更新日:2019年 08月 20日

弁護士になるには?道のりややるべきことを徹底解説!
弁護士になるには?道のりややるべきことを徹底解説!

弁護士になるには?道のりややるべきことを徹底解説! - リーガルジョブボード

「弁護士になりたいけど、なにから始めたらいいんだろう?」

弁護士になろうと考えている方はぜひ読み進めてください。

本記事では

- 弁護士になるための条件
- 試験や研修の流れ
- 弁護士の主な業務内容
- どんな人が弁護士に向いているのか

以上をまとめています。

理解を深めてぜひ弁護士を目指しましょう。

エージェントより
Small

弁護士を目指している方や勉強しようかなと考えている方へ向けて本記事を執筆いたしました。
なり方などをまとめましたのでぜひ参考にしてください。

弁護士になるための必須条件

弁護士になるためには弁護士資格を取得しなければいけません。そして弁護士資格を取得するためには司法試験合格などの順序を踏んでいく必要があります。

では弁護士資格を取るためには何が必要なのでしょうか?弁護士になるための道のりを下記で説明していきます。

司法試験の合格

司法試験の合格

まず必要なのが司法試験の合格です。

司法試験は合格率が低く、法律のプロとして活躍する弁護士にとっては、必要になる膨大な知識を習得するための試験です。合格できなければ次のステップにはすすめません。

司法試験は毎年5月に実施され、試験スケジュールは論文試験3日間に短答式1日で、この難易度の高い試験を突破する必要があります。

司法修習(1年)の受講

司法試験に合格したら司法修習の受講をします。

1年かけて導入修習・分野別実務修習・集合修習・選択型実務修習を行い知識を習得するだけではなく実技を学び、弁護士としての職業意識と倫理規範なども学びます。

では各修習はどのようなことを行っているのでしょうか?下記で説明していきます。

導入修習

導入修習は第68期から実施されはじめました。

司法修習生に不足している基礎知識を補い、自身の現在のスキルを気づかせてくれる大事なものになります。

今後の修習過程をスムーズに行うための準備段階でもありますので連日の課題はきちんとこなしていきましょう。

分野別実務修習

導入修習が終わったらいよいよ分野別実務修習です。分野別の実務修習の期間は合計で8ヶ月あります。

各2ヶ月ずつ民事裁判・刑事裁判・検察・弁護の4科目を行います。全国各地の地方裁判所,地方検察庁,弁護士会の現場で実務的に学んでいきます。直接現場で勉強できるいい機会なのでしっかりと体験しておきましょう。

集合修習

集合修習とは司法研修所に集合して行われる修習です。

研修所は埼玉県の和光市にあり、多くの人が司法修習所内にある寮で修習期間を過ごします。各2回ずつ、民事裁判・刑事裁判・民事弁護・刑事弁護・検察の起案、解説が行われます。

また、民事裁判・刑事裁判の演習など実務的な修習も行われたり民事執行などの講義などもあり更に起案も続けてあるため、忙しいスケジュールになっています。

選択型実務修習

いろいろな場所での修習を選択できる選択型実務修習は修習後の進路を考え自身で選択ができます。

配属先が用意した修習プログラムを選択し受講します。就業したい土地を選択する人もいますが、就業予定がないけれど興味があったり行ってみたいという理由で修習場所を選択する人も多くいます。

司法修習考試(2回)の合格

司法修習が終わると最後は司法修習考試の合格を目指します。

合格率は90%を超えていますので、司法修習をしっかりと行い勉強していれば問題ないでしょう。

試験は1日1科目ずつ計5日間行われ、民事裁判、刑事裁判、検察、民事弁護、刑事弁護の5科目で1日7時間30分とかなりの長時間になり膨大な量の書面を作成します。合格率こそ高いですが、内容は心身ともにかなりハードなものとなっています。

司法試験を受けるための条件

司法試験はだれでも受けられるわけではありません。 司法試験は難関といわれていますが、受けるまでの手順も多いのです。

弁護士になるために司法試験を受けなければいけませんが、受けるためにはどうすればいいのでしょうか? それを下記で説明していきます。

法科大学院(ロースクール)の修了

法科大学院を修了することで司法試験を受けることができます。

一般的に弁護士になるために法科大学院(ロースクール)を修了後、司法試験に挑む方が多いです。

2年もしくは3年の大学院で単位を取り修了認定を受けることで受験資格が手に入ります。法科の大学院に受かること自体がかなり難しいので司法試験を受けるまでにもさまざまなハードルを超える必要があります。

司法試験の予備試験の合格

時間や経済的な問題で法科大学院に行くことのできなかった人は予備試験に合格し司法試験受験資格取得をすれば司法試験を受けることができます。

予備試験は合格率はかなり低く3%ほどになっていることから法科大学院の修了を選ぶ人が多いのが現状です。

最近では予備試験を合格した人のほうが、いざ司法試験を受けたときの合格率が高いことや就職に有利になるといわれていることからこちらの道を選択する人も増えてきました。

合格率や難易度

合格率や難易度

年によって前後しますが、全体の合格率はだいたい24%ほどです。

法科大学院生でもかなり低い合格率から司法試験難しさが伺えます。

また、いくら法科大学院生だといっても各法科大学院ごとに合格率は大幅に異なり、合格率10%以下の大学院も多く過去には0%のところもありました。志願者の減少、予備試験の導入などの関係から廃止・募集停止になった法科大学院が多くあります。

受験者の中で一番の合格率を誇っているのが東大・京大の学生ではなく、予備試験合格者です。

弁護士の業務内容やできること

ドラマなどで見る裁判などでの弁護人のイメージが強いですが、細かな業務内容は勤務している場所で異なります。すべてに共通していることは法的なトラブルを解決することです。

ではどのようなトラブルがあるのでしょうか。下記で説明していきます。

民事事件

民事事件とは、私たちの身近にあるトラブルです。

例えば相続争いや離婚などのトラブルなどがあります。依頼人の代理人として、問題を解決する手助けをします。

刑事事件

刑事事件は法に違反した、罪を犯した人物や疑いがある人物の捜査や裁判に関するものをいいます。 弁護人として、被疑者や被告人の弁護をおこなうなどをし事件解決に動きます。

弁護士に向いている人の性格

弁護士の仕事とは、依頼者のトラブルに関わるので結果によってはその依頼者の人生を大きく変えてしまうかもしれません。 それほどの大役を任される弁護士はどのような人が向いているのでしょうか。それを下記でお話します。

まじめで誠実さがある

とにかくまじめで誠実でなければ長い研修期間、司法試験勉強に向き合うことはできません。

裁判の弁護人など華やかに描かれることもある弁護士ですが、実際は地味な作業も多く全てをコツコツとこなしていけるまじめさがないと続けることは難しいでしょう。

困った人を助けるのが弁護士の仕事なので理想をしっかり持ちそれを崩さない意志も持ち続ける必要があります。

論理的思考力がある

理論的思考力がある人も弁護士に向いています。きちんと道筋をたてて問題解決をできる人物でなければ他人のトラブルを解決する事は困難でしょう。

論理的に考える事が出来ないと真実になかなかたどり着かず、依頼者はがっかりしてしまいます。

弁護士に向いていない人の性格

自分の意思をしっかり持てない人は、弁護士として仕事をすることが大変と感じるかもしれません。

人の話に耳を傾けなければいけませんが、人の意見に流されたり感情に左右される人と真実がぶれてきてしまいます。

『国民は法の下に平等』とのおもいを常に持ち真実からトラブルと解決していかなければならないため、真実を見極める必要があります。弁護士になろうと努力をして、長い試験、研修期間を自分の意志で乗り越えてきた人たちは、ほとんどの人が意志が強く弁護士に向いているのではないでしょうか。

弁護士の平均給料

弁護士の平均給料

弁護士の平均年収は約1100万ほどです。

数字だけ見ると流石難関を突破してきただけの事はあるなと感じます。もちろん億を稼ぐプレーヤーがいるのも事実ですが、平均額を稼げない弁護士の方も多くいます。

2極化が進んでいる原因は弁護士の数が増加したことが大きいです。長年勤めることも大事ですが、数をこなし多くの実績を作り上げることが収入アップには大切になってきます。

弁護士の休み

弁護士の休みは、働いている事務所や働き方のスタイルで大きく差があります。企業のカレンダー通りに休暇を取っている人も中にはいますが、やはり仕事を家に持ち帰り休日中も業務を行っている人も多くいます。

努力家の弁護士だからこその性格なのか、仕事をしていないと落ち着かないといった人も多いようです。しかし、弁護士として一人前になれば自分の仕事スタイルでしっかり休みもとることができます。

まとめ

  • ・ 司法試験を受けためには条件がある
  • ・ 合格後も、1年かけて様々な司法修習をおこなう
  • ・ まじめで論理的思考力がある人物が弁護士に向いている

弁護士は、弁護士しか出来ない仕事も多く専門性が高い士業です。

なるためには難関試験の合格だけではなく、司法修習など長期にわたって知識を身につけなければならないため、大変だと感じることもあります。 しかし高収入を目指せ、何より多くの人を救うことができるやりがいある仕事です。弁護士を目指そうかと少しでも考えているのであれば、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

Icon 1この記事を書いた人
Small

キャリアコンサルタント 榊原

弁護士(法務)・司法書士専門のエージェントです!
素晴らしい転職となるように、求人票だけではわからない部分(働きやすさや、社風、代表の人柄など)もしっかりと調査しているので、ひとりひとりに合った転職先をご紹介します。

Icon 4弁護士に人気の求人一覧