔軟に調整しています。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
非常に働きやすく、腰を据えて業務に取り組める環境なんですね。
それでは、どのような方がバンダイの商標・著作権チームにマッチしていると思いますか?

福島氏:
「柔軟な発想ができる方」「まずやってみようと思える方」ですね。

ガチガチに法律で考えるのではなく、「企画を生かすためにどうしたらいいか」を考えられる方。そして、対応したことがなかったり、難しい案件でも「面白そうだからまずやってみよう」と率先して手を挙げられる方が合っていると思います。

またバンダイは、エンタメが好きで、情熱をもって商品・サービスを作っている社員がとても多い会社です。
そのような「エンタメ愛」から生まれるプロダクトを、知財というプロフェッショナルの力で守っていくことに情熱を感じられる方と、ぜひ一緒に仕事をしていきたいです。

丸本氏:
事業部の方々もスピード感を持って動かれていますので、その熱量に負けないよう、柔軟に対応できる方がマッチすると思います。

また、これまで触れたことがない分野やニッチな商品に出会うことも多いので、知らないことに対しても興味を持って深掘りできる好奇心旺盛な方に来ていただけると嬉しいです。

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
お二人の今後の目標も教えてください。

福島氏:
国内案件を長く担当してきたので、今後は海外案件の比率を増やして、自分の業務の幅を広げていきたいですね。

丸本氏:
私も海外担当と連携しながら、英語力をつけてグローバルに活躍できる人になりたいです。また、中途入社だからこその視点を活かして、チーム作りや今後入ってくださる方のサポートにも貢献していきたいと考えています。

読者へのメッセージ

LEGAL JOB BOARD 鈴木:
最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

丸本氏:
バンダイは、日々新しいトレンドやキャラクターが誕生する瞬間を見届けられる、非常に刺激的で楽しい職場です。他社のキャラクターも含めて、エンタメ業界全体の動きを肌で感じながら働けます。エンタメ業界に興味がある方と一緒に働けることを楽しみにしています!

福島氏:
専門性を身につけながら、世界中のファンを熱狂させるコンテンツに関わることができる仕事です。ご自身のキャリアと「好きなもの」がマッチするなら、ぜひご応募ください。面接では、皆さんの「好きなもの」の話をぜひ聞かせてください!

編集後記

LEGAL JOB BOARD 鈴木

インタビューを通じて印象的だったのは、お二人が「法律のプロ」であると同時に、「コンテンツのファン」としての熱い想いを持っていることでした。
「黒塗りの企画書」を見る時のワクワク感や、ヒット商品に関わった時の喜びを語る表情は、まさにバンダイ社員ならでは。
積極的なグローバル展開や先端技術の活用など、常に進化を続けるバンダイの知財部門。専門知識を武器に、エンタメの最前線で挑戦したい方には、これ以上ない環境と言えるでしょう。

この記事の執筆者

LEGAL JOB BOARD 鈴木

キャリアアドバイザー

担当職種:
  • 企業知財部
  • 弁理士
  • 特許技術者

国立大学卒業後、求人広告代理店で法人営業に3年間従事。「長期的な信頼関係の構築」を信条に、幅広い採用課題に向き合い、営業成績トップの表彰歴を誇る。 リーガルジョブボードでは、知財領域のキャリア支援を行う。事務所・企業との強固なパイプを武器に、求人票には載らないリアルな情報を提供。妥協しない職場選びのサポートを強みとする。

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