更新日:2019年 08月 08日

「弁理士は就職できない」は嘘!理由と就職に有利な人の特徴も紹介!
「弁理士は就職できない」は嘘!理由と就職に有利な人の特徴も紹介!

「弁理士は就職できない」は嘘!理由と就職に有利な人の特徴も紹介! - リーガルジョブボード

「弁理士って将来的に需要はあるのかな?」「弁理士の資格を取っても就職できないっていう噂も聞いたんだけど、本当なのかな..」

弁理士の資格を取得された方、もしくは勉強をこれから始めようとしている方の中に、上のような悩みを持っている方がいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、

1.弁理士として就職しやすい人の特徴
2.弁理士資格の勉強中にやるべきこと
3.弁理士の資格勉強の効率的な進め方

についてまとめています!

弁理士として就職しやすい人の特徴を把握しておけば、就職活動の際に非常に有利になります。また、「弁理士の資格取得が非常に有利になる勉強法」も存在するので紹介しておきます。

エージェントより
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弁理士になる勉強をしているけど就職出来るか不安に思っている方へ向けて、勉強の効率的な進め方や就職しやすい人の特徴をまとめました。ぜひ参考にしてみて下さい!

弁理士として就職しやすい人・有利な人の特徴

まず、弁理士として就職が有利な方はこちらの3点です。

  • ・弁理士資格を取得している
  • ・特許出願の実務経験がある
  • ・年齢が20代〜30代


理由は、知財業界が経験重視の採用形態を取っているためです。

そのため、弁理士試験に合格していても、実務経験のある人材を優先的に採用する傾向があります。

なので短答式試験に合格されている方や弁理士試験の合格見込みのある方は、今のうちに実務経験を積んでおくことをオススメします。

ただ、知財業界も人手不足が深刻なため、実務経験者のみを採用するわけにはいかない状態が続いています。そこで、実務経験者という特徴以外に、就職に有利な方と不利な方について下記にまとめました。

20代~30代半ばの理系出身者

理系出身者は知財業界から歓迎されやすいです。

実務で関わる知識の素養があると見なされる傾向があるからです。

また知財業界は、高齢化が進んでいる兼ね合いで若手の採用を行う傾向があります。そのため20代〜30代半ばの理系出身者であれば、仮に業界未経験者や弁理士資格の受験生でも内定は出やすいです。

ただしこれは特許事務所に限ってのお話です。企業や法律事務所は即戦力を求めているため、難しい可能性があります。

40代までの特許の実務経験者

特許の実務経験者は内定が出やすく、弁理士としての就職に有利です。

先ほどご紹介した通り、知財業界は経験重視の採用形態を取っています。そのため実務経験があれば採用をされやすいです。

ただ、知財業界全体では「所員の若返りを測りたい」と考えているため、30代の方よりも採用ハードルが高いとも言えます。技術的なバックグラウンドや希望年収がマッチングすれば内定を勝ち取れるでしょう。

弁理士として就職しにくい人・不利な人の特徴

弁理士として就職しにくい人・不利な人の特徴

就職に有利になりやすい方の特徴をまとめましたが、反対に不利な人はどのような人なのでしょうか。

下記で説明していきます。

40歳以上の実務未経験者

40歳以上の方を未経験から育てることに対し、経営陣や採用側は難色を示すことがほとんどです。

また、仮に弁理士資格を取得されている方であっても、企業への就職はほぼ不可能に近いです。

しかし事務所の場合は、事務所側が求めている技術的なバックグラウンドがあること、希望年収500万円以下、熱意と謙虚さがあることで、採用をしてもらえる可能性が上がるかもしれません。

時短勤務や在宅勤務希望者

現状、フルタイム勤務を希望する企業や事務所がほとんどです。なので子育て中のお母様や時短で働きたい方は仕事を見つけることが難しいです。

ただ近年働き方改革の兼ね合いで、時短勤務や在宅勤務の制度を利用ができる環境も増えてきています。交渉次第では時短勤務や在宅勤務でも就職可能となっています。

特許事務や特許翻訳の経験のみの方

特許明細書作成などの経験がない方は就職に不利です。

弁理士資格を取得していても、特許事務や特許翻訳のみの経験しかない場合は、あまり優遇されません。もし現職で弁理士の業務を行えるようでしたら、3~5年の経験を費やすことで、次回の転職活動時に売り手市場に食い込むことができる可能性が増えます。

文系出身の実務未経験者

文系出身者が特許業務に関わることも難しいと言われています。

ただ、文系であってもエンジニアなどの実務を行っている方に関しては、30代で特許実務の応募が可能なケースもあります。

就職が難しい方の解決方法

今までのお話を聞いて、経歴や年齢などの要因で就職が難しいと感じた方、まだ諦めるのは早いです!

下記のような方法で就職できる可能性が上がります。

他の職種(特許事務・特許翻訳・特許調査など)から実務経験を積んでいく

実務経験のない方は、まず知財に関わる仕事を始めましょう。業界経験を増やしていくことが大事です。また文系出身の方であっても、熱意が伝わり特許業務に異動ができる可能性があります。

理系の通信制大学に通う

文系出身の場合、理系の通信制大学に通うことで技術的なバックグラウンドを学ぶことができます。もし現在、弁理士試験受験生の方で余裕がある方は、理系の通信制大学に通うことをオススメします。

弁理士資格の勉強中にやるべきこと

受験勉強中にやっておくと有利に就職できるようになることをご紹介します。弁理士資格を取得するだけでも大変ですが、必ず未来の財産となるので参考にしてみてください。

研究・開発職として技術分野のバックグラウンドを蓄えておく

知財業界にて活躍をするためには、技術的なバックグラウンドが必要不可欠となります。現在学生の方で、弁理士資格取得を検討している方は、是非とも企業の研究・開発職を目指しましょう!

技術的なバックグラウンドを身につけられるメーカーや、研究所への就職を目指してみるのも一つの手です!

実務経験を積んでおく

最初にお話した通り、知財業界は経験重視の採用形態を取っています。そのため、企業や事務所等で実務の経験を積んでおくことをオススメいたします。

知財業界の方と繋がりを作っておく

弁理士資格合格後、知財業界の方と繋がりを作っておくだけで、就職活動をとてもスムーズに進みます。

良くあるパターンとしては、受験勉強中に、講師としていらっしゃった特許事務所の所長と仲良くなり、合格後にそのままスカウトをされるケースが良く聞かれます。

もしくは同じ弁理士試験の受験生で、既に知財業界でお勤めされている方と仲良くなっておくと、リファラル採用で進めてもらえ、比較的内定を出してもらいやすくなります。

弁理士の資格勉強の効率的な進め方

弁理士の資格勉強の効率的な進め方

まずは、予備校を受講しましょう。

有名な予備校ですと、「資格の学校TAC」と「LEC(東京リーガルマインド)」です。

中には、お仕事の兼ね合いで通学が難しい方もいると思いますので、その方は「資格スクエア」、「スタンディング(通勤講座)」「アガルートアカデミー」などの通信講座を受講されることをオススメいたします。

また、「弁理士を目指したい!」または「弁理士資格を取得したけど、どのように就職活動をしていけばいいか分からない」という方は《LEGAL JOB BOARD》への登録がおすすめです。

《LEGAL JOB BOARD》は、日本最大級の法律系士業に特化した転職サイトです。知財業界に精通した転職エージェントから、求人の情報を仕入れておきましょう。求人動向は常に変わっていくため、最新の情報を把握し、余裕があれば面接も進めておきましょう。勉強が終わるまで入社日を待ってくれるケースもあるため、早めに動いておいて損はありません。

また登録しておくだけで、求人スカウトが届いたり、履歴書作成機能など転職に役立つ便利なツールが使えるようになったりします。《LEGAL JOB BOARD》で将来につながる転職先を探しましょう!

まとめ

  • ・20代~30代半ば、理系出身者、実務経験者は就職先が見つかりやすい
  • ・法学部出身者は就職先が見つかりにくいが、対策を取ると解決できるかも!?
  • ・資格勉強をしながら、実務経験や業界の繋がりを作ると就職がしやすい
  • ・知財専門の転職エージェントを使うのが有効!


弁理士はまだまだ需要があり、これからも求められる職種となっています!そのため弁理士の資格取得は前向きに検討してください。年収も他の職種と比べ比較的高く、独立も目指せる夢のある職種となっています。

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キャリアコンサルタント 三島

知財専門のエージェント。
自らの足で稼いだリアルな情報を、提供しています。
知財系セミナーにも積極的に参加し、日々勉強中です。

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