【法務】面接対策や質問・志望動機の伝え方(例文あり)
by LEGAL JOB BOARD 青木
コンサルタント
- 担当職種:
こんにちは。法務の転職エージェント「リーガルジョブボード」の青木です。
今回は、「法務に転職したい方向けに志望動機のポイントや面接時の対策」について解説します。
企業の法務への転職を希望している方はぜひ参考にしてください。
※法務の履歴書や職務経歴書の書き方については下記の記事で詳しく解説しているので、必要な方は併せてご覧いただけると幸いです。
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法務の志望動機のポイントや例文
志望動機は、下記を踏まえた構成にするとあなたの価値が魅力的に伝わるようになります。
- どのような経験をしてきたのか
- その経験を踏まえどのような形で会社に貢献したいのか
- どうしてこの企業でないといけないのか
この3点。
上の3点を伝える上で、下記の要素を取り入れられるとさらに魅力的に表現できます。
- 経験があり、即戦力になる
- コミュニケーション能力が高い
- 経営戦略の知識があり、発言力がある
- 積極性がある
また、1点目の「経験」については、契約・取引法務や法律相談・紛争訴訟対応・機関法務などに携わっていたことを伝えることで、より価値をアピールすることができます。
例文
法務の志望動機の例文です。
大学卒業後は、株式会社〇〇に入社し、契約・取引法務をメインに事業拡大における機関法務に従事してまいりました。自社開発に関する訴訟問題の対応も経験がございます。 貴所は、長年家電などのメーカーでありながら、様々な事業を展開しており、多くの新規事業に対して携われることに魅力を感じています。 これまでの機関法務経験だけではなく、即戦力として活躍したいと考えております。 |
あなたの経験や経歴に基づき、上記のような流れで志望動機を作成してみてください。
また、作成したあとは面接でもスムーズに話せるよう練習しましょう。
アピールになる経験や資格
志望動機を話す上で、アピールポイントになりうる経験や資格もまとめておきます。
以下の経験や資格がある方は併せてお伝えできると良いでしょう。
- 弁護士、司法書士、行政書士、ビジネス実務法務検定などの資格
- 経営に関する会議などで、代表や株主の前で提案できる発言してきた経験
- 新規事業に法律の部分で関わって、成功に導いた経験
法務の面接対策
法務での面接は、法律事務所や司法書士事務所などの面接とは異なります。
企業研究を徹底する
面接前に、企業について入念に調べておきましょう。
調べるだけではなく言語化しておくことが重要。
言語化することで、頭の中で整理されやすくなるだけでなく、面接で企業についてお話する際にスムーズに語れるようになるからです。
事業内容や会社の方向性・人数や自分が携わりうる部署・業務内容など、チェックすればするほど、「選考先に基づいた言葉」で話せるようになります。
余裕がある場合は、選考先だけでなく、選考先が属する業界についても調べると良いでしょう。
意欲を素直に伝える
豊富な経験やスキル・実績があったとしても、意欲がない様子が伝わってしまうと採用の可能性はガクッと落ちます。
小手先のテクニックなどではなく、純粋にその企業に入りたい気持ちを大切にしてください。
そうすることで、意欲は自然と表現されます。
また、面接前に下記もチェックしておくとマイナスな印象を防げます。
- 声のハリや明るさ
- 表情(無表情などはNG、歯を見せない程度の笑顔がベスト)
- 服装(黒や紺、濃いグレースーツで白のシャツが無難)
印象に残るアピールを意識する
大手企業であればあるほど、入社を希望する求職者は他にもたくさんいらっしゃいます。
採用担当者は何人もの方と面接を行うため、どれだけインパクトを残せるかが大切です。
ここで注意するべき点として、奇抜な経験や奇をてらった発言・誇張した経歴をアピールすること。
そういったアピールを行っても、印象には残るかもしれませんがそれが採用に繋がるかどうかはまったく別問題です。
「印象に残る」とは、「選考先に基づいたアピールをする」ことです。
そのためには、本記事でこれまでまとめてきたポイントを踏まえられれば問題ありません。
- 今までの経験と企業とのマッチングや相性
- 企業や業界への深い関心
を絡められれば印象に残りやすいです。
面接担当者が「弊社の〇〇という商品があるのですが・・・」とお話が出た際に、「この新機能が魅力的ですね」など、その商品のことを知っているだけでも、好印象です。
面接担当者が「弊社の〇〇という商品があるのですが・・・」とお話が出た際に、「この新機能が魅力的ですね」など、その商品のことを知っているだけでも、好印象です。
好印象を与える質問
面接の終盤に、採用担当者に質問ができる場合があります。
そこでここからは、好印象に映る質問内容を下記でまとめていきます。
業務内容についての質問
契約書作成業務やチェック業務など、頻繁に取り扱う契約書に関する業務内容について質問すると良いでしょう。
例えば
「契約書は一から作成する割合と、相手から渡されリーガルチェックする割合は?」 「法律相談は、どのような案件が持ち込まれるか?」 |
など。
入社前に業務について把握しようとする姿勢が、意欲的に伝わります。
事業に対しての具体的な質問
選考先の事業に関する質問をするのも好印象を与えます。
例えば、
「新規事業〇〇を展開していますが、法務でもこちらの事業に携わりますか?」 |
などを質問すると、応募先への関心をアピールできます。
面接前の企業チェックや業界チェックをした際に、気になった点の質問も併せて考えると良いでしょう。
これからの社員に関する質問
例えば、「企業が社員に期待する内容」を質問するのも良いです。
「法務の社員に一番期待することはなんでしょうか?」 「御社で活躍している方の特徴はありますか?」 |
などを質問することで、意欲的なアピールに繋がります。
面接官からよく聞かれる質問
法律事務所などとは違い、一般企業では他の業種とよく聞かれる質問はほぼ同じ。
よくある質問は下記のようなもの。
- 志望動機
- 退職理由
- (転職が多い場合)その理由
- やってきた業務内容
始めに自己紹介を促され、履歴書に沿って質問される流れが一般的です。
自己紹介をするときは、経験してきた業務や応募先でいかせるスキルなどを盛り込んで話せるようにしましょう。
また、どんな回答であっても、結論から話すようにすることで、相手に伝わりやすく好印象を与えることができます。
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