更新日:2019年 08月 09日

企業法務に必要とされている司法書士!仕事内容や求人まとめ!
企業法務に必要とされている司法書士!仕事内容や求人まとめ!

企業法務に必要とされている司法書士!仕事内容や求人まとめ! - リーガルジョブボード

「企業で働く司法書士って需要あるの?」
実は近年企業で働く司法書士資格者も多いです。

本記事では
・企業法務の仕事内容
・どのような司法書士が求められているのか
・企業法務求人はどのようなものがあるのか

をまとめています。
企業法務が気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

エージェントより
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近年、注目されている企業法務の仕事内容などをまとめた記事になります。企業法務の仕事に興味がある方はぜひお読みください!

企業法務とはなにか?仕事内容とは?

企業が経営していく上で、必要となる法律事務のことを指します。企業が直面するいろいろな法的問題を幅広くカバーするのが仕事です。

企業法務の仕事を大きく分けると3つにわけられます。

分類を下記で説明していきます。

対処法務 

何かトラブルが起こってしまったときの業務です。弁護士が対応するイメージがありますが、司法書士も簡易裁判所における訴額140万円以下の訴訟を行うことができます。

裁判だけではなく問題が起こった後の紛争を対処する法務のことをまとめて対処法務といいます。

予防法務

予防法務とは、企業で問題が起こる前に防止するための法務です。企業経営を安心して進めていくために必要な法務になります。

コンプライアンスの重要性が上がってきたことから、多くの企業が予防法務業務に力を入れています。

戦略法務

上場や買収など企業の方向性を導き、それに付随する業務を行います。例えば、事業承継に関する問題であれば成年後見や贈与、遺言などの問題が関わってくるため司法書士が活躍できます。

最近では戦略法務のニーズが高まり、司法書士事務所でも力を入れているところも多くあります。

企業法務で求められる司法書士とは?

最近では企業法務のニーズが高まっています。そんな中で求められ活躍できる司法書士とはどのような人なのでしょうか?

下記で説明していきます。

コーディネート、ビジネスを構築できる能力

業界に関する知識や特性などの理解があり、今後の動きを読みコーディネートできる能力も必要です。そのために、ほかの士業とも協力できる体制でいる必要もあります。

関係づくりにも手を抜かずパイプを構築しておきましょう。

コミュニケーション能力

企業法務の仕事をしていると、社内外で人と関わることが多くなります。

例えば何かトラブルがあった場合、トラブルになってしまった相手とも話をすることもあるでしょう。そんなとき、スムーズに対応できるよう高いコミュニケーション能力が必要となってきます。

リスクマネージメント

どんなに業績がよく評判のいい企業でも、トラブルのない企業はないでしょう。なるべくトラブルが起きないよう、予防をしていかなければいけません。

もし、何か問題が起きてしまったとしても迅速に対応でき解決できる能力も必要とされています。

英語スキル

企業にもよりますが、最近は国際取引を行う必要がある企業も多いです。

英文契約書を読み解くレベルの英語スキルを求めている企業もあるでしょう。対面で対応することもあるためネイティブレベルのスキルを持っていると重宝されるでしょう。

企業法務の求人はあるのか?

司法書士の仕事といえば登記業務がメインのイメージですが、企業法務の求人も増えつつあります。

特に、近年勢いのあるベンチャー企業やWeb業界を中心にIT、ゲームなどで多くなってきているように感じます。

また大手の企業などは、法務部を設ける企業も増えており需要が増えてきていると言えるでしょう。

実際の求人

実際の求人

需要は増えてきましたが、実際の求人にはどのようなものがあるのでしょうか?

今までに実際募集していた求人の概要を下記で紹介していきます。

例1

《家電メーカーでの法務》

【業務内容】契約書の作成・内部審査、保守契約書などの各種契約書作成,法律相談や社内の法的研修の講師 など

【応募資格】企業法務経験のある方、語学力(契約書を英文で作成する場合もあるため)

例2

《企業法務メインの司法書士事務所》

【業務内容】クライアント企業様の法務業務、事業承継・M&A、不動産登記業務も2割ほどあります。

【応募資格】司法書士有資格、未経験でも可能、今後企業法務でスキルを磨きたいやる気がある人

企業法務をメインに働くためには?

法務部などを設けている企業で働くか、企業法務を多く取り扱っている司法書士事務所で働くかの大きく分けて2つになります。

では、それぞれ働くためにはどのようなことが必要になってくるのでしょうか?

下記で説明していきます。

企業に入って働く

規模が大きく、法務部も充実している企業は経験者を求める傾向があります。

司法書士事務所で何年か企業法務経験を積んでいなければ応募できないところもあります。

また、司法書士だけではなく最近では弁護士や法科大学院修了生の採用も増えておりライバルは多そうです。

司法書士事務所に入って働く

未経験であれば司法書士事務所から経験することも手段の1つでしょう。

事務所によっては登記業務など企業法務以外の業務も発生することもありますが、司法書士としてスキルをつける為にはいろいろな業務経験がある方が有利でしょう。

ただ、企業法務経験を積める事務所は限られているのが現状です。将来的に企業法務でキャリア形成をしたいと考える場合は、経験を積む司法書士事務所を調べ企業法務業務を取り扱っている事務所を選択する必要があります。

まとめ

  • ・企業法務は企業の成長に必要な仕事
  • ・コンサル能力やコミュニケーション能力も企業法務で働くには必要
  • ・企業法務の求人は少しずつ増えてきている


企業法務のスキルは司法書士として生き残るために有効な能力となります。

司法書士としてのキャリアに企業で働く選択肢を増やしてもいいのではないでしょうか。

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キャリアコンサルタント 稲田

司法書士および税理士専門の転職エージェント。
電話やメールだけでなく、対面での個別相談会も実施しております。書面では分からない事務所の口コミや内部情報もお伝えします。

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