更新日:2019年 09月 06日

測量士とは?なり方から仕事内容、平均年収、完全ガイド!
測量士とは?仕事内容やなり方、完全ガイド!

測量士とは?仕事内容やなり方、完全ガイド! - リーガルジョブボード

「測量士ってなにをしてる人?」「測量士になるためにはどうしたらいいの?」
そんな疑問を持っているかたはぜひ本記事をお読み下さい。

今回は

・測量士と測量士補の違いと仕事
・測量士の年収
・測量士と測量士補になるためには
・必要とされるスキルや向いている人
・将来性はあるのか

以上をまとめています。
これを読むことで測量士や測量士補のことを知ることができますよ。

エージェントより
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測量士、測量士補が気になっている方へ向けて、測量士とはなにかをまとめた記事になります。私達の生活になくてはならない職業「測量士」を徹底解説いたします!

測量士と測量士補の違い

土木建造物を建築する場合、一番はじめに登場するのが測量士です。土地の高さ、長さ、面積、位置を測ります。

測量系の国家資格には、測量士と測量士補の2種類があり、どちらも基本測量や公共測量を行うことができます。

大きな違いは測量士は測量計画を作成できるのに対して、測量士補は作成出来ないというところです。その分、測量士の資格取得のほうが難しく、測量士補のほうが合格率は高いのです。

業務内容

測量士の業務といえば現場での測量のイメージですが、測量だけが仕事ではありません。また、測量といっても様々なものがあり、全部の業務を一通りできるようになるまでには5年ほどかかるとも言われています。

では、実際どのような業務があるのでしょうか? それを下記で説明していきます。

外業

外業とは、測量のことです。

チームで建築土木の現場に行き、計画書通りに測量を行います。

測量を行う場所は、町中だけではなくまだまだ開拓されてない土地も多く測定場所に行くまでに長い時間がかかる場合もあります。そのため、測量だけの時間はそれほどかからなくても移動時間も合わせると長時間拘束されることもあります。

内業

外業以外の事務所で行う業務を内業といいます。

内業は、測量前の計画書の作成や測量データなどをまとめ図面を作成したりする業務です。

まず、天候や時間帯などを考慮して、測定しやすい外業のスケジュールを立てていきます。そのため、外業のスケジュールが決まってから空いている時間を内業にあてることが多いです。

一見、外業と比べると楽に思える業務ですが、データ量も多く細かな計算なども必要になってくるため、大変と感じることがあります。

年収

勤務測量士・測量士補の平均年収は300万円程度です。

国家資格を取って、大変な仕事なのにも関わらず思ったように稼げていないように感じるかもしれませんが、測量士でも経験を積んでいくと年収は上がっていき平均年収よりも多くの収入を得ることができます。

また、独立をすると700万円~1000万円ほどの年収になる場合もあり開業向きの士業といえます。

勤務測量士でも独立測量士でも、年収を上げる鍵は、自分の目指すキャリアに合う事務所でしっかりと経験を積むことです。

測量士になる方法

測量士になる方法

測量士や測量士補になる方法はいくつか存在します。

資格取得

まずは、測量士になるためには資格を取得しないといけません。

取得方法は大きく分けると

  • ・測量士試験を受けて合格する。
  • ・特定の学校で、専門の学科を履修。卒業後に、測量事務所などで決まった年数の実務経験を積む。


このどちらかで、測量士資格を取得することができます。

また、測量士補になるためには特定の測量を学べる学校を卒業するか、測量士補試験合格が必須になります。その後、測量士になるためには国土交通大臣の登録を受けている専門学校などで学び、技能習得する必要があります。

そのため、将来的に測量士を目指している場合は、はじめから測量士資格を目指す方が多いです。

測量士
・測量法第50条第1号
 大学であって文部科学大臣の認定を受けたものにおいて、測量に関する科目を修め、当該大学を卒業した者で、測量に関し一年以上の実務の経験を有するもの
・測量法第50条第2号
 短期大学又は高等専門学校であって文部科学大臣の認定を受けたものにおいて、測量に関する科目を修め、当該短期大学等を卒業した者で、測量に関し三年以上の実務の経験を有するもの
・測量法第50条第3号
 測量に関する専門の養成施設であって第51条の2から第51条の4までの規定により国土交通大臣の登録を受けたものにおいて一年以上測量士補となるために必要な専門の知識及び技能を修得した者で、測量に関し二年以上の実務の経験を有するもの
・測量法第50条第4号
 測量士補で、測量に関する専門の養成施設であって第51条の2から第51条の4までの規定により国土交通大臣の登録を受けたものにおいて高度の専門の知識及び技能を修得した者
・測量法第50条第5号
 国土地理院の長が行う測量士試験に合格した者

測量士補
・測量法第51条第1号
 大学であって文部科学大臣の認定を受けたものにおいて、測量に関する科目を修め、当該大学を卒業した者
・測量法第51条第2号
 短期大学又は高等専門学校であって文部科学大臣の認定を受けたものにおいて、測量に関する科目を修め、当該短期大学等を卒業した者
・測量法第51条第3号  測量法第50条第3号の登録を受けた測量に関する専門の養成施設において一年以上測量士補となるのに必要な専門の知識及び技能を修得した者 ・測量法第51条第4号
 国土地理院の長が行う測量士補試験に合格した者 出典:https://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN-sikentoroku.html#toroku1

免許の登録

資格を取得したら『免許登録』をします。 日本国内の測量全般を司る国土地理院へ登録申請が必要です。

また、測量士は30,000円、測量士補は15,000円を登録免許税として納付します。

『資格の取得』『免許登録』をおこなって、ようやく測量士や測量士補として活躍することができます。

測量士になるメリット、やりがいや楽しさ

測量士になるメリット、やりがいや楽しさ

免許登録が終わったらいよいよ測量士として働くことができますが、働くメリットにはどのようなのもがあるのでしょうか?

下記で説明していきます。

人の役に立っている

その人の土地がどこまでというのを決め、紛争やトラブルを未然に防ぐというのが、本来の測量の目的です。トラブルなく、建築が進むために測量士は必要不可欠です。

また、出来上がった建物などを目にする機会も多く、自分が携わった建造物が多くの人たちに使われ必要とされている現場を直接みる機会も多いです。人の役に立てると実感できやりがいを感じます。

最新技術に触れられる

測量機器は、ITなどの技術の向上により進化を続けています。

3D測量やドローンでの測量など、最新技術にふれる機会も多い測量士は機械などが好きな方にはピッタリな仕事と言えます。

測量士になるデメリット、何がつらいのか

やりがいを感じることのできる測量士の仕事ですが、デメリットはあるのでしょうか?

つづいては測量士になるデメリットやつらいと感じることをなどをお話していきます。

体力が続かない

外業は夏暑い日や寒い日にもおこなわれます。そのため、体力を消耗することも多いでしょう。

また未開拓の土地を測量することもあり、そんな時は現場まで山道を登ります。体力がなければ辛いと感じる場面も多いようです。

残業が多め

働き方改革の波にのって、働きやすい企業が増えてきましたが、まだまだ残業時間が多めの職業です。

それは測量士の仕事の流れに大きく関わっています。外での測量が終われば、事務所へ移動し、現場の仕事の仕上げとしてデータをまとめる必要があるため、どうしても残業が多くなってしまいます。

また、繁忙期と閑散期の残業時間もまちまちのためライフワークバランスを重視している人にとっては、思い通りに行かないことも多いでしょう。

必要なスキルや向いているタイプ

では、測量士や測量士補として仕事する上で必要なスキルや向いているのはどんなタイプの人なのでしょうか。

それを下記でお話していきます。

几帳面で真面目!正確な方、手先が器用な方

実は、測量士は几帳面で真面目な方が向いています。

それは測量はより細かに正確に行わなければならず、測量後の内業も図面の作成や集計などのデスクワークも多く真面目にコツコツする業務が多いからです。

また、測量士が作成した図面を基準にこの後の工程が進んでいくため間違いが許されないこともあります。

チームワーク

測量士の業務では測量の現場だけではなく、移動も合わせて1日中一緒に行動をすることもあるため、チームワークが大切です。

だいたい2~5名程度のチームで測量をおこなうため、チームで足並みを合わせ協力しながら業務を行っていく必要があります。

 コミュニケーション能力

測量や内業のイメージが強く、人との関わりがあまりないように感じますが、測量士にはコミュニケーション能力が必要です。

クライアントと話をすることもありますし、測量をする場合に近隣の住民に声をかけなければならないこともあります。そのため、コミュニケーション能力も必要不可欠です。

体力がある人

測量士は、気温や天候など関係なしに外業をおこなわなければいけないことがあります。

現場に行くために長時間移動をし長時間拘束になることも多く、どうしても家に帰るのが遅くなることもあり体力が必要になってきます。

また、内業も外業の合間におこなうことが多く、特に繁忙期などは作業量も多いため残業が続くこともあります。

そのため、体力がもたなくてつらいと感じるかたもいるようです。

測量士の将来性

IT技術の進歩で測量士のニーズが下がると言われることもありますが、測量士は今後も必要不可欠な職業です。

いくら技術が進歩したからといって、複雑な地形の場所を機械だけ測量することは難しいです。技術のある測量士がいて初めて成り立つ仕事なのです。

将来的に見ても、測量士のニーズはまだまだ高いといえるでしょう。

まとめ

  • ・測量士の仕事は内業と外業がある
  • ・測量士・測量士補の平均年収は300万円程度
  • ・測量士になるためには『資格の取得』『免許登録』が必要
  • ・几帳面で体力があり、コミュニケーション能力が高い人が測量士に向いている
  • ・測量士は今後も必要な職業


測量士は今後を私たちの生活に欠かせないニーズがある職業です。今後測量士を目指す方もいると思います。

測量士として活躍するためには、自分の目指すキャリアにあった職場選びが重要になってきます。転職、就職活動の際は、ぜひLEGAL JOB BOARDにお気軽にご相談ください。

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