更新日:2019年 09月 20日

キャリアアップしたい弁理士必見!求められるスキルや転職方法まとめ。
【キャリアアップしたい弁理士必見!求められるスキルや転職方法まとめ。

キャリアアップしたい弁理士必見!求められるスキルや転職方法まとめ。 - リーガルジョブボード

弁理士業界では「キャリアアップのために転職する」という人も多いです。


本記事では

- 弁理士の一般的なキャリアアップ
-キャリアアップするために求められること
-キャリアアップに有効な転職

以上についてまとめています。

「キャリアアップ」について総合的に考え、転職でキャリアアップするためのポイントをご紹介します。

エージェントより
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キャリアアップしたいと思っている弁理士の方へ向けて執筆いたしました。弁理士として今後のキャリアを考えるにあたって、参考にしてください。

そもそもキャリアアップって何?

「キャリアアップ」とは、経歴を高めるという意味です。

具体的には、特定の分野について今よりも専門的な知識を身に付け、能力を向上させることで、経歴を高めることを指します。

また転職によって現職より収入は増えたり、ポジションが上がったりするなど、自らの市場価値が高まることも同様です。いずれにせよ、仕事の幅や裁量を広げることがキャリアアップだといえるでしょう。

近年は、「キャリアアップ=現在の会社を退職して、新たな仕事にチャレンジする」という、「転職」に近い言葉として使われることが増えています。とはいえ、ひとつの会社に残って成長し続けることも立派なキャリアアップです。限定的な意味でとらえないようにしましょう。

弁理士の一般的なキャリア

弁理士試験合格後の勤務先の主な選択肢は、

  • ・特許事務所
  • ・企業知財部
  • ・特許庁、登録調査機関
  • ・開業


などがあります。

特許事務所に勤める方が大半ですが、近年は企業内弁理士の数も増えてきています。

特許事務所

弁理士という「資格」をフルに活かしたいのなら、特許事務所での勤務がおすすめです。

特許事務所では、特許・意匠・商標などの知的財産権利化のための出願書類の作成代行や、知的財産分野に関するコンサルティング業務など、幅広い業務を担当します。

特許事務所勤務のやりがいは、クライアントとなるのは製造業から教育機関まで多岐に渡りますので、多くの分野で注目されている最先端技術に触れることができ、その権利化のための各種手続きを担当することができることです。理系出身であれば、自身の知識を活かし、業務を行うことができます。

また、クライアントの知的財産に関する問題をヒアリングし、企業戦略に関与をしたりと解決に向かう手助けをします。その他には、文系出身の方の場合は意匠や商標に関する出願やコンサルティングを担当します。

企業知財部

企業知財部は、企業が保有する技術の内容や著作物等の権利を守るための業務を行います。また、知財戦略の立案を行うなど、経営に関わる業務もあります。

企業知財部でのやりがいは、企業が持つ知的財産を発掘、権利化することで自社の技術や著作物を守ることができることでしょう。知的財産は企業の大きなチャンスになりえますので、中には積極的に知財戦略の立案、推進をし自社の発展を促す企業もあります。

企業知財部では、弁理士の専権業務は行うことは少なく、資格を活かすというよりは知識を活かした働き方になりますが、特許事務所から見れば業務の発注元です。企業の中でないと見えないこと、分からないことも多いため、刺激的・魅力的な仕事も多く、経験の幅が広がります。

弁理士の新しいキャリア

ここまで、弁理士の代表的なキャリアである、特許事務所と企業知財部での勤務について見てきました。しかしこの2大キャリア、近年では苦戦を強いられているようです。

特許事務所は大手の事務所に仕事が集中する傾向があります。

弁理士の数が増え、日本特許出願件数が減少する中で、苦しい事務所も増えているようです。

また企業知財部はいわゆる管理部門であって、通常の企業であれば、事業の主役ではありません。予算が厳しいときに最初にカットされるのは知財部予算だったりします。そんな近年、弁理士の新たな業務や職業が求められている風潮があります。

具体的には、コンサルティング業務や、企業の経営企画部門でCIPOとして、企業の監査役などが挙げられます。キャリアの築き方として、特許事務所や企業知財部に限らず、広い視点で見てみることが、今後必要になってくるでしょう。

キャリアアップに求められるスキル

キャリアアップに求められるスキル

弁理士の数が増え、競争が激化している知財業界。 そんな中で、キャリアアップしていくために必要なスキルはいったいどのようなものなのでしょうか。

下記で紹介していきます。

理系や法律に関する知識

特許事務所勤務では、弁理士有資格者であることが望ましいですが、弁理士の短答式試験合格レベルでも業務に必要な一定の知識があると評価されることが多いです。

特許事務所で勤務されている弁理士、特許技術者の9割近くが理系出身者です。これは、特許事務所が扱う案件の多くが理系の知識を必要とする特許に関するものであるからです。特に電気や機械、制御、化学などを専門としている方が求められます。 一方、商標や意匠は文系出身の方が担当されることが多いです。

メーカーの知財部も同様に、理系知識が求められることが多いです。また、出版社等の知財部では司法試験勉強経験、弁理士試験の知識など法律知識が求められます。

英語力

知的財産分野の共通語は英語と言われるほど、使用頻度が高いです。国内企業の案件でも国内出願のみということは少なく、外国出願の割合が高くなっています。海外クライアントとのやり取りや、英文の明細書の読解、作成をすることもあります。

中上級レベル(TOEIC700点程度以上)の英語力は必須と言えるでしょう。

ヒアリング能力と明細書の表現力

国内出願の減少、そして企業内での自社出願強化の影響によって、特許事務所間の競争が激しくなっています。国内出願の依頼をクライアントから受けるには 弁理士として差別化が出来る必要性があります。

クライアントから求められている最近の傾向では、技術への理解の深さと明細書の表現力そしてクライアントの意図をくみ取るヒアリング能力が必要とされているようです。単に明細書を書けるだけでは通用しなくなってきたと言えるでしょう。

また、企業の知財部の弁理士が特許事務所に転職する場合、特許事務所側は特許明細書をどれだけ書いてきたのか、どのくらいのレベルで明細書を作成できるのかを気にする傾向にあります。

  • ・通常は研究者が作成するアイデアシート
  • ・特許事務所に依頼するときに必要な明細書ドラフト
  • ・弁理士や特許技術者が作成する明細書


などの作成ができるかどうか、自分がどのくらいのスキルを持っているのかアピール出来るポイントになりますので、職務経歴書にしっかりと記載する事が必要です。

キャリアアップには転職が有効!

 キャリアアップには転職が有効!

一口に弁理士や知財業界といっても、勤務先によって業務内容や求められる能力が違ってくることがわかりました。ご自身の身につけたい能力や、目指す将来像を明確にした上で、今の自分は、特許事務所を目指すのか、企業の知財部を目指すのか、また別のキャリアを開拓するのか、決断していくことが重要になります。

とはいえ、自分ひとりでキャリアプランを描くのは容易ではありません。そんな時には、転職エージェントの活用が効果的です。

業界に精通したプロのキャリアコンサルタントが、強みや適性を把握した上で、キャリアプランを一緒に考え、転職先を紹介してくれます。

自分では直接聞きにくい話も、エージェントを通して聞くことができたり、給与交渉などもすることができます。

実際に、

  • ・業界未経験の弁理士で、現職より年収が100万円アップした方
  • ・弁理士受験者の業界未経験者で現職の年収を維持して転職できた方
  • ・即戦力の弁理士として、年収がアップして年収900~1000万円で内定が出た方


など、成功例がいくつもあります。

自己応募の場合よりも、エージェントを通すことで信用度も上がり給与が高くなる可能性もありますのでぜひ利用していただきたいです。

キャリアアップ転職なら《REGAL JOB BOARD》

弁理士や特許技術者の転職エージェントとしておすすめなのが《REGAL JOB BOARD》です。

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転職活動に役立つツール・機能が盛り沢山です。

まとめ

  • ・キャリアアップには、身につけたい能力や将来像を明確にしておく
  • ・キャリアには特許事務所、企業知財部、特許庁、登録調査機関、開業などさまざま
  • ・勤務先によって、業務内容や求められる能力が異なる。
  • ・理系の知識や英語力は必須!
  • ・キャリアアップには、転職エージェントの活用が有効!


意味合いや方向性を理解していないまま転職活動を始めてしまい、途中で目的を見失ってしまう人が多いのも事実。 自分の理想とするキャリアアップ後の姿を明確にして、ぜひ一歩踏み出してみましょう。

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キャリアコンサルタント 三島

知財専門のエージェント。
自らの足で稼いだリアルな情報を、提供しています。
知財系セミナーにも積極的に参加し、日々勉強中です。

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